2015年4月27日月曜日

ブログお休みします。

 明日(28日朝) より、約3~4週間留守をします。
パソコンが使えませんので、ブログはお休みし、コメントも公開できません。
帰宅次第、再開しますので、よろしくお願いします。

昨年、オタマジャクシを飼育しました。
カエルは、生まれた所に戻り、繁殖行動をします。
畑で、発泡スチロールの箱で、飼育しましたので、その場所に戻って来るかも知れないと、
同じ箱に水を入れて置きました。

今朝、その箱の側に、一匹のやや小さなカエルがいました。
ここで、育ったカエルかも知れません。 
「お帰りなさい。」とても嬉しいです。 「仲間、も来ると良いね。」
 もう一か所 サツマイモ畑に、小さな虫が沢山いたので、ここで変態させました。↓
ここにも、水を入れて置きます。
我が家のデッキで過ごしたカエルたちは、姿を見せてくれません。
多分、生まれた田んぼに行ったのでしょう。
デッキには、カエルハウスを、置いて行きます。


20時プールに行きました。
悩みの種の、発泡スチロールの卵は、孵化はまだのようですが、昨日より進んでいます。
さて、どうするか考えましたが、水はかなり蒸発して減り、数㎝しかありません。↓
今夜水を足しても、晴天が続けば、厳しい状況です。
その上、たくさんの水生昆虫もいます。↓
プールに放しました。

昨日話題の「りとエル」の事です。(25.26日のブログ参照)
「りとエル」は、右手の指はないけれど、元気なオスで、ほぼ毎日通って来て、良く鳴き、リーダー的存在でした。ところが昨夜、他のオスに、メスと間違えられたのか、抱きつかれ困っていました。
私が気がついたので、そのオスを放してあげました。
その後は、居場所は取られたので、違う場所ですが、元気に鳴いていたので、安心しました。

今夜、驚きました。目を疑いました。
あの元気なりとエルが、 まるで病人(カエル)のように、鳴くこともできず、うづくまっています。
今までは、勝っていたピッケルに、まさに尻に敷かれています。↓

↓ 昨夜の画像です。りとエルが大座に居座り、左後にいるのが、ピッケルです。
順位が、一転してしまいました。

りとエルは、自信を失ってしまったのでしょうか。
「頑張れ !  」

解除音 ?

 昨日のブログの続きです。
プールに通っているアマガエルの中に、「りとエル」と名前を付けたオスがいます。
特別大きくはありませんが、4月12日からほとんど毎日、早い時間から来ます。
 
 そして、陣取る場所は、プールの東北の隅で、アマガエルたちの人気の憧れの場所です。
此処はいつも、3~5匹が狙いますが、ほとんどりとエル が占領していました。
比較的穏やかな性格で、側にオスがきても、あまり喧嘩はしません。↓

声も大きく目立ち、鳴き始めの音頭を取ります。リーダー格のオスだと推測しています。

 このりとエルは右手の指がありません。↓
 
壁は、何とか上がれますが、何回も失敗しているのを見ました。
でも負けません。感心です。

昨日26日も合唱していましたが、21時オスに抱きつかれています。↓
しかも、お腹側からしっかりと抱きつかれ、もがいても放してくれないようです。↓
普通は背中に乗り、抱きつきます。

オスガエルは、間違ってオスに抱きつかれると、解除音(リリースコール)を出します。
普通は、これで気がつき離れるのですが、このオスは解っていないようです。

このままでは、りとエルが可哀そうです。 放れるように促してあげました。↓
初めは、他のカエルの合唱が聞こえます。そのあと高い声で「アッアッアッ」と鳴いています。これは、ラブコールではないと思います。
追記(4/28)
いろいろな鳴き方、解除音・危険音・警戒音もあるらしいですが、調べると、全部違うようにも思えます。はっきりとは分りません。


 この後、やっと離れました。
間違っていたオスは、比較的小さく 、緑でいままで見た事ないカエルでした。

りとエルは、再び元気に鳴いていました。

2015年4月26日日曜日

疲れてきたかな?

