2016年6月30日木曜日

カッコの意思表示 ?

カッコの食欲は止まりません。食前でも丸々しています。

最近は食べても食べても 私から離れません。私が移動すればついて来て側でジッと見つめます。

27日も虫を数匹食べたので、カッコから逃げて裁縫をしていると、足の側に来てジッと私を見つめます。私が無視をしていると、30分ほどして突然私のふくらはぎに跳び付き、食べようとする動作をしました。 前足で足を押えて3回も大きな口を開けて私の足を食べようとするのです。
 写真は撮れませんでしたが、こんな感じです。 ↓   
 
 今まで口元に指を持って行くと、何度も口に入れられましたが、動かない太い足を食べようとしたのは初めてです。 アマガエルは食べられないほどの大きな虫にも挑戦するようですが、いくらなんでも動かない人間の足を食べようとするでしょうか。

もしかしたら、「もう ! 早くちょうだいよ !」と怒って催促の意思表示だったかも知れません。

余りにも可愛くて、またイモムシをあげてしまいました。それでカッコは一度は下がりましたが、
また私が消灯しても、自分の居場所には行かず、私の寝姿をジッと見ていました。23:30 ↓

2016年6月29日水曜日

シジュウカラ巣立つ

 余談です。 6/16  「意地悪スズメ」の続き

畑の巣箱で、シジュウカラが子育てをしていますが、それをスズメが邪魔しています。
放置すればシジュウカラは餌を運べず、ヒナは死んでしまいます。
それは可哀そうなので、スズメを追う事にしましたが、スズメは追っても追っても執拗に来て邪魔をします。私達夫婦は、食事をする暇もなく交代でスズメを追います。
                 庭で巣を見張る夫 ↓
 ほとんど畑で仕事をしながらスズメを追い、庭でできる仕事は庭に移動して行い、雨の日は窓辺で裁縫をしながら追いました。
初めのうちは、ドアーを開けると逃げましたが、そのうちに慣れ庭に出ないと逃げません。
一日中、出たり入ったり疲れ果てました。
仕方なく、害鳥獣脅しの鉄砲を買い、音で脅かすとその時は逃げますが、直ぐに来ます。
 水鉄砲も買いましたが、近くに行かないと逃げません。

スズメは「人間は空まで来れない。」と言う事が分っていて平気なのです。それで、鳥で脅す事を考えました。
カラス位の大きさの鳥の模型を作り、巣箱の横の梅の木に隠しておき、スズメが巣に近づくと巣箱に向かって跳び出すようにしました。
   ↓ スズメが来たら家の中で紐を牽くと

 梅の木から模型の鳥が跳び出します。 ↓

これは大成功でした。 一度脅すと、半日位来ませんでした。その後来ても、紐に手を掛け梅の木がガサッと動いただけでパッと逃げて、2~3時間来なくなりました。

 そのうちにスズメは、畑の隅にあるもう一つの巣箱に巣の材料を運び始めました。
とうとう諦めたようです。 その後も少しは意地悪に来ましたが、かなり少なくなりました。
スズメ  自分たちで巣作りを始めました。 ↓ 

  シジュウカラは順調に餌を運べ、27日ころから親は来なくなったので、巣立ったと思います。

巣だった後、スズメの巣を見に行くシジュウカラのツガイがいました。 ↓
しかし、シジュウカラは意地悪はしません。
私達夫婦もようやく元の生活に戻れました。

2016年6月28日火曜日

ミニ池 上陸開始

 ミニ池のオタマジャクシが、上陸を始めました。 ↓
尾のない仔ガエルもいますから、22日前後から上陸が始まったと思われます。
昨年の田んぼやプールと同じ時期なので、順調に育ったようです。(産卵後43日目)

上陸する亜成体は、まだ尾があるので動きが悪く危険がいっぱいです。
出たばかりの前足の力は弱く、肺呼吸になるため、溺死するオタマもいます。
尾はゼラチン質のため、乾燥した素材には貼りつき取れなくなります。
高温時は、短時間で脱水にもなります。
もちろん天敵にとっては、狙い易く最高の御馳走で、蟻にさえ襲われる事もあります。

