クロちゃんは、13日は、私のあげた餌で満足して、虫捕りに行かず、昼の居場所に帰ってしまいました。
14日の夜、虫をあげた場所で、私が出て行く玄関の方を見ていました。昨夜餌がもらえた事と場所を覚えていました。やはり一日食べただけで太りました。
自分で餌捕りに行かなくなるといけないので、小さい蜘蛛を一匹だけあげる事にしました。今まで捕り易いように、味噌の容器に入れていましたが、それでは、野生では通用しません。それで、容器から出して目の前におきました。もちろん生きていますから、動きますが、全く興味を持たず、見ようともしません。蜘蛛は逃げて行ってしまいました。3匹置きましたが、同じ事皆逃げて行ってしまいました。↓
「蜘蛛なんてイヤ、コオロギがいい。」 「味噌の容器に入れてよ」 と私には聞こえました。
「これでは、私が、クロちゃんをだんだんダメにしてしまう。」と考え直し、虫は極限まであげない事にしました。
20時また、ライトの虫を捕っていた時の場所で、虫を待つ狙いのポーズです。虫は来ません。
21時ハウスにいましたが、これは、虫を諦めた姿勢です。 この後どうしたか、分りません。
次の15日、私は、外出しました。
20:46分帰宅すると、デッキの入口にクロちゃんがいました。 もう少しで踏む所でした。↓
デッキの板と板の隙間から、下に虫が来ないかと、狙っているのです。↓
近づいて、接写しても動じず、真剣です。ずーとこの姿勢で頑張ってました。
「クロちゃん、そんな所から狙わないで、 庭に行かなきゃ。」
どうしても、デッキから出たくないようです。
次の日
16日 夕方、虫をもらった場所とライト附近にいて、お風呂に入ったり、庭に出る様子はありません。
21:37 私が行くと、サッと向きを換えてじっと私を見ています。 「虫、くれる?」と。
馴れたカエルでも、このように向きまで換えて私を見る事は、あまりありません。
虫をおねだりしているのです。
可愛くて、可愛くて・・・・ こんなにしたのは私の責任です。切ないです。
ここが、クロちゃんと私の我慢です。もう夜は、あまりデッキに行かないようにします。
オタマジャクシ~カエルへの観察 7回目
産卵後61日目 前足が出てから3日目
朝見てびっくり、一晩で尾がとても短くなりました。もう水の中は吸水だけで、入りません。
敏感で、近づくと逃げて写真も上手く、撮れません。口の様子は分りません。
夕方、さらに尾が短くなってます、皮膚も急速にカエル色になりました。
まだ暫らく餌は食べません。尾の栄養で生きて行きます。
お転婆さま
返信削除私に知人にも、あまがえると(ある種の)コミュニケーションをとる経験をした方がいます。
例えば、数年間、同じ人家の同じ場所にやってくるあまがえるもいます。「アマガエルと暮らす」(絵本)と類似のケースですね。
あと、飼育ケースから身を乗り出して、ひとの行動を観察(?)しているあまがえるの話も聞きました。もちろん、視線も合うそうです(笑)
さらに、これはネットで知った話ですが、ペットショップにエサをもらいに来るあまがえるもいるそうです。写真も載っていました。おまけに、水槽の中で泳ぐ熱帯魚を眺める姿まで写真に撮られていましたし(笑)
話題はそれましたが、クロちゃんも街灯だけでなく、デッキの隙間からムシを探す姿など、少しずつ活動(行動)の幅を広げているのではないでしょうか?
今シーズン生まれた子ではないとすると、何とか冬は越せたんでしょうね・・・。その頃は、草むらでエサを得ていたのでしょう。
デッキにプランターでも置いていただいて、ムシもいる草むらの環境を創り出すと行動も変わるかな・・・・?(変わらないかな??)
