2015年7月2日木曜日

落ちる水に集まった訳

オタマジャクシ専用のミニ池は、こんなになってしまいました。↓
浮草の繁殖力はすごいです。 少し減らしました。
 
6/29 のブログ「落ちる水が好き」で、水を少しづつ流し落とすと、オタマジャクシが集まり、泳ぎ回ったと書きました。
 その時の集まり泳ぎ回った画像です。↓

その次の朝から、常時水を少しづつ流し落としていますが、そこに集まる事はなくなりました。
今朝も、集まっていません。↓

流れ落ちる水など無関心で、 離れた池の縁で、藻などの付着物を食べたりしています。↓

6/30 のコメントで、 一時的に集まったのは、「酸欠とアンモニアを解消するため」とコメントで教えていただきました。(6/30 コメントを参照して下さい。)

集まった時は、水はすこし濁って汚れていました。
水の中の酸素が減っていて、アンモニアなども溜まった状態だったので、新しい水が入ってきたところに集まったようです。

その後は、酸素も入りアンモニアも減少したので、新しい水の所に行く必要はなくなったのです。
餌も良く食べるようになりました。

オタマジャクシの飼い方で
「必ずしもエアレーションの必要はない。少しくらい濁った水でも良い。」と言う文章を読み、
自分勝手に楽な方に解釈し、水の管理を怠りました。
これは、「少し位低酸素でも直ぐには死なない。」と言う意味だったと思います。

 もう一度、いろいろと調べると、
「エアレーションは必要。こまめに水を替える事。」と言う本もありました。

オタマジャクシも低酸素は、心臓などに負担がかり、精神的にもストレスがかかります。
アンモニアなどの物質は有害です。
オタマジヤクシも、水の管理は大切だと分かりました。大いに反省です。
(酸素も有害物質も目に見えないので注意が必要です。)

調べていると、餌に枯葉が良いとの情報を得ました。
そう言えば、枯葉の沢山あるプールのオタマジャクシは特別大きいのです。
早速プールに枯葉を取りに行くと、もう分解されていて、ほとんどありませんでした。
微生物の力には驚きます。

それで、荒れ地から落ち葉の半分腐敗したのを拾い入れると、それにすごく群がってきました。
しきりに何か食べています。 これも驚きました。↓
 話は変わりますが、ミニ池の排水を紹介します。
池は、土を盛り上げ、ビニールシートで 覆ってