2016年6月7日火曜日

屋内の認識

 昨年(2015年)カッコを初めて室内に入れた時のエピソードです。

昨年の10/26  カッコはいつものようにデッキで私から虫をもらうのを待っていました。

 この時、カッコと一緒にいたサンの具合が悪い様子で保護しました。
  (後で考えるとサンの具合が悪そうに見えたのは、冬眠準備の空腹と寒さだったと思います。)

保護したサンが、一匹では心細いと思い、一時的にカッコにも来てもらう事にしました。
カッコに虫をあげてから捕まえて、サンと同じ飼育ケースに入れました。
              その時の保護用飼育ケースです。↓
サンは、水苔に潜ったままでしたが、カッコはケースに入れると暴れました。
発泡スチロールや網に勢いよくぶっつかったり、ネットとの境に頭を強引に突っ込み出ようとしたり、大パニックとなりました。 数分経っても興奮は収まらず、怪我をしそうなので飼育は諦めてネットを開けました。
跳び出すように出て来たカッコ、急いで上に登りました。 ↓
ケースの上に登ると当たりを見回して、動かなくなりました。
当然部屋の中を逃げ回ると思いましたが、そこで全く動きません。
私は、その様子をパソコンをしながら鏡で見ていました。

 その後4時間経過しても動きません。
23時30分頃捕まえて飼育ケースに入れると、今度は鉢の蔭に隠れてしまいました。

次の日新しく用意した飼育ケースに入れると、以前使用していたカエルハウスに入り落ち着きました。 
 
 それから5/13日までケースを解放しても部屋の外に出ようとはしませんでした。

カッコは初めて室内の中を見て、外ではないと理解したのです。
その上、もう移動(逃げる事)する事は困難と認識したのではないでしょうか。

今回繁殖期となり外に出て行きましたが、戻ってからも窓を開けてあるのに出ようとしません。
一度出た経験はありますし、脱走の天才のアマガエルが外への出方が分らないはずはありません。

カッコは室内と外の違いは理解して、部屋に留まっているようです。

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