それで、昨年は亜成体(変態中の6,7日間)の危険な時期は、亜成体保護場を作り保護しました。
今年は、ミニ池で保護するようにしました。
4mmの網で覆い、天敵は入れません。暑い日は寒冷紗を掛けます。
亜成体も出られないはずですが、出てしまう可能性は少しあります。

溺死防止に、昨年人気だった支柱棒を入れると、早くも利用しています。↓
稲や水草も多く、溺死防止になります。

池の周りには雑草を植えました。この中は快適なはずです。
小さな虫が多くいますので分散が遅れた仔は、餌を食べる事もできます。 ↓
 草の中に何匹もいました。 これなら脱水も尾が貼り付く事もありません。
 
一週間位ここで過ごし、動きが良くなり餌を食べるようになったら順次開放します。
もし脱走して中に入れなくなった亜成体のために、3方向に水も用意しました。

2016年6月27日月曜日

外か部屋か カッコの選択

 カッコは、二度繁殖行動のために田んぼに行きましたが、帰って来たと言う事は、家かデッキで暮す事を選んだのです。
デッキまではカッコの意思ですが、部屋には連れて来ましたので、カッコの意思ではありません。
カッコは外(デッキ)と部屋とどちらを望んでいるのでしょうか。?

カッコに選択させる事にしました。網戸を手作りし、下の部分から外に出られるようにしました。
カエルは脱走の天才ですし、5/13日この窓のわずかな隙間から出た経験がありますので、外に出られる事が分らないはずはありません。
カエルハウスをその出口の側におき、↓
 
カエル ハウスに入れば、外が見られてそのまま出られるようにしました。
黄色の丸を通れば外です。↓
23日カエルハウスでゆったりしていますが 、外には興味も示しません。 

昨夜、(26日)私が消灯して布団に入ると、窓の桟でジッと出口を見ていました。↓
窓からは風が入り、池の水の流れる音が聞こえます。
 
(白いヒラヒラした布は蛾の侵入防止です。カッコは出られます。)
私が照明を点けて写真撮影をすると、気付いて私の方を見ました。↓
また消灯すると、お風呂に入りましたが直ぐに出て ↓
また窓の桟でウロウロしています。 照明を点けると私を見ます。
もう0:30です。 私は眠りました。

今朝(27日)↓   

2016年6月26日日曜日

ヒキガエルのオタマに前足が

 町民の森の水溜りにヒキガエルのオタマジャクシがいます。
4月15日産卵ですが、餌不足か痩せていてなかなか成長しません。
それで時々餌を運ぶようになりました。

前回は6月17日に行きましたが、後足が確認できました。
今日も餌を持って行くと、全体的には変わらないように思いましたが、↓

多くのオタマに後足が生えてしっかりしてきて、前回より太っているオタマが多くいました。 ↓

良く見ると、前足が出ているオタマもいます。まだ尾は長いので前足が出てから間もないのでしょうか。
まだ陸に上がっているオタマは見つかりませんでした。
頭胴部は5mm位で、アマガエルと比べるととても小さいです。可愛いです。

2016年6月25日土曜日

カッコの居場所が40℃に

 23日の事です。
私は、スズメからシジュウカラの雛を守るため、一日畑で仕事をしていました。
16時頃、部屋に行って見ると、カッコのいる場所に日光が当り、とても暑くなっていました。

急いでカッコの側に凍らせた保冷剤を吊るし、日光を遮る発泡スチロール材をカッコと窓の間に入れました。
カッコのいる所は40℃になっていました。↓

追加でカッコの上にも凍った保冷剤を置き扇風機も回しました。 ↓
 温度は直ぐに35℃そして30℃まで下がりました。
体調を崩さなかったか心配でしたが、夜になると食欲全開です。 ↓
24日朝 「わっ ! 葉の上にウグイス饅頭がある。」
前日窓辺が暑かったので、今日はここにしたのでしょうか。そうだとすると賢いです。

