2019年7月30日火曜日

デッキのチビケロたち

6月末からチビケロがデッキに来るようになり、7月4日には庭に30匹以上のチビケロで賑わいました。その状態がしばらく続き、7月中頃より少しづつ減りましたが毎日15匹位はいました。それがここ2~3日で急に減って今朝は数匹見ただけでした。

それに、庭に到着してから約1ヶ月経つのに大きくなっていません。

ただ一匹、カエルハウスに良くいるこの仔だけは大きくなっています。

1ヶ月も経てばこの位の大きさになるはずです。

他の仔たちが小さいと言う事は、7月中頃までに来ていた仔たちは、ほとんど何処かに行ってしまい、新たに来た仔の様です。痩せています。↓

今年はアマガエルが多く、ミニ田んぼでも沢山の健康的なアマガエルが育ったのに、
我が家の庭は立ち寄りのみで、更に分散してしまったようです。
仲間の数が多いと、餌の縄張りのような事があり違う場所に行ってしまうのでしょうか。
少し不安になりました。

2019年7月28日日曜日

オタマは深い所も長くいた

図鑑などでは、「オタマジャクシは浅瀬にいる。飼育する場合も水は浅くて良い。」とあります。確かに田んぼは浅いです。
プールのオタマジャクシはプールの壁に多くいました。↓

私が近づくと底に逃げますが直ぐに壁に戻って来ました。プールの底は水深1m以上ありますので、先入観から底にはあまりいないと思っていました。

プールに天敵が多くいる事と27日プールの清掃があるため、23日からオタマを救出していました。プールの壁にそっと近づき壁際にいるオタマを網ですくい、残っているオタマはいないかと、時間を空けて何回も見て回り全て助けたと思っていました。

昨日プールの清掃30分前に行くと、水はまだ3~数㎝あり沢山のオタマが泳いでいました。プールの壁にはいなかったのに残っていたと言う事は、底の方に長い時間いたのではないかと推測します。
 例年は掃除までに完全に水を抜くのですが、夜の雨で水が残り、オタマは命拾いしました。
 正確には数えていませんでしたが、30~40匹は助けたと思います。

もうすぐ上陸しそうな仔もかなりいます。27日 ↓

今朝28日、上陸している仔が6匹いました。↓

これから、ゴミムシを避けてどのように安全に育てるか、悩みます。

2019年7月26日金曜日

写真でゴミムシ、チェック

昨日一匹の亜成体ガエルが、オオキベリアオゴミムシに噛まれて助けました。
今朝、飼育箱にとても痩せた小さなアマガエルがいましたが、助けた仔かは分りません。
昼に見に行くといませんでした。

 今までもアマガエルを見ると、喉にゴミムシが噛み付いていないか見ていましたが、
今日からは、写真を撮りその場で画像チェックする事にしました。
チビアマたちは5:00~6:30頃に昼間の居場所に向かって移動しています。 

その時が一番見つけ易いです。7時頃になるとほとんどが居場所に到着して動かなくなるので見つけ難くなります。それにゴミムシは夜行性なので朝のチェックが早期発見になります。今朝は10匹ほどのチビアマの写真を撮り無事を確認しました。

アマガエルは虫に噛まれていると、首を伸ばしたり動きが鈍くなるのでそれも参考になります。

2019年7月25日木曜日

救出した亜成体

7/23 日 プールの天敵から守るために亜成体とオタマを保護しました。
救出した亜成体は、落ち着いていました。
 24日保護した亜成体 ↓

 亜成体の2匹は普通サイズで1匹はやや小さいですが、生きられそうです。
  ↓普通サイズ      やや小さい ↓
 
 ↓ 一匹は茶色で大きく堂々としていて近づいても逃げません。こんな仔は飼育できたら馴れそうです。

25日になると 亜成体は飼育箱から隣の枝豆の中にいました。黒い尾が少しあるのでプールから来た仔です。 ここまで書いてこの画像↓を貼り付けた瞬間、私は枝豆の所に走りました。   何故か分りますか。?

オオキベリアオゴミムシの幼虫が噛み付いている事が分ったからです。
気付いたのが早かったので軽傷で済みました。元気になれるでしょう。

今日26日、プールにはまだ残っているオタマがいるかも知れませんので、午前に2回救出に行き合計14匹連れて来ました。↓この仔たちは残り組で成長が遅れているのでカエルに変態できるか分りませんが飼育します。

前回も書きましたが、プールのオタマの尾は赤味がかり周りが黒く大きいです。
例年そうですから、病気ではありません。餌の影響でしょうか 

プールは27日に掃除をします。もう水を抜き始めていました。

2019年7月24日水曜日

プールのオタマは天敵に

7/15 のブログで「プールのオタマが100匹以下となり、上陸している亜成体も2匹しかいなかった。」事を書きました。
6月はオタマは例年より少ないものの沢山いたのに、何故 ?
その後、夜2回見に行きましたが、亜成体はいなくてオタマも減っていて、不思議でした。