 今日は日中22.6℃、今夜も15.8℃と暖かいので、20時に期待してプールに行きましたが、合唱は元気がありません。
不思議に思いながら、メンバーを見ると、いつものリーダー格のオスが、少ないのです。


私は、大きくて鳴き声も低く、四隅を占領して、早くから通っているオスを、リーダー格として観察しています。

21時再び行って見ると、リーダー格のオスが2匹加わっていましたが、いつもの主力メンバーはいませんでした。
いつもより遅い出動です。そして全体の数も少なく元気はありませんでした。


昨夜も今までより少なく、「少し疲れて来たのかな。?」と言う感じはありました。

↓ 左は鳴いていない時、右は鳴いている時です。
鳴いている時は太っている様に見えますが、鳴いていない時は、痩せています。
疲れて来たのではないかと心配です。

 おやおや ? これは ?   下のカエルが抱きつき、上のカエルが、解除音を出しているようです。
カップルなら、絶対に離れません。それで、触わると、離れて行きました。
疲れて、焦りも出て来ているのでしょうか。
背が見えているのは、リーダー格の「りと、エル」と言うオスです。
右手の指がないのに、頑張ってます。(そのことは後日書きます。)↓

 先日発泡スチロールの箱に産卵された卵は、まだ孵化していません。
明日、孵化でしょうか。?

2015年4月24日金曜日

卵確認

夜、観察しているプールです。素晴らしい景色です。↓


プールで合唱するアマガエルは、どのような場所を好むのか、調べています。

昨年6,7月は、プールの縁(水色の部分)の上で鳴いていました。
今年は、水の中に入って壁につかまって、鳴いています。(昨日のブログ参照)
気温より、水温が高いためかもしれない、と考えていますが、まだ解りません。

21~23日は、桜の花びらや小枝、ハッポースチロールの箱がある所に多くいました。


ハッポースチロールの箱は、雨水が溜まっています。昨夜はこの箱にカップルがいました。↓
その箱には、卵が確認できました。↓
 
アマガエルの卵は、このようにバラバラに生まれます。一匹の親から生まれる卵の数は、他のカエルに比べると、少ないです。↓
アマガエル 250~800ヶ ニホンヒキガエル 6000~14000 ヶ ヤマアカガエル 1000~1900ヶ
(オタマジャクシハンドブックより)

昨年も何回も箱に産卵されましたが、放置されているので、孵化はしても変態までは無理でした。
私は、4月末から家にいないため、このオタマジャクシを見守る事ができません。
プールに放すべきか、悩みます。

2015年4月23日木曜日

鳴く場所

今夜20時、気温15.8℃ 水温17.1 ℃ 
田んぼからも、プールからも大合唱が聞こえました。
今夜は、近づくと水の中に跳びこんだり、中の枝に乗って鳴くカエルもいて、正確に数えられません。

写真判定で、38匹確認できましたので、38+数匹 43~45匹はいたと思います。

今夜も、プールの縁の壁につかまって、鳴いているカエルがほとんどでした。

ネットの情報では、「等間隔に広がって鳴く 」とあります。
昨年調べたところ (昨年のブログ 2014年6月11日の「アマガエルの場所取り」)
「等間隔でないが、だいたい距離はとっている。隅や物がある所に集まる傾向がある。」
と書きました。

今夜は、東と北側の壁、西南の隅に多く集まり、西の壁にはいませんでした。
 東の壁に多くいる ↓
 
それは、風で水の中の花びらや、枝、ゴミ、ハッポースチロールが、北東方向に集まっていたからです。
プールは、植物がなく、隠れたり、つかまる所がないので、ゴミなどあるところを、選ぶようです。 

21日も、南西の隅に、花びらやゴミが集まっていて、カエルたちもそこに集中していました。
この日、メスを射止めたワラビーも、その集団の花びら南西にいました。
そのワラビーは、今夜は東の壁にいました。

オスが多くいる所に、メスも行くのではないでしょうか。
等間隔に散らばるより、メスを呼ぶために協力する戦略もありそうです。

今夜の幸運なオスも、北西のハッポースチロールにいました。↓
メスは、白いです。 少しストレスを感じているのでしょうか。
昨日の、幸運なオスのヘリコプターは、今夜は、北の縁で高い所から、中の様子を伺っています。
ほとんど鳴嚢が膨らんでいません。  策略家です。 ↓

2015年4月22日水曜日

縁で鳴いて 成功

 今夜は、18:30にプールに行くと、プールのフェンスの外の草むらから、ラブコールが聞こえていました。早くに来て、待っていたのかも知れません。
そして、続々と集まって来ました。
アマガエルは、普通はのんびりと休み休み進むのですが、皆焦っているかのように、プールの縁に進んでいました。

