10時頃 庭の石垣の草取りをしていると、引き抜いた草と一緒に、土の中から出てきました。
○の所です。 5㎝以上深くはなかったと思います。
手で大きな草を抜いていただけでしたので、傷付ける事はなかったです。
手に乗せると、直ぐに跳び下りました。
体は土まみれだったので、用意してあった受け皿のお風呂に入れましたが、気に入らなかった様子で、直ぐに出てしまいました。↓
そして、元気よくピョンピョンと跳び、花壇の枯草の中に入りました。
10分位して見に行くと、もういませんでした。 ↓
2015年の第1号です。 初めて見るカエルです。
体調は、3㎝以上で2歳だと推定しました。
お転婆さま
返信削除私もワクワクしながら拝見しました。
「みんなお帰り~」って声をかけてあげたいです。
ちなみに、何センチくらいの深度で冬眠するのか、私も関心がありました。
4~5センチでも、動きが鈍くなっている晩秋のあまがえるが素手で掘るには、かなり大変な深さと思いました。
竹内様
削除田んぼでは、多くのカエルが鳴いていますが、我が家の畑や花壇では、まだ見ません。
今日の1号も自ら出て来たのではなく、掘り出されてしまったのです。
冬眠から覚め、出て来るのは、一斉でなく個体差があるようです。
一号を見た時、背中の模様がクロちゃんに似ていたので、ドキッとしましたが、違ってました。
この地方は、真冬はマイナス10℃になり、雪が少ないので、畑の土は10㎝以上凍り、盛り上がっていれば、20㎝もカチカチに凍ります。
何もない畑で、4~5㎝だと冬は越せないと思います。
今日は、5㎝位の所にいましたが、真冬はもう少し奥まで潜っていて、暖かくなったので、少し上に出ていた可能性もあります。
大変と思うのですが、少しづつ掘るのではないでしょうか。
また、場所を選んでいると思います。
植物が植えてあったり、その上に枯草や藁があれば違ってくるでしょう。
落ち葉や枯草のある下の土は柔らかいです。
雪は、植物の周りから融けています。植物があれば暖かく、根で通気性や保湿も良いと思います。今回も草の根元でした。
そして、南向きの石垣は、とても暖かいようです。耐寒性がない植物も石垣に植えておくと、越冬します。石垣の保温力には驚きます。
但し、本では、「暖か過ぎる(温度変化)所は、適さない。」とあります。
石は、その点も良いと思います。
そして、人が歩くような所、耕す所は避けています。
良い場所を選んでいるのでしょう。
お転婆様
返信削除そう言えばワンちゃんの名前の由来は何だったんでしょう?すみません、疎いもので・・・
我が家もアマガエルは飼育下ではありますが、気温が高ければ鼻先が出るくらいの深さですが、冷え込みが厳しい時は姿が見えないくらいに潜って目をぎゅっとつむっています。
隠れ家には植木鉢の破片を使っています。
ただ、ケースの底の方まで潜っていた経験はありません。
私の住んでいる所は、明け方に-7~8℃位まで下がります。
カエルの冬眠について面白い記事がありました。アマガエルとは違いますが参考になるでしょうか。
カエルから学ぶ冬眠のメカニズム
2005年01月30日(日)
ワシントン在住ジャーナリスト 堀田 佳男
アメリカ東海岸は凍てついた日がつづいている。昼間でも氷点下のままで、体感温度はマイナス10℃以下という日もある。しばらく外気にさらされていると、小さなハンマーで毛穴一本一本に針が打ちつけられるような痛みがくる。エスキモーが着ている毛皮がほしいくらいだ。
そんなとき、ある動物の冬眠についての記事を読んだ。動物に強い関心があるわけではないが、いままで知らなかった内容だったので、長文記事にもかかわらず最後まで一気に読んだ。
記事はカエルの冬眠についてであった。これまで知っていた冬眠の常識が覆された。カエルのなかには体内の水分の65%までを凍らせてカチンカチンにし、心臓をも停止させて春を待つ種類がいるというのだ。これまで冬眠というのは、深い眠りについてはいるものの、内臓は活動しているものだと思っていた。クマやヘビなどがそうだ。