今日は、昼間に見に行くと、オタマも亜成体も僅かしかいません。
そして、オタマの天敵の大きなミズカマキリとヤゴが沢山いました。
  ↓ 大きなヤゴ(ギンヤンマのヤゴと思われます。)

ミズカマキリに襲われ命を落としたオタマの死骸もありました。

この状態では、残ったオタマも確実に襲われますので、亜成体とオタマを救出しました。
すでに遅し、全部でオタマ7匹と亜成体3匹しかいませんでした。
現在もオタマを発泡スチロールで飼育していますので、その中に放しました。
 
 プールのオタマの尾は黒くて幅も広く大きいです。↓「鮒を飼育した水で、オタマを飼育すると尾か大きくなる」との論文を読んだ事があります。
プールも天敵が多いので尾が大きくなるのでしょうか。

2019年7月23日火曜日

オタマの餌と好みの変化

コメントでTさんが、
 「オタマジャクシは前期は植物性の餌、後期は動物性の餌と、食性が変化する。」との情  報があると教えて下さいました。

それで、私も観察をしましたが、水槽での観察と違い、
 ① ミニ田んぼは広く650匹以上のオタマがいて、成長にかなりの差があり様々で     観察が絞れない
 ② 主に 自然の餌を食べているので植物性か動物性を食べているのか分らない
 ③ 人工の餌は植物性と動物性の混合なので食性を分けられない
 ④ 夜の観察が十分できない
などから仔細な事は分りませんでしたが、
成長後半は植物性より動物性の餌を好む傾向がありました。

私が用いた餌
 自然の物 藻や微生物 (土の中・植物・石・藁・イモの茎・枯葉に付いている)
 金魚や鯉の人工餌 (成分はフィッシュミール・小麦・海藻・酵母・ビタミンなど) 
 植物性の餌    (オカノリの葉の茹でた物 いちご)
 生魚の切り身   (アジ サンマ サケ カレイ 塩抜き丸干イワシ)
             オタマに肉は禁だそうです。
   その他、うで卵やキャベツの葉を茹でたものは少ししか食べなかった。

成長過程による餌 (主は自然の餌とし、次は鯉の餌 他はおやつ程度)
孵化後 1週間位 自然の餌 (泥 枯葉や藁・イモの茎 石などに付いて入る藻や微生物)
         人工餌は与えず
 孵化後 13日 自然の餌+少量の金魚の餌テトラフィン(動稙混合)+いちご
 
 孵化後 15日日  初め丸干しイワシに集まるが暫らく食べると、食べなくなる。
    ↓画像右 イワシを食べているオタマより自然の餌を食べている方が多い

 孵化後 17日 自然の餌+丸干しイワシ+茹でた葉物野菜
 (隣にある金魚の餌テトラフィンよりイワシを食べている 野菜も良く食べる) 

  孵化後 20日  自然の餌 + 鯉の餌(動稙混合) 植物・動物性両方食べる
   (この頃になると金魚の餌より鯉の餌の方が食べ易い)
 
孵化後25日 自然の餌+生の魚の切り身
  ↓ 生の魚の切り身を与えると物凄い勢いで奪い合い食べる 野菜はあまり食べず  
     動物性を好むようになる

孵化後29日  
↓芋蔓を食べている所に、生の魚を入れると、直ぐに芋蔓から離れ魚に集まる。
  完全に動物性を好むが与える量は少ないので、自然の餌も食べている。

孵化後 32日よりオタマが太り始めた事と水温が上がり、水質が悪化したので生魚は中止    し、自然の餌と鯉の餌のみとする。
 孵化後40日   前足が出始める2~7日前 ( 成長は個体差がある)
 ↓鯉の餌もあまり食べなくなり、芋蔓につかまってジッとしている個体が多くなった。  
※注 
25日頃から魚を好みましたが与えた量は少なくおやつ程度で、食べた餌全体の割合は植物性が多いのか、動物性が多いのかは分りません。
餌やりで注意した事は、一回に2時間程度で食べ切れる量とし、一日数回(夜間も)与えた。
 餌が残ると水質が悪化します。
オタマの餌は偏らずにいろいろな物を与えるのが良いと思います。
今回は、ほとんどのオタマは健康的に太り良かったと思います。

2019年7月21日日曜日

チビアマの模様

2019.6.29のブログ 「上陸間近な特徴」でオタマは前足が出る少し前から、背中が少し緑がかり頭に黒い八の字の模様が出るようになると書きました。
その後、前足が出て上陸までの亜成体(変態中)は背中に模様が表れる個体が多くいます。
全体が黒茶色のオタマ色や、緑で模様が分らない個体と様々です。
 茶色に黒模様 ↓

