2015年9月29日火曜日

ガン見比べ

 昨日の続き、サンちゃんの事です。

26日、いつもの所で待っていましたが、虫をあげないでいると、離れた虫入れの側に来ました。
自然に虫が来るのでなく、私からもらう事を理解していました。

27日、今度は、虫入れの容器でなく、私と餌の関係を理解しているか、試す事にしました。
餌なしで、 私に近づいて来れば、私と餌の関係も理解している事になります。
 
〇まず私の代わりに人形で試しました。
ヒキガエルは臭いで自分の生まれた池に帰るそうです。そう考えると、アマガエルも嗅覚はあると思い、私が一日着ていた服を着せました。大きさもほぼ同じです。
餌の容器は知っているので、遠くに隠しました。
人形はいつも餌を与える所から少し離して置きました。↓

夜になると、いつものようにやって来ましたが、人形は全く無視です。

20分すると、すぐ側のお風呂に入りに行ってしまいました。
 
結果 
人形には、私の臭いがしても、興味を示さない。
人形は動かないので、物と認識したと思います。 騙されませんでした。

19:20になりお風呂から上がって、またいつもの場所にいました。↓ 
〇今度は、私が人形を置いた場所に座りました。
 私の近くに来れば、私からもらうと理解している事になります。
私が座ってから2分後、私に気付き、私の方に向きを換えて見ました。
そして、姿勢は低くしてジッと見つめられました。
まるで、ライオンが獲物を狙う姿勢です。このような姿勢は、相手を威嚇や牽制する時や獲物を狙う時に見られます。(何回も観察しています。) 
少し、ゾッとするほど鋭い視線でした。↓
そして、身を乗り出しやや下の方もジッと見ていました。餌入れを探していたのかも知れません。
これこそ「ガン見」です。
サンちゃんから私を見た方向です。 ↓
私も負けずに「こっちに来たら虫あげるよ」と「ガン見」比べになりました。
熱いガン見合戦は、50分に及びました。
そしてついに、サンちゃんが下におりました。
そして、私を無視、よそを見て動きません。
根負けして、側に行き餌をあげました。
ピンセットを見ると、跳び付き、餌を食べてもピンセットにしがみついたままでした。

この後は、落ち着いて餌を食べ、私の手の上で満足そうにしていました。

感想
今までこのような姿勢で、「ガン見」されたことはありません。
いつも私を見る目は穏やかで、餌を待つ時もゆったりと待っています。
 (昨日のブログ、待つ時の画像を思い出して下さい。)

私に強い関心をしめした事は事実です。
しかし、なぜ虫をもらいに来なかったり、その後は無視をしたのでしようか。?

6 件のコメント:

  1. お転婆さま

    お疲れさまです。

    本ブログは科学的な読み物として、すごく充実してきましたね!!!

    脱帽です。

    下記「ケロ子観察日記」2013年10月26日(土)をご覧ください。
    http://lovetreefrogphoto.blog.fc2.com/blog-date-201310.html

    ピンセットにしがみつくケロ子の雄姿が写真になっていますが、やはり、その場の状況に合わせて、いろんなことを考えるようです。

    (何度も繰り返しますが)恐るべし、あまがえる!

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    1. 竹内様

      お疲れ様です。

      竹内様のおっしゃる様に、餌を与えるようになり、今まで知らなかった発見があります。
      いろいろと実験して行きたいと思いますが、アマガエルは想像以上に神経質な事も分り、焦らないで慎重にして行きたいと思います。
      サンちゃんは、29日から来なくなりました。
      (実際は、もう10月となりあと少しなので、焦っています。)

      サンちゃんは、特別覚えが早いカエルです。ライトは、臆病で学習できず餌やりさえ困難です。
      サンちゃんと言う、実験には良いカエルが見つかったのに、知識不足で、科学的な実験はできず、残念です。

      実験の説明も下手で解り難いと感じています。

      ケロ子の日記の情報ありがとうございます。
      アマガエルは脱走は、天才です。どの様にしたら逃げられるか、考えているのですね。
      アマガエルは、考えるカエルだと思います。

      本当にその能力には驚かされています。

      ありがとうございました。

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  2. うちのアマガエルはたまに鉛筆の先なんかに飛びつくのでからかったりしているのですが「、餌じゃないと分かると無視したりしますね。
    特にオスガエルは一度餌じゃないと分かると以後は無視です。

    もしかして今日はもらえないかと思って降りてしまったんですかね。

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    1. スクワイヤー様

      >一度餌じゃないと分ると無視・・・・・
      一度ヨコバイをあげたら、口に入れたのに出して、後を向きました。
      「こんなの嫌!」と怒ったようでした。

      サンちゃんが、ガン見をしていたのは、獲物を狙うのと同じように、くれるのを待っていたのかも知れませんね。
      降りて無視したのは、「もうもらえない。」と判断したと考えられますか。

      教えていただいて、考えると、そうだと思います。
      一つ謎が解けました。

      ありがとうございました。

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  3. お転婆さま

    サンちゃんが「よそ見」したのは、単に根気負けしてあきらめたのかも、と思いましたが、いかがですか??

    制約の多い条件下では、1匹をじっくり観察する(行動学的観察)しか方法はないと思いますし、お転婆さんのアプローチは間違っていないと思います。

    ちなみに、ビデオカメラで、ある程度の長さの時間を撮影できれば、そこから大きな知見が得られる可能性は高いです。

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    1. 竹内様

      スクワイヤーさんからも、「餌がもらえないと思い、止めたのではないか。」とのご意見をいただきました。
      私も、サンちゃんがよそ見をしたのは、諦めたのだろと思うようになりました。

      一匹をじっくり観察すると、いろいろな事が解ってきます。
      餌をあげるようになり、新しい発見ばかりです。
      これも、竹内様のご提案があってからでした。ありがとうございます。

      アマガエルの行動はとてもゆっくりで、1~2時間止まってしまう事もあり、そうかと思うと、突然行動を起こしますので、観察は何時間もしなければ分りません。
      今回の実験も、現れてから、餌の入っている方を見たり、その方向に動き出す所を観察できれば、視力の良さが分るかも知れません。
      しかし、サンちゃんが来るのは、17~20時いつ来るか分りません。
      今夜も、17時から15分ごとに見に行きましたが、全く動きませんでした。

      とても残念ですが、アマガエルの行動観察は、時間的に無理でした。
      長時間ビデオを撮影できれば、良いとは思いますが、器具も技術もありませんし、撮影できてもまとめる能力もありません。

      その上、これから忙しく、留守もあり餌の援助も徐々に打ち切るつもりです。ライトとタカは気温が下がってから行方不明です。
      サンも今夜は来ません。寂しいですが、自分で餌が捕れるようになり、良かったと思っています。
      もちろん、デッキにいる間は、責任を持って面倒は見ます。

      ご期待に添えず申し訳ありません。
      ご提案ありがとうございました。

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