少し調べると、ヒキガエルなどは地中に穴をほって、氷点下にならない深さのところで身を潜めているとある。その新聞記事では、掌に乗るような小さなカエル、たとえばウッドフロッグ(アカガエル)やスプリングピーパー(トリゴエアマガエル)は深い穴をほるだけの力がないので、石の下や木の葉のなかに身を隠して体を凍らせるというのだ。
豆粒のような脳も心臓も動きを止め、カエルの表皮はムラサキからブルーになるらしい。ウッドフロッグはカナダやアラスカにも生息しており、いまの時期、森の中を探せばまっ青になったカエルたちが見られるかもしれない。
それでよく死なないものである。気温があがって氷解しはじめると、臓器もふたたび動きはじめるというからサイエンス・フィクションの世界である。細胞レベルの話であれば、マイナス190度の液体窒素で凍らせたあと、ゆるゆると解凍してゆけば、人間の細胞でも蘇るが、「臓器そのものは無理」というのが医学的常識だ。
だから、記事を読みはじめたときの感想は「ンー、本当か」である。けれども、生物学者や臓器移植を専門にしている医師のコメントが出てくるあたりから、「ンー、ホンモノだ」となった。いちど凍ってしまった人間の臓器は解けてもザクザクと亀裂がはいったり、組織が破壊されてしまうが、カエルの場合はそれを防ぐ術を身につけているという。驚きである。
気温が下がってカエルの体液が凍りだすと、肝臓の酵素がグリコーゲンを分解してブドウ糖をつくりだす。すると血糖値があがる。糖分は細胞を凍りにくくする作用があるので、全身がザクザクになるのを防ぐのだ。ただ、血糖値のレベルは糖尿病患者の約10倍ほどの異常値である。濃縮されたブドウ糖はエネルギー消耗をおくらせる作用もあり、厳しい冬を乗り越える順応力は人間には真似ができない。
そこまでは解明されているが、長期間停止した心臓や脳が氷解時にザックリ裂けずにゆっくりと元に戻るというメカニズムはまだ解っていない。科学者がいま注目しているのは、そのメカニズムである。もちろんカエルがもつ天性のものだ。
科学者はそれを人間の臓器に活かせないか検考している。まっとうな仮説である。可能であれば、サイエンス・フィクションがノンフィクションになるほどのパンチ力がある。医療現場では臓器移植がはるかに容易になる。
現在の医学では、ドナーの体内から臓器を摘出したあと凍らせることはできない。使いものにならないからだ。腎臓であれば溶液につけて48時間、心臓は4時間が限度である。その時間以内に移植手術が開始されなくてはいけない。だが、カエルの冬眠メカニズムを解明し、もしも人間の臓器に利用できるならば、医学的ブレークスルーになる。
しばらくは多くのカエルが人間に凍らされたり暖められたりするだろうが、ぜひ人間の臓器でブレークスルーを見てみたいものである。(「急がばワシントン」から転載)
スクワイヤー様
削除「ワンちゃん」の名の由来、分らないですよね。
名は模様から付けます。初めは番号でしたが、そうすると、覚える事はできません。模様で付けると、かなり覚えられます。
模様も見て、パッとひらめいたものにします。後から見ると似ていない場合もありますが、似ていなくても、パッとひらめいたものが、一番覚える事が分かりました。
冬眠していて、春になり暖かくなると、少し出てきたり、また潜ったりしているのかも知れませんね。
目もつむるのですか。情報ありがとうございます。
「カエルから学ぶ冬眠のメカニズム」
大変興味深く読ませていただきました。
本「アマガエルとくらす」でも、凍らせてしまい、青くなってしまったが、蘇生したと、書いてありました。アマガエルも凍っても死なないようです。
カエルってすごい能力の持ち主ですね。
そのメカニズムが解明できれば、医学も一段と進歩する事でしょう。
しかし、進歩し過ぎて、悪い方向にも進む事もあるような気がして、恐ろしいです。
本の紹介はとても参考になりました。
ありがとうございました。