緑と茶色に模様は黒の個体 ↓

多くは、緑色ですがいろいろです。
そして、変態が完了するとほとんどはアマガエル色の真緑になります。

少ないですが、早くから模様が表れる個体がいます。↓この個体の変態完了からの日数は、大きさと他の仔たちと同じ到着なので、変態完了から2~3週間です。

朝は模様がはっきりしていて、だんだん薄くなり昼間は消えます。
オタマの時は頭の逆さ八の字から表れますが、この仔は頭の八の字模様は出ていません。
アマガエルの模様は不思議がいっぱいです。


何となく感じた事ですが、模様のある個体の方が太っていて、痩せている個体は緑が多い気がします。偶然かも知れませんが。

↓このような少し窪んだはっきりとした黒い模様のある仔がいますが、これは普通のアマガエルにみられる雲形模様と違う気がします。

2019年7月18日木曜日

アマガエルの脱皮

アマガエルは脱皮をします。脱皮と言っても上皮の薄い膜を脱ぐだけなので、ヘビや昆虫より簡単です、回数は情報が少なくはっきり分りませんが、暑い時期には頻回に寒くなると少なくなるそうです。
私が部屋で飼育していたカエルたちは、脱皮をしている所はあまり見ませんでした。
夜間にしていたのかも知れません。脱皮の後はお風呂に入っているのを見ました。

今回多くのチビケロがデッキに来ます。デッキで昼間に脱皮をしているのを2回見ました。
変態後2週間以内と思うのですが、もう脱皮をするようです。

まず、体をねじりお腹を膨らませたり縮めたりしながら、頭も上下し口も大きく開けたり閉じたりします。
上皮と言うのでしょうか、薄く透明な膜が剥がれ始めます。

前足(手)を頭の上に持って行き、膜を引っ張っています。

膜を引っ張り寄せて、口に入れ食べています。

小さいカエルでしたので2~3分で完了でした。時間は12時
 追記 
アマガエルの脱皮に付いて詳しい情報をAさんよりコメントで頂きました。
アマガエルは夏は毎日、冬も(室内で飼育の場合)3~4日に1回位脱皮する。
幼いカエルほど頻回で不定期。
時間は夜の目覚めの頃、脱皮した皮は食べない事もある。
 詳しくはコメント欄をご覧ください。

2019年7月17日水曜日

ミニ田んぼ終了

ミニ田んぼで飼育していたオタマジャクシは、ほとんどアマガエルとなりましたので、ミニ田んぼは壊して、残っているオタマは発泡スチロールで飼育する事にしました。
 飼育箱は、変態中の仔が枝豆に行けるように近くに置きました。
 出て行った仔たちも戻って水に入れるように、水場を用意しました。

現在まだ十数匹がカエルに変態できずにいます。半分は小さいながら変態できるかも知れませんが、半数位はカエルにはなれないでしょう。

 7月2~3日頃から上陸を始めました。初めの仔たちは太っていましたが
7月12日位になると、痩せた仔が多くなりました。 ↓

 そして、今日上陸した仔はとても痩せています。頭の大きさと胴体の大きさを比較すると、いかに痩せて小さいか分ります。↓
頑張って生きて欲しいです。

2019年7月16日火曜日

四匹会談

私の庭は毎日チビアマで賑わっています。目に付くのは20匹位ですが、歩いたり草取りをすると、花壇から跳び出して来ますので、実際には30匹位はいるのだと思います。

 今年は庭と畑だけでなく、散歩していても道路脇の草にいたり良く見ますので、多いようです。しかし、大人のアマガエルは1匹しか見ていません。

カエルハウスも毎日来るようになりました。


やはりお風呂が魅力でしょうか。

この日は四匹会談が行われました。1匹は意見が合わないようですがこのまま夕方までいました。

2019年7月15日月曜日

プールに亜成体ガエルいない

廃校のプールでアマガエルが繁殖しています。今年は合唱は出遅れましたが、6月の中頃より20匹位で盛んに合唱し、多くのカップルを見ました。そして大小様々なオタマジャクシが育っていました。
 
田んぼのオタマが上陸した頃からプールに見に行っていますが、上陸した亜成体がいません。プールの縁は植物や隠れる所がないので、見落としはありません。プールサイドの植物も見ましたがいません。
プールにオタマはいたのですから、上陸する亜成体がいないはずはありません。

ほぼ毎日、散歩と花壇の管理のため見に行きますが、7/5と 10日に1匹づつ見ただけです。  ↓ 7/5  12時 この個体も次の日はいませんでした。

そして、プールの中のオタマジャクシもとても減っていて、少ししかいません。
 
 全体でも100匹以下位です。プールは広く、また多くのカップルがいましたのでこの数はとても少ないと言えます。
天敵となる水棲昆虫もいませんし、カラスも見た事はありません。
プールのオタマジャクシはどこに消えてしまうのでしょうか。