2014年9月29日月曜日

今いるアマガエルたち

アマガエルと過ごせるのも、あと一ヶ月程度となりました。
我が家に来てくれた沢山のアマガエルたち、良い居場所を見つけて、去って行きました。
残っているカエルも 、昼間の居場所は、成長すると、より高く安全な所に移動します。また寒くなり、物置の奥に入りこんだり、穴のような所に隠れて出てこないので、いても見つからなくなります。

毎日一日も欠かさず、手すりのカエルハウスで過ごしたユウちゃんも、9月6日から、高い所を好むくようになりました。そのうちにカエルハウスは出て行くと覚悟しました。↓

 暫らくして、デッキ内のコニファーに移りました。このコニファーは小さいカエルの人気の場所ですが、成長するといなくなります。(迷子になり一泊することはあります)
野生のカエルは木の上で過ごすそうですから、このコニファーなら良いはずなのに、ここに長くいるカエルはいません。家の壁の方を好みます。不思議です。

ユウちゃんも9月27日を最後に来なくなりました。↓
今見られるのは、クロちゃん、ヤエちゃん、ハナちゃん、リボンちゃんだけです。
サクラ、チェリー、エル、ユウちゃん、またひょこっと顔を見せてくれるのを楽しみにしています。
最近来てくれるようになったアマガエルもいます。また紹介します。

4 件のコメント:

  1. お転婆さま

    移動につきまして、個人的な見解は以下の通りです。

    安全な場所を探すことについては、本能的(感覚的)なものと、経験的(理論的)なものがあるように思います。

    地面にいることのリスク(ヘビ、寄生虫、その他)を回避しようと思うと高いところに移動するでしょう。それも、ヘビなどが登れない壁面なんて、最高の要塞です。

    あと、屋根や壁を背負うことで、空や背後からの攻撃を回避できます。

    また、壁の隙間などは極めて安全であり、そのうち人間が安全と思うと、「アマガエルとくらす」ではありませんが、人家の中に下宿を始める子もいます。

    あまがえるの立体移動できる能力に加えて、彼らの知恵は大したものです。彼らの知恵は、エサ採りよりも、効率の良い防御方法を見つけるためにあるのでしょう。

    知恵です、知恵。

    ちなみに、「ワシは研究者や!」と偉そうなことを言いながらも、知識はあるが知恵のない生命科学者を何人も見てきました。最近話題の神戸の某研究所で(笑)

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    1. 竹内様
      図鑑では、「木で過ごす。」とあるのに、家の木にはいなくて、壁に来るのが不思議でした。
      でも、若い時は、手すりや木にいるのに、成長するとより安全で快適な壁に移ると言う事は、本能より、経験(理論)によるものなのですね。理解できました。
      「餌捕りよりも、防御。」と言う事は、今まで考えた事がありませんでした。
      実は、再びライトを付けたところ、今度はヤエちゃんが、庭に行かずライト附近にいるようになりました。クロちゃんも、ヤエちゃんも、虫より安全第
      一に考えているからなんですね。すごい発見です。
      エサより、防御を考えているなら、このままライトは外さないで様子を見ようかと悩んでいます。クロちやんは今朝は迷子になり不明です。
      アマガエルが、どうしてこんなにも人間を恐れないか、不思議でなりません。トノサマガエルやヤマガエル、シュレーゲルは、馴れないのに。
      知恵ですか。
      アマガエルって、すごいです。益々魅了されます。 

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  2. お転婆さま

    ご返信ありがとうございます。

    状況を整理すると、たぶん・・・

    1.育ち盛りは、安全よりもエサを優先
    2.田んぼから移動して、いったん落ち着くと、安全重視

    こんなフェーズがあるのかも知れません。

    成長して、栄養状態も少し安定すると、色んなことが考えれる(見えるようになる)余裕が出てくるのでしょう。

    それにしても、運は大きいですね。

    人が住んでいる『家』にたどり着いた子は、この人工物が「結構、使える!」と気づくまで、それほど時間を要さないということでしょう。

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    1. 竹内様
      お忙しいのに、コメント本当にありがとうございます。
      1.と2.ですが、小さいうちは、昼間もよく活動しています。それは、昼間は危険な事より、餌や水を優先しているのかもしれません。落ち着き、成長すると、経験も積み、安全重視になる。納得できました。

      アマガエルの様に弱い生き物は、運だと思います。自然界では、カエルになってから冬を越せるのは、何割くらいでしょうか。私は、毎年10匹くらいのアマガエルに名を付け観察しますが、冬眠まで観察できるのは、3~4匹です。事故に遭うばかりでなく、移動したり、目に付かないカエルもいますから、家で過ごすアマガエルの生存率は少し高い様に思えます。

      田んぼからきた子ガエルが、何時ごろから住み着くかは、カエルの個別の判断が難しく、分りません。はっきり分かったのは、7月末のクロちゃんヤエちゃんからです。特徴ある模様が出ると分ります。

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