2016年6月24日金曜日

カッコ 余裕で帰宅

 カッコは6/14日から二回目の繁殖行動のため出かけていました。
22日19:20 デッキ直ぐ横の壁にいました。 太ってます。↓

 前回とても疲れた様子でしたので、暫らく部屋で休養させようと連れて来ました。↓
 今回はお風呂に入らず、つい立の上に直行。 ↓
 
 直ぐに、「虫ちょうだい。」ガン見。 今回はとても元気なようです。 ↓
私が虫の容器を出すと、直ぐに下りて来て5匹も食べました。
その後は、お風呂でゆったり、そしてカエルハウスでリラックス。 ↓
 次の朝(23日) いい顔してます。↓ このまま居座るつもりかな。
一回目は、16日間外出し、今回は8日間と短期間でした。
今回は、二回目なので体の負担も軽く、繁殖地から迷わずに帰れたのではないでしょうか。
前回とても疲れていたのは、帰る道が分らなくて彷徨っていたのかも知れないと思いました。

2016年6月23日木曜日

本当の田んぼ

 昨日のブログで、家の近くの田んぼでは、カエルがほとんど見なくなった事を書きました。
カエルのいる田んぼを探しに行きました。

ここは、人家から少し離れた林の中です。 黄色の↓の所に一枚だけ田んぼがあります。↓

 周りを歩くと約160歩(80m)ほどしかない小さな田んぼです。 ↓
 
 いました。いました。 ピョンピョンと土手から田んぼの中に逃げて行きます。↓
土手はキレイに草刈がしてありますが、それでも赤ちゃんガエルにとっては大変です。
転びながら必死で逃げます。↓
 一歩歩めば、2~3匹は跳び出します。 足もまだ細いです。 ↓
何処にいるか分らないので、うっかり足は出せません。
 
 田んぼの中にも沢山います。 まだ尾のある亜成体や、太って来た仔ガエルや様々。↓
  まだ大小様々なオタマジャクシもいます。1~1.5㎝と小さいのもいて、これから育つでしょう。
 
 そして、田んぼの生き物もいました。
 ガムシの幼虫 ?   ゲンゴロウモドキ?  タニシ類?    その他ヤゴやアメンボなどいました。

もう一ヵ所 人家から離れたキャンプ場の近くの田んぼにも行ってみました。

まだ変態まで成長していませんでしたが、オタマジャクシが沢山いました。
 近づくとサァーと逃げますが数が多いので稲がザワザワと揺れます。
 
 ここに28匹写ってます。 田んぼ全体では恐ろしいほどの数です。
 
この田も 他の生き物もいました。カエルのいない田は、他の生き物もいませんでした。
これが、「本当の田んぼ」です。 

2016年6月22日水曜日

アマガエルのいない田んぼ

 2014年までは、今頃田んぼの土手には、まだ尾が膨らんでいる可愛い赤ちゃんガエルがゾロゾロといました。
  14年6月17日のブログにも「変態したカエルが田の中に多くいた。」と書いてあります。
      2014年 ↓ 6/17 日

昨年15年から急に減少しました。

昨日カエル探しに、近くの田んぼに行って見ました。
田んぼの土手を歩ける所は全て見て回りました。 ↓
田んぼの中には、カエルもオタマジャクシも、其の他の昆虫さえいません。↓
時々何かいると思うと、土手から跳び込んだヒシバッタのみです。 ヘビもいません。
そして、 カラスでしょうか。鳥の足跡 ↓

結局全部で11枚の田んぼを見て回り、見たのは変態直後のアマガエル2匹と1匹の死骸だけでした。           変態直後のアマガエル ↓
この11枚の田んぼで、たったの2匹。 ↓
毎年観察してきた私にとって恐ろしい事実です。