いずれにしましても、体力低下が起こらないように食べさせつつ、気長に付き合ってやってください(笑)
クロちゃんを見ていると、親近感が湧くんですよね。要領の悪さなど。
私も子どもの頃は要領が悪かったし、人と同じことができなかったし、もちろん運動も勉強もできなかった時期もありましたし・・・
竹内様
削除数年来たとはすごいですね。私は、2年来たのが最高です。
以前来ていた、ケロジというカエルは、クロちゃんよりコミュニケーションがとれて、触る事も出来、手を出せば直ぐに乗って、体重測定など協力してくれました。ケロジちゃんは、病気(飢餓と脱水)状態から助けたカエルだからです。一年で来なくなりました。
ショップに餌をもらいに来るのは、分ります。餌をもらいに来るようになると、可愛いですね。家に来るカエルは餌をあげれば、なつく事が分かりましたが、畑や野にいるカエルは、どうでしょうか。? なつかないと思いますが。
クロちゃんは、昨年生まれたか今年生まれたか、分りません。ここは、今年生まれで一番早く見たカエルが、6月末です。クロちゃんを見たのが、7月末で、一ヶ月だとすると大きい様に思えます。始めは自分で餌を捕っていました。私が、要らぬおせっかいをしたため、こうなりました。とても反省しています。アマガエルは思っているより知能が高いので、安易に餌をやっては、行けない事が良く分りました。
クロちゃんは、昨日から変わって来ました。デッキから出たようです。一日では分りませんので、プランタなど置き、蔭で応援して行きます。
生ゴミを置き、ハエをおびき寄せる事も考えましたが、イタチやカラスなどが来ると、危険なので止めました。枯草を置き、コオロギが来るようにしましたが、大きなバッタやコオロギばかり来て、上手くいきません。
私も、クロちゃんに似ています。同じ性格です。(笑)
ありがとうございました。
お転婆さま
返信削除お疲れさまです。
昨年のアイドルであった「クロちゃん」のこと、今でもよく思い出します。
クロちゃんは、多くのことを教えてくれました。その中でも大きな発見だったのは上記本文にある「虫、くれる?」というポーズです。
身体を向ける、視線をよこす、というのは考えてみると凄い行動です。
人の(基本的な)行動を理解することがある、人を認識する。クロちゃんの行動を見て、あまがえるの高い能力を改めて認識しました。
ケロジちゃんも、そうでしたよね。
しかし、これは人対象に限ったことではないと考えていました。また、成体あまがえる限定の話でもないかも。
セイちゃんや他の赤ちゃんあまがえるも、もしかしたら、他の先輩仔がえるの行動をみて、安全な場所であったり、エサの取り方であったり、何かしらの行動を認知しているのかな~なんて考えています。
仔がえるどうし集まっている、あるいは寄り添っている姿を見かけますが、そこには深い意味があるのではないかと思う今日この頃です。
竹内様
削除お疲れ様です。
ケロジ、クロとヤエは、多くの事を教えてくれました。
クロの餌を期待する動作は、飼育されている方は、多くの方が経験されていると思います。
ケロジは、脱水の時など何回も助けていますので、特に馴れてくれました。
しかし、ヤエは、一度も餌を与えてないのに、私を見ると寄ってくる事がありました。
高い能力と人に馴れる、不思議な魅力ある生き物です。
「他ガエルの行動を見て、学ぶ。」
これは、竹内先生が教えて下さいました。
プールでアマガエルの繁殖行動を見ていると、若いアマガエルは、大きいアマガエルの側で見ている事が多く、鳴くのも、先輩に合わせ、従っているようです。
仔ガエルは、居場所も大人のカエルの側に行きたがります。
ヤマオとフタバも、フタバが側に行きたがっていました。仔ガエルほど、先輩の行動を見ている様に思います。
仔ガエルは、少数ですが、集まって行動している事があります。先日のネットに集まっていた事もそうですが、昨日シマウリの収穫をしていると、同じ所から、仔ガエルが数匹ピョンピョンと出てきました。
田んぼでは、特に集団でいます。
集まって行動するのは、意味があるのだと思います。
また、「アマガエルのオタマジャクシは群れない。おしくらまんじゅうはしない。」と本に書かれていますが、群れはしませんが集まる事、「おしくらまんじゅう」はします。 この事は近日ブログに書きます。
お転婆さま
返信削除ご返信ありがとうございます。
あまがえるが他者を「ガン見」して行動を真似る、という自説は、何度かお話しましたが、ある種の経験則に基づく仮説でしかありませんでした。
映像で証明したいと思っても、仕事の制約でフィールド調査に出れない私に取っては絶望的な目標でした。
が、大変興味深い映像をネット上で発見いたしました。
https://www.youtube.com/watch?v=jZYAryFAYsc
私に取りましては、大変衝撃的な映像です。
これにつきまして、お転婆さんのご意見など賜れれば幸いです。
竹内様
削除ご紹介いただきました動画見ました。