20時 温度約14℃ 水温約15℃
ほとんどのアマガエルは、プールの水の中に入って、縁につかまって鳴いていましたが、
ヘリコプターは、プールの縁で鳴いていました。 ↓

その17分後 プールの縁の外側に下りて、お嫁さんを見つけていました。
外にいたと言う事は、メスが縁に上がらないうちに、プロポーズしたようです。
プールの縁で鳴いていたので、皆よりいち早く、メスを見つけられたと思います。
ヘリコプターは、まだ寒い6日から来ていて、暴風雨の時も来ていました。
努力と、縁で鳴く、戦略が成功したようです。

22時頃 プールの真ん中を気持ち良さそうに、泳いでいました。↓
かなり速い速度で、プールの端から端まで泳いでいました。↓
昨夜、結婚したと思われるワラビーが今夜もいました。↓
低い声で目立ちました。 
 アマガエルのオスの潜在的繁殖速度は、4日と言われています。
なぜ、今夜もいたのでしようか。?
 

2015年4月21日火曜日

早くも、カップル

 今日は、15時16℃ 20時12.4℃ これでは期待できないと思いながら庭から道路に出ると、プールから合唱が聞こえます。
そして、プール1mに近づいても、合唱は鳴き止みません。今夜は、私など関心ないのです。
プールの縁に立ち、カメラを出すと、やっと鳴き止みました。

しかし直ぐ、あちこちで、威嚇音が聞かれました。 合唱もまだバラバラです。
みんな、興奮していて、ラブコールを合わせる余裕がないようでした。
私は、その雰囲気に圧倒されました。

私は戸惑う事ばかりです。
「気温も低いのになぜ元気 なの? 近づいても、なぜ合唱止めないの ?」
私の、温度と合唱の仮説も、研究テーマも、消えていきます。

確認できたアマガエルだけで、25匹いました。
桜の花びらの上で鳴くワラビーが印象的でした。↓
 
まだ25匹なら、そんなに密度は高くないのに、可愛い喧嘩が見られました。
「グーグー」と言う鳴き声は、威嚇音です。

 観察を終えて、家に帰りましたが、
22時気温はぐんぐん下がり、10℃代になりました。
カエルたちは、解散したのか、気になり再び行って見ると、

ワラビーが、お嫁さんを見つけていました。↓

 ワラビーは、そんなに大きくありません。「やったね。! おめでとう。」
 
やっと、みんなが興奮していた訳が解りました。
オスたちは、これから気温も上がり、メスが来る頃だと、解っていたのだと思います。
昨夜は、17℃もあったのに、気温だけではないようです。

今夜は、25匹中 22匹は水の中にいました。
今までこのように、ほとんど水の中にいる事はありませんでした。

 外気温と水温を測りました。↓
納得です。水の中の方が暖かでした。だから外は10℃でも鳴いていられたのです。

(この↑温度計は、夫からのプレゼントです。)
  
 20時喧嘩していた二匹、22時はすっかり仲良くしていました。


見習いたいものです。 ↓

2015年4月20日月曜日

滑って上がれない

今夜は、暴風雨ですが、気温は高く17℃あります。
田んぼからは、アマガエル以外の(ヤマアカガエルかな)の声が少し聞こえました。

19:30 ブールに行くと、40m手前から合唱が聞こえ始めました。
 天気の良い日は、合唱は、私が近づくと一斉に鳴き止むのですが、今夜は暴風雨の音がすごく、10m手前でやっと気がついたカエルがいて、鳴き声は減りました。 でもまだ気が付かず鳴いているカエルがいて徐々に減り、最後は5mまで近づき、やっと全匹鳴き止みました。
天気の良い日と、違うかも知れないと思いました。

全部で7匹いましたが、1匹だけプールの縁にいて、他の6匹は、縁の下の所にいました。
 プールの縁の下とは、黄色い⇒の所です。↓
今夜は、暴風雨なので下にいて風を避けていると思っていると、
ボタン(↓のカエル)は、上に上がろうとしているのに、滑って上がれないのです。
何回も挑戦するのですが、ツルリと滑って 落ちてしまいます。
この素材で、濡れていると、吸盤の効果が薄いようです。

他のカエルも、縁の下で、上を眺めています。↓ 上がれないのかも知れません。
今まで雨の強い日は、サボって観察に来なかったので、解りませんでした。
 カモメは横を向いているので、解りません。
下でメスを待つ戦略かも知れません。 ↓ 

