2014年10月29日水曜日

動けない ナガちゃん

今朝は、0℃になり、霜も降りて、白くなりました。
もう、この手すりのカエルハウスには、 帰って来ないでしょう。 ↓

 ナガちゃんは、昨夜も出かけませんでした。 日中は暖かくなりましたが、動きません。
18時、体の方向が換わっていましたが、20:45行って見ると、そのままです。温度は7℃ 目もうつろですから、もう動けないでしょう。 ↓

 冬眠で土の中に入るのは、夜だと思います。もう土の中に入らないと、ますます寒くなり、体が動かず土が掘れなくなるのではないか、と心配です。

11 件のコメント:

  1. お転婆さま

    ナガちゃん、レギュラーシーズンのトリを務める存在になりましたね(笑)

    土にもぐる前に、動けなくなってしまったとすると、ちょっと厄介ですね。このままでは、冬を越せない可能性もあります。

     お転婆さん家に入院させ、体力回復を待って、暖かい日に退院させる(自分で穴を掘らせる)方法も要検討かなと思いつつ・・・

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    1. 竹内様
      ご心配いただきまして、ありがとうございます。

      昨夜18時はいましたが、今朝いませんでした。
      昨夜は雨となり、いつもより暖かい夜でした。 きっと、今夜がチャンスと、土に潜ったのではないかと思います。
      何日も動かず食べてないので、とても心配でしたので、ほっとしました。

      他のカエルたちも、戻っては来ません。昨日から、野原からの鳴き声もしなくなり、寂しくなりました。

      こうして、困った時助けていただけるのは、とても心強いです。
      ありがとうございました。またよろしくお願いします。

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  2. お転婆さま

    安心しました。空腹と寒さで動けず、あそこで凍死するような状況は何としても避けたいと思いました。

    今シーズン、お転婆さんのブログを拝見しているうちに、自然との関わり方について、ひとつ自分の考え方が整理できました。

    人の経済活動で自然環境が変わってしまいました。生き物の行き場所がなくなった瞬間から、人は彼らの生存に対する責任が発生したのだと私は考えるようになりました。

    そういう視点で考える私は、お転婆さんの活動はあまがえるの保全活動であり、情報発信を通じて小さな生命に関心をもち大切にすることの重要性を訴えかけているとの認識を持つようになりました。

    いつか、お転婆さんの“小さな生命”の記録が本になれば良いなと考えています。

    生き物の観察記録は、ブログでも書籍でも存在していますが、お転婆さんのブログは観察日記であるとともに、あまがえるの生活の記録であり人生の記録でもあるからです。

    小さな生命にも当然のことながら日々の生活がありますが、それを認識することで人の自然観や生命観が変わるのではないでしょうか。

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    1. 竹内様
      今朝も起きると直ぐに、見に行きましたが、いませんでした。
      心配して下さった事、とても嬉しく思いました。ありがとうございました。

      私は、子供の頃は、生き物に興味がありましたが、大阪で生活に追われていた時は、自然や小さな生き物の事は、ほとんど考えませんでした。
      田舎に引っ越し、精神的に余裕が出るようになり、自然と生き物の大切さが分るようになりました。

      そして、アマガエルを見ているうちに、その能力に驚き、それが、愛おしさに変って来ました。
      地球は人間だけの物ではない。そして自然と生き物を大切にしないと、
      いけない、と強く思うようになりました。
      まず、アマガエルの可愛さを、皆さんにお伝えしよう。と思いブログを書くようになりました。

      私は、とにかく長時間観察していますから、新しい発見をしているかも知れません。 しかし、その事が新しい発見である事も気付かなかったり、
      データーをを整理したり、文章にまとめる能力がありません。
      竹内先生から、いろいろ教えていただき、更に、自分の無知をを感じるようになりました。
      とても、本にするような、能力はありません。

      「地球を大切に」なんて偉そうな事を言いましたが、なによりアマガエルを見ている事が楽しいのです。ただその自分の記録かもしれません。
      でも、このブログを書くことにより、人生観、生命観は大きく変わりました。

      こうしてコメントをいただける事も楽しみになりました。
      ありがとうございました。








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  3. お転婆さま

    お疲れさまです。その後、レギュラーメンバーのあまがえるがひょっこりと冬眠前に挨拶に来た・・・なんてことはありませんよね?(笑)

    ところで、今年の観察を通じて、特に印象的だった“発見”などお話いただけましたら幸いです。

    ちなみに私は「人を使うアマガエル」でした。驚きました。可能性は考えていましたが、ここまで明確な事例が出てくるとは・・・私の中ではノーベル賞級の発見です!

