2015年10月2日金曜日

予備実験

サンちゃんは、ほぼ毎日餌をもらいに、玄関前の決まった場所に来ます。
9/28 ↓
 
 
そして、奥の方に置いてある虫の容器の側で待つようになりました。 ↓
容器は紙が貼ってあり、中は隙間からぼんやりしか見えません。虫もほとんど動きません。
中の虫が見えれば、狙う姿勢になると思いますが、お行儀良く待っています。
 容器を覚えているのでしょうか。それとも中に虫がいるのが分るのでしょうか。

それを知る実験ができるか、試す事にしました。予備実験です。

方法  今まで使用した容器は空としB、初めての容器に虫を入れてA
     どちらの側に来るか観察する。
 

A 今まで使用していないもので、
 四角い容器は蜘蛛を入れ、中は見えないように紙を巻いた。蜘蛛は少し動く。
 半透明のビニール袋は、1㎝以下のイモムシと葉、死んだシジミチョウが入っている。
人間は葉は見えるが虫は見えない。動かない。臭いはしないか、しても極わずかと思う。↓
 
 実験の時は、風と雨が強く、ビニール袋はかなり揺れていて、更に見え難かった。

B 今まで使用していた容器を、水に浸け洗い、臭いは消した。 中は空とした。

予測
     今まで使用の空の容器Bに行く。
     理由、カエルは視力は良くないので、動かなければ虫は気付かない。
     嗅覚もそんなには良くない。
     今まで8日間見たので、容器は覚えている。
結果
10月1 日 17:02 昨日食べなかったので、お腹が空いたらしく、まだ明るい17時に来ました。↓
私が近づくと、くるっと後を向きます。 この行動は最近続けて3回経験しました。↓
初めは見られなかったのに、馴れた頃に後を向くスネルような行動は、ライトも経験しました。
何かありそうです。
ですから、遠くで観察です。
サンちゃんは、迷う様子なく、ビニール袋に向かって進みました。↓
 カエルは途中止まりながら進むのですが、早いペースです。
今までの容器は、見る事なく、虫のいる初めての容器に近づきました。↓
 
全く迷う様子なく、ビニール袋の側で待ちました。↓

新しい容器で、虫がいる方で待った。
「今までの容器を覚えている 」だけではない事が解りました。

感想
予測と違い、迷わず直ぐに虫がいる方が分り、驚きました。
どうして虫がいる事が、しかも遠くから分ったのでしょうか。
見えたとも、臭いで分かったとも思えません。

この日はすごい暴風で、ここにも強い風と雨は吹き込み、分り難い状態でした。
「ビニール袋の中の葉が、風で動きそれに興味を持った。」
「近くを選んだ。」 しか考えられませんが、秘められた能力があるのかも知れません。

実験はサンちゃんの気分次第ですが、できそうです。

2 件のコメント:

  1. お転婆様

    以前、糞に噛みついた家のカエルや止まっている虫をしばらく考えて捕らえた事を書かせていただきましたが、もしかしたら虫らしきものを見つけたら疑って、動いたり形で確認したら食べるのかもしれません。
    もちろん虫の動きによって発見することがほとんどだとは思いますが。

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    1. スクワイヤー様

      >動いたり形で確認したら食べる
      と言う事は、餌の容器の前で待つのは、容器を覚えているのでなく、中の虫を見つけて、その前で待っている。
      つまり、動かない虫を見つけたと言う事は、かなり視力が良いと言う事になりますね。

      今夜サンちゃんは、丸まって全く動かないイモムシを目の前に置くと、暫らく見ていて食べました。他のカエルは動かないと食べません。自然の状態でもこのような事はないと思います。
      飼育しているスクワイヤーさんのカエルや、私からもらう事を学び、くれる物は食べられると認識したカエルだけかも知れません。

      実は、今日も実験しました。またブログに書きますが、全く動かないイモムシの容器の側に行きました。動かなくても虫がいると分ったのです。
      ただ、失敗したのは、虫の容器には葉を入れ、空の容器には、全くなにも入れなかった事です。もしかしたら、葉があった事で虫もいると判断したかも知れません。
      明日は、虫を入れない容器にも葉のみ入れて実験してみます。

      とても面白くなってきました。

      ご意見ありがとうございました。

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