ちょっと見ただけでは、普通に見られるアマガエルの行動と、見過ごしてしまいがちですが、アマガエルが、「他者の行動を良く見て、真似する。」と言う映像だと思います。
私も、このような場面は見た事があります。
仔ガエルが、二匹で揃ってハウスの近くに来て、どちらかが先にハウスに入るのを見て入る。 お風呂に入っているのを見て入る。餌をあげていると、それを見て側によって来る。などです。
今、亜成体のカエルを見ていて、この段階ですでに他ガエルの後を付いて行くように思えるカエルがいます。しかし、偶然と言われれば、反論できませんので難しいです。
観察していきたいと思います。
ご紹介ありがとうございました。
お転婆さま
返信削除ご返信ありがとうございます。
私がこの動画を見て、すご~く気になったのは、もう1つポイントがあります。
手すりのへりから下を眺めているあまがえる(チビタン)が、短い撮影時間内であっても、何度かキョロキョロと視線の行方を変えています。
それと比べて(トビタン)は1点凝視、まさに「ガン見」態勢です(笑)
で、その後ですが、徐々に近づいた後、(これは偶然かも知れませんが)チビタンと同じ方向を見ていたので、トビタンはチビタンの視線の行方が気になっていたのかな~と考えてしまいました。
しかしながら、私は“生”のあまがえるを毎日見ている訳ではありません。カンが働かないところもあるでしょう。そこで、お転婆さんに画像判定(?)をお願いした次第であります。
このように、あまがえるの日常生活でしか見ることのできないレアな現象を積み重ねることで、あまがえるの真実を追究したいと考えております。
竹内様
削除もう一つのポイントですが、「チビタンがキョロキョロしている。」そこまで、気付きませんでした。
「トビタンは、チビタンの視線が気になった。とは思いました。
アマガエルは、下に跳び下りる時は、あのようにジッと下を見ます。
歩いて下りる時は、跳び下りる時より、見ません。
多分、安全確認をしているのではないかと思っています。
(緊急時は、全く確認なしで跳び下ります。)
私は、良く見ているのに、画像判定などは、出来ません。
お役に立てず、残念です。
私は、「ガン見」と言う言葉の、正しい意味と使い方が、はっきりとは解りません。調べると、「ジッと見る事」とありますが、息子に聞いたところ、ただ「ジッと見る」だけではなく、「意味あり」と言います。
何となくは解るのですが・・・。
アマガエルを見ていると、本に書かれている事と違う事が多くあり驚きます。繁殖期のオスとメスの出合い方も、少し違っていました。
手落ちばかりの観察ですが、「とにかく見る事」と思っています。
また、ご意見をいただけると嬉しいです。
ありがとうございました。
お転婆さま
返信削除いつも自説にお付き合いいただき、恐縮でございます。
もともと『ガン見』とは、若者ことば(しかもギャル語と言われるジャンル)ですが、それなりに普及した俗語です。
凝視する、注視する、といった意味に近いでしょうか。好奇心や関心といった感情が伴う行動です。
先の動画のチビタンのように、身を乗り出し気味で私を凝視していたあまがえるがいたのですが、その姿をみたとき「ガン見」という言葉がひらめいたので、以後、気に入って使っています。
今年、お転婆さんのところで「仲良しさん」ができたら、また教えてください。
竹内様
削除こちらこそ、国語の講義もしていただき、恐縮です。
ありがとうございました。
ブログに何回も書いていますが、今年は、0歳アマガエルが少なく、デッキに来ているのは、一匹だけです。
2012年は30匹以上、だんだん減り昨年は数匹、今年は、とうとう一匹となりました。 寂しい限りです。
飼育のオタマが無事に変態し始めていますので、これからを期待します。
もちろん、仲良しさんができましたら、まずブログでお知らせします。
仲良しさんか、画像判定をお願いします。
それから、オタマの飼育で、腸内細菌が関係したのではないかと思える素晴らしい結果が出ています。
またブログでご報告します。
お転婆さま
返信削除おたまも人も、食生活に共通して言えることは、食文化を大切にすることかも知れませんね。
あまがえるという生き物に興味を持って3~4年経ちますが、彼らと付き合ってみて色んなことに気づかされますし、反省することもたくさんあります。
特に、ここ1~2年は、お転婆さんのブログで勉強させていただき、人生観も少しずつ変わってきました。私の心の中でアマガエルが「あまがえる」に変わってゆきました。
いつか、お転婆さんにお会いできたら、じっくりと、あまがえる談義をしてみたいです。
竹内様
削除食文化は大切と思います。
日本も食事が欧米化して、食を楽しむと言う良い事もあり、肥満と言う悪い事も起こっています。
オタマも同じで驚いています。
私も、アマガエルを見ていて、毎年発見があります。
観察する前と比べると、別の生き物になりました。知能も高く、感情もあり、人と変わらない事が多くあることです。
とにかく、理屈抜きで愛おしい気持ちが強くなっていきます。
「あまがえるを愛する会」なんかできて、皆で集まり「あまがえる談義」、楽しいでしょうね。