    それと、先にご返信いただきましたが、やっぱり「アマガエルのお話」が本になれば良いな~と思います。(そのときは、私、協力は惜しみません)

    ところで、いま思い出したのですが、「アマガエルとくらす」の著者・山内祥子さんも長野県の出身(下伊那郡)でしたね。何かしらのご縁を感じます。

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    1. 竹内様

      暖かい日は、もしかしたら顔を見せに来てくれるかと、毎日見回りをしていますが、残念ながらもう来ません。
      畑でも見る事もなく、野原での鳴き声もしなくなりました。

      人を利用するのは、私も驚きました。 飼育していれば、利用するようになると思います。野生では少ないので、どうしてもヤエちゃんは、来年帰ってきて欲しいですが、田んぼに行けば、無理と思います。
      また、来年も観察して行きたいと思います。

      今年の観察で、一番印象に残ったのは、
      ①繁殖期のオスの取っ組み合いの喧嘩です。本 「アマガエルのひみつ」では、そのような事はない。と書かれていましたので、そう思っていました。
      ②300m離れた廃校のプールから連れてきたカエルが、戻った事です。生まれた田に戻るのと違い、知らない所に連れて来られたのに、どうして戻れたか、不思議です。
      ③廃校のプールでの数や同じカエルの出現頻度、大きさや皮膚の色などの観察です。田んぼとは違いもあるかも知れませんが、基本的には同じだと思います。
      プールで生まれたカエルが、変態して分散する期間の短いのも、驚きでした。一定の短い期間に産卵された卵しか、育たなかったのです。
      今年は、途中からの観察で不完全ですが、研究のテーマが見つかったのは、大きな収穫でした。

      また、他者を見たり、多段階の行動と言う事を教えていただき、観察の視野が広がった事は、大きな進歩だと思い、感謝しています。

      私の発見は、生物学者の方が見れば、常識だったり、間違いだらけと思います。でも、本と違う事が多々ありますので、面白くて、観察しています。

      本を書くのは無理ですが、プールでの観察は面白いので、2年くらい続けられたら、まとめて見たいと思っています。
      ご協力のお話、大変嬉しく思います。お礼申し上げます。

      山内さんが、下伊那の出身との事で、私も親近感が持て、嬉しく思いました。
      あの本を紹介していただき、とても良かったです。皆さんに貸してあげて、喜ばれています。

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    2. 竹内様
      また追加で申し訳ありません。
      癖は、アマガエルくらいの知能レベルでもあるのでしょうか。?
      クロちゃんが、無意味な指の運動をしていたのが、気になってます。

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  4. お転婆さま

    クロちゃんが1本の指だけ器用に動かしていた、という話がありましたよね?

    よくやっていました?手の指ですか、足の指ですか?

    クロちゃんに限って言えば、私は「癖」という可能性と、「遊び(?)」という可能性の2つがあると思います。

    その前に、「癖」とは何か、その定義から考えないといけませんよね。「癖」もいろいろありますから、整理が難しい。

    子どもが爪をかむなど心理的な背景がある「癖」、虚言癖など何かしら障害が背景にある「癖」(小保方晴子氏がこれにあたりますね)、他に性格から来るものもあるでしょうね。いろいろです。ちなみに男性に多い貧乏ゆすりは性格、心理、発達障害など複数の可能性が考えられます。

    逆の発想からすると、「癖」を治すよう指導することで本人のストレスになることがある訳ですから、いくつかの「癖」は本人にとって心地よい状態と言えるのではないでしょうか?

