2014年6月30日月曜日

恋は命がけ

昨日庭まで来てくれた子ガエルは、今日はいませんでした。 残念。
子ガエルはなかなか居場所を決めてくれません。

昨夜から、カエルの合唱が少し復活して、多くなりました。日により波があります。
廃校のプールも13匹の大人のカエルが鳴いていました。しかし、沈黙の時間が長く、最盛期の様に恋の歌は続きません。熱意も覚めたのでしょうか。 疲れたのでしょうか?

でも、繁殖期の雄ガエルは命知らずです。 カエルの体長測定のために、モノサシを横に置き、撮影しますが、平然と鳴き続けます。 繁殖期以外は、馴れないカエルは逃げると思います。↓
そして、カップルになると、どんな事があっても離れません。 ↓  このまま天国に逝くこともあるそうです。恋は命がけなのです。
 ごめんなさい。
抱きついたら危険でも離さない

2014年6月29日日曜日

到着 !

待ちに待ったアマガエルの子が、我が家に到着しました。
今朝、ドウダンツツジにいました。
今年は、昨年より一週間遅い到着です。↓

 しかし、まだ我が家にずーといてくれるか分りません。 分散して居場所を探している途中、立ち寄っただけかもしれません。 我が家に来てくれる子ガエルは、50~100匹はいると思いますが、居場所としてずーといてくれるカエルは十数匹で、冬眠まで確認できるのは、数匹になります。
今年は、大人のカエルは一匹も来てくれません。
子ガエルに居て欲しいです。子ガエルは警戒心が強く慣れていないので、撮影は控えます。

2014年6月28日土曜日

オタマジャクシの群れについて

以前のブログでアマガエルのオタマジャクシは群れない。ヤマアカガエルは群れる。(図鑑では群れないとある) と書きました。その後の観察の報告です。

アマガエルのオタマジャクシ
 観察では、群れる事はありませんでした。ただ、卵が孵化した所からはそんなに遠くには行かないので、田んぼでも、沢山いる場所といない場所がある。 ただし集まる事はない。↓

上陸する頃は、田んぼの畔に来るため、集まっているようにも見えるが、プールでは、全体に散らばっていた。 ↓ アマガエルは群れない。


ヤマアカガエルのオタマジャクシ
孵化してから、まとまり群れになっていた。↓
 
 一度かき回し、解散させても直ぐに集まった。 ↓

その後、田植え機が入り、散らばっていた。↓ 3日間は散らばっていた。

再び集まり始め、2週間もするとかなり集まり、変態して上陸する時はここに多くいた。↓
敏感なので、直ぐに逃げて写真は撮れない。

他の田んぼでも、数は少ないが、集まっていた。 ↓ (アマガエルのオタマではない)
色々な大きさのオタマが一緒になっていた。 

場所の条件が良いためや、餌があるから集まるのではない。集まる場所は日で換わっていた。
 一匹でいるヤマアカガエルのオタマジャクシもいるため、必ず群れるとは言えない。

私の今年の観察
ヤマアカガエルのオタマジャクシは、初め群れになる。 
一度散らばっても、集まる。 集まらないオタマジャクシもいる。

2014年6月22日日曜日

分散は道路を使うの ?

21時頃、家の横の道路で、一匹のアマガエルが、我が家の方に向かっています。
このアマガエルは、尾が完全に吸収され、少し大きいので変態して10日以上は経っていると思います。
我が家まで、あと少し。
「あそこの家よ。 待ってるからね。」 ↓

 先日も道路で分散途中とみられるアマガエルを見ました。分散には、道路も使うようです。
荒れた野原や、石垣などより簡単に遠くに行けると思います。本能で道路を選んでいるのでしょうか。調べたいですが、残念ながら無理です。

 廃校のプールには、20時、変態して間もないアマガエルが41匹いました。
これは、前足が出てから3~4日かな。 41匹は、ほとんどこの位の大きさで、プールの縁でじっとしていました。 30分してもほとんど動きません。 今夜分散に出発するのでしょうか。
出発した子ガエルが二匹いました。 プールの敷地から外に向かってます。
まだ尾があるこんな小さいうちに出発するカエルもいるようです。
尾が吸収されて、かなり大きな子ガエルもいますから、分散の時期は、いろいろなようです。
観察して行きたいと思います。