この下にいたので、私が近づいた事や、仲間との音声によるコミュニケーションが取り難く
一斉に鳴き止む事ができなかったのかも知れないと考えました。
今日の7匹は、5匹は以前見て名前を付けたカエル、2匹は初めてのカエルでした。
まだ、昨年見たカエルには、合えていません。

2015年4月19日日曜日

頑張る チビガエル

今日も寒くストーブを焚きました。
今夜のプールは、  19:50  10.5℃  初めてのアマガエルが一匹いました。
小さくて、見落とすところでした。 

今夜はいないと思いメジャーを持って行かず、落ちていた棒で測り、帰ってその棒を測りました。
1.5×2.8㎝でした。 プールに集まるカエルにしては、小さいです。
名前は、「オノ」 見た瞬間、薪割の斧が、頭に浮かんだので。
良い名前ではないけど、「強くなってね。」と言う意味で、許してもらいます。


2015年4月18日土曜日

花びらの舟

桜の花びらに乗って、待つ コモン (このカエルの名前)
 
プールは、20時 12.9℃ 今夜もコモン一匹だけでした。
私がいる間は、全く鳴きませんでしたが、写真を見ると鳴嚢とお腹が膨らんでいます。
鳴いていたかも知れません。

写真を撮ると驚いて、動きましたので、そっと帰って来ました。

2015年4月17日金曜日

チビは冬眠中も緑

今日14時 約17℃ 夫が機械で耕していると、近くにいたと、教えてくれました。↓
3号です。 ↓
 
 機械で掘り起こしたのではなく、機械の振動で出てきたらしいです。
3号です。 とても怯えていて、近づくと必死で逃げるので、 追うのは止めました。

私は、家の石垣前の草取りをしていました。↓

草を抜いていると、出てきました。 1号と同じように、石の直ぐ横です。
深さ3㎝の所に、眠っていたようです。 土は、結構堅くしまっていました。

4号です。
起こされたので、暫らく 「なになに? 私どうしたの ?」と言う感じで、5分ほど、ボーとしていました。

冬眠明けにしては、25mmは小さいカエルです。
我が家で遅くに生まれた子かも知れません。そう思うと、無事で良かったと、嬉しくなりました。 

また、水の中に入れてあげましたが、直後出て来てしまいました。 ↓
そして、草の中に入って行きました。
 私は、冬眠明けの大人のカエルは、茶色ばかり見ていますが、小さいカエルは、冬眠しても緑のままのようです。

今夜は、20時 9.2℃ プールには一匹もいませんでした。

ゲンゴロウの仲間

昨夜プールにいて、名前が分らなかった水生昆虫です。
コメントでSさんが、ヒメゲンゴロウではないか。と教えて下さいました。
 (クリックで画像は大きく出来ます) ↓


撮影のため水から出すと、飛行して驚きました。


Sさんに画像を確認していただきました。
ヒメゲンゴロウではないか、との事です。
 コメントより
検索してみると『わりとどこにでもいるゲンゴロウで、活動時期も他のゲンゴロウよりも早く、春先に水の引かれ始めた水田では高い確率で見ることが出来ま す。水田を土用干しているときなどは周辺の水たまりでも見ることが出来ます。』という記述があり、また大きさも10~12mmとあるので画像を見た限りで はヒメゲンゴロウではないかと思うのですが・・・

ちなみにゲンゴロウの幼虫は大あごを獲物に突き刺し毒液と消化液を送り込むそうです。
大型のゲンゴロウの幼虫はオタマジャクシを積極的に狙うそうですが、小型のものは不明です。
成虫より、幼虫がオタマジャクシには脅威になるそうです。 

以上コメントより
Sさん ありがとうございました。

2015年4月16日木曜日

水生昆虫 

 日中18℃、 20時14℃あり、期待して外に出ましたが、田んぼから合唱は聞こえません。
プールに行くと、一匹しかいませんでした。もちろん鳴いていません。
12日は、13.4℃で、8匹で合唱していたのに、なぜ?

一匹は、プールに浮かんだ箱の中にいました。
4月5. 6. 12. 16日と一番通っているコモン(小紋)    感心です。 ↓
 

プールは、桜の花びらで覆われていましたが、花びらを避けると、いました ! ↓
 
 ひっくり返っていますから、マツモムシだと思います。

もう一種類 ↓  1㎝位です。 ゲンゴロウの仲間か ?   明日調べて報告します。