    快適・安全な場所を見つける知恵、リラックスを求める欲求、ある種のコミュニケーション能力、個々の個性、などなどを見ている限りでは、あまがえる本人の心理状況が出る「癖」は、十分にありうるのではないかと個人的には思います。

    クロちゃんの場合は、何かしらの障害によるものでは「ない」と思います。もし「癖」だとすれば、やはりリラックスしているとき、あるいは何か考えているときに出るのではないでしょうか?

    個人の意見で恐縮ですが、私はクロちゃんなりの「遊び」のような気がします。

    すみません、うまくまとめられなくて。

    他の皆さんの意見も伺えれば幸いです。

    動物学者の方から怒られそうですが、あまがえるをナメてはいけないと思います。

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    1. 竹内様

      クロが、動かしていたのは、後足の長い指で、第3指か4指かのどちらかです。前足の指は、そのような動きは見ませんでした。
      動かしていた時は、①お風呂をジッと見ていた時、②糞をする前から終わるまで、③夜出かけようと、手すりにいたので、近づいて蜘蛛をあげた時(蜘蛛は無視)のいずれも夜の出かける時です。それ以外は見ていません。
      他のカエルでも、このような指の動きは、経験ありません。
      神経の障害などで、無意識に動く様子ではありませんでした。意識して動かしていたようです。動作を換えると止めましたから。

      指を動かしていた、いずれの場面も、夜出かける時で、カエルにとってはやる気あり、心弾む時です。そして、手すりにいて私が側にいる、危険は感じていません。(危険な時は、糞はしないと思います。)
      ちょっと考え事を、している。人間も良くやりそうな場面と、動作なので、とてもアマガエルとは思えず、気になっています。
      後日解り難い、動画ですが、UPします。

      「癖」にも、単純なものから、複雑な物と、いろいろとありますね。
      質問が漠然としていて、申し訳ありません。
      アマガエルでも、心理状況が出る「癖」や、遊びは、あり得るかもしれないとの見解有難うございました。

      もし、心理状況で動かしたり、遊びなら、私も、アマガエルをナメていました。観察をより丁寧にしなければいけないと思いました。

      お忙しいのに、ご丁寧にお答えくださり、大変ありがとうございました。

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  5. お転婆さま

    クロちゃん特有の動きということで、「癖」と見なしても良いかも知れませんね。

    るんるん気分♪を表現しているのでしょう、たぶん。

    少し余談を。

    生物学的な観察から離れて、文化人類学(?)に考えてみますと、かえるとひとのかかわりが違う角度で見えてきます。

    日本の御伽噺や伝説に「かえる」は多く登場しますよね。鳥獣人物戯画にもかえるは登場します。

    なぜでしょうか?

    私は、ひとが親近感を感じる「しぐさ」があるからだと思います。それも、あまがえるの場合ですが。

    人の「観察」から逃げないかえるがいるとすれば、それはたぶん、あまがえるでしょう。指の動きなど細かいしぐさは、他の生き物には見られないものです。きっと、昔も、あまがえるに特別な関心を持った人はいるはずです。

    その、あまがえるも、ひとと離れないところで暮らしています。なぜか、人里は慣れた荒地や山間部の湖沼には棲息しません。

    いつまでもひとの近くで暮らせるよう、生活環境を守ってあげたいと思います。

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    1. 竹内様

      アマガエル程度の生物も、単純な癖はあると思っていましたが、心理状態を表すような、人間がするような、癖はないと思っていました。
      ありがとうございました。

      とにかく、アマガエルの指の器用さには、驚かされます。
      生物の中で一番と言っても過言ではないでしょうか。人も猿も垂直な壁は登れませんから。

      カエルは、物語や絵にも登場して、好意的に表現されているように思います。最近のカエルグッズの多いのも驚きです。アマガエルのグッズのブログも沢山あり、楽しませてもらっています。
      私達人間は、アマガエルに対して特別な良い感情を持っているように思います。

      「人里離れた所にいない。」と言うのは、とても不思議な気がします。
      人がいない所でも生きて行けると思うのですが。

      人間の近くに来てくれるアマガエル、大切にしたいし、皆さんもしてほしいです。
      ありがとうございました。

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