2014年6月21日土曜日

プール上れた

今日の昼間 廃校のプールに行くと、オタマジャクシからアマガエルになっていました。
オタマジャクシの飼い方では、「深いと上陸できずに、溺れてしまう。」と書いてあったので、プールから出られるか心配でした。 水面から20㎝ほどありますが、上がれるようです。10匹いました。
 
夜も行って見ると、8匹いました。まだ尾が長いのに、上まで上がっているのもいました。↓
ジッとしていて動きませんでした。 ↓

プールの敷地から出ようとしているカエルもいました。 ↓
↓ プールにいた親ガエルは11匹で、2組のカップルがいました。 

2014年6月19日木曜日

可愛い死んだふり

昨日の事、
アマガエルの写真を撮ろうとカメラを近づけると、こんな恰好になり動かなくなりました。↓ 10秒ほどしても動かないので、すぐ側で、手でバシャバシャと水をかき混ぜましたが、まだこのままです。 大胆な恰好ですね。 変態してまもないアマガエルです。

 今度は、触って見ました。↓

一度動きましたが、再び動きません。 その後暫らくして泳いで行きました。
死んだふりをしたと思うけど、精いっぱいの防御かな。?
以前も若いカエルで経験しましたが、無意識でなったのでしょうか? とっても可愛かったです。

2014年6月18日水曜日

分散始まる

昼間アマガエルがいた田に行くと、3匹しか見つかりませんでした。
 ヤマアカガエルがいた田んぼでも、尾が吸収されたカエルは、もういませんでした。

20:10頃 再び行って見ると、一匹も見つかりませんでした。親ガエルが、2~3匹鳴いているだけでした。↓
 
帰り、「分散し始めたのかもしれない。」と良く見ながら10mほど歩くと、一匹のアマガエルが、道路にいました。 ↓ 分散し始めたのです。↓
更に2m進むと、もう一匹いました。↓
道路の真ん中で、止まりながら、ゆっくり進んでいました。 ↓
今日はどこまで行けるでしょうか。
危険いっぱいの旅立ちです。 なんとか無事に !

分散始まる 夜に開始 
  (分散とは、カエルに変態すると、夏~秋を過ごす所を探して移動する事。)

2014年6月17日火曜日

少しつづ陸へ

昨日、アマガエルに変態したカエルのいた場所に行って見ました。
昨日は、田んぼの中に多くいましたが、少し減っていて、土手に数匹いました。


 そっと近づきましたが、直ぐに全部田んぼに向かって逃げます。水の中の方が、安全と思っているようです。 実際田の中に入られると、手が出ません。↓
だんだんと陸にいる時間が多くなり、餌も食べるようになり、分散して行きます。 
今カエルがいる場所です。(黄色の丸)  あそこからは我が家には来ないなぁ。 ↓

2014年6月16日月曜日

アマガエルになる

今日、家の近くの田んぼで、今年初めてアマガエルに変態したのを見ました。
 
尾は完全に吸収されていますから、5月の初旬に生まれたのでしょう。
確認したのは、10匹位で、陸に上がっているアマガエルもいました。

毎日見ていたのですが、この浮草のために、こんなに成長しているのが、分りませんでした。

昨年は、6月15日に初めて田んぼで見つけて、22日には我が家に来てくれました。
 (昨年とほぼ同じ頃です)
今年は、親のカエルは一匹も来てくれませんので、とっても楽しみです。

シュレーゲルアオガエルもいました。 こちらはまだ尾が長いです。

2014年6月15日日曜日

若いカエルも田んぼへ ?

アマガエルは、冬眠から覚めると、生まれた所に行き、繁殖行動をします。では、まだ若く繁殖能力のないいアマガエルたちも、生まれた所に行くのでしょうか。 ?

 アマガエル性成熟は、1~2年、との記事を読みました。 1年とは、変態してからと考えると、多くは6月の末ですから、昨年生まれたカエルは、成熟していない事になります。
アマガエルは、生存率がとても低いので2歳以上 のカエルは少ないと考えます。
  (生存率が低いのは、病気ではなく、捕食されてしまうため) 
神奈川県西湘 高校の「アマガエルの繁殖期は短かった」と言う論文によると、28mmから大人と判断した。とあります。 後日この論文を紹介します。 

若いカエルは、小さい、頭が大きい、童顔、綺麗な黄緑色などです。
                左大人のカエル    若いカエル ↓

 5月22日 繁殖前の最後のカエルを、畑で見ました。
まだ若く、昨年の夏以降に変態したアマガエルです。若いと田んぼに行くのが、遅れるのでしょうか。その後見ませんので、田んぼに行ったのだと思います。↓
 5月27日にプールで見たカエルは、大きな大人のカエルが多かったですが、6月からは半分以上小さな若いカエルでした。


私の観察では、
若いカエルも、田んぼなど繁殖場に行くが、遅れて行く事もある 。若いカエルも少し鳴く。
やや若いカエルが鳴いている。 ↓

2014年6月13日金曜日

田んぼの様子

田んぼの稲も緑が増して来ました。
オタマジャクシも大きいのから小さいのまで、仲良く気持良さそうに泳いでいます。
残念 アマガエルではありません。
 
もう変態しているカエルもいます。 ヤマアカガエルかな? ↓
尾もほとんどありません。

廃校のプールのオタマジャクシ プクプクに太ってます。アマガエルと思います。↓
でも、数が少なくなっています。
 
 アマガエルは、前足が出て暫らくは、水陸両方で生活するようです。プールで大丈夫なのでしょうか。心配でもあるし、楽しみです。

最近良く目に付きます。↓ ダメー 来ないで ! 

2014年6月12日木曜日

鳴かないと争わない

今年は、家にカエルが来てくれませんので、今まで観察した事を書きます。

昨日のブログで、アマガエルは、「隣のカエルとの距離は取るか」について書きました。
今までの観察では、他の場所が空いているのに、接近しているカエルを沢山見ました。
接近して両方が鳴く場合は、威嚇音を出して離れるか、威嚇せずに離れました。
20㎝位接近して両方が鳴いているのは、見ませんでした。 この後威嚇せず離れました。↓


接近 していても、鳴かないでいれば、鳴いているカエルは全く気にしませんでした。
   右のカエルが鳴き、左の二匹は鳴きませんのでトラブルにはなりません。↓

これも、真ん中のカエルだけが鳴き、両サイドは鳴かないので、このままでいました。
サテライト雄かはわかりません。 ↓
三匹とも鳴かず、問題なし。少し若い感じでした。↓
 こんなに接近していても、下のカエルは鳴かないので、背中を向ける事さえありません。
下のカエルは、 姿勢が低いのでサテライト雄かもしれません。↓
小さくて若いと思われるカエルは鳴いていない事が多かったです。仲良く恋のお勉強ですね。

接近しても片方が鳴かなければ争いにならない。

2014年6月11日水曜日

アマガエルの場所取り

アマガエルが繁殖期に鳴く時は、だいたい等間隔に陣取り鳴く、と言う記事を読みました。
トノサマガエルの場合は約1mは、他のカエルとの距離をとり、それ以内だと、縄張り争いになると
言う記事は読みました。

アマガエルの場合はどの位の距離をとるかは、文献が見つからず分りません。
田んぼの場合は調査しにくいし、地形の関係があるので、プールで調べてみました。
プールの場合は、どこも条件はほぼ同じで、カエルが好きな場所に移動可能だからです。
 調査したプール  水色の縁で、プールの中を見て鳴いています。 ↓


日時   6月4日   20時  全部で23匹 
やり方  ゆっくりそっと歩いて 歩数(一歩50㎝)で、いた場所を調べた。
      そっと歩くと、動くカエルは少なかったが、動いた場合は元の場所にした。
     (プールの大きさが誤ってました。約13×8mでした。)     
結果  等間隔に距離は取っていませんでしたが、西側は、だいたい距離は取っていた。
      隅や物(空き箱)がある所にやや集まる傾向はあった。
   
      一日しか調査できなかったので、来年も調べます。結果は来年に持ち越しです。

2014年6月10日火曜日

アマガエルが少ない

一番早く水が入った田んぼで、5月6日に産卵されたヤマアカガエルのオタマジャクシに手が生えました。 でも尾がまだ長いので、生えたばかりと思います。ほとんど水の中にいて、時々水面でプクーと息をしていました。↓もうすぐ上陸です。↓
 
今日は、田んぼのオタマジャクシを見に行きましたが、大きなのは、アマガエルではありません。
アマガエルのオタマジャクシが少ないです。鳴き声はアマガエルが一番しているのに、なぜかな。
田んぼもどんどん減ってます。↓ アマガエルが減って行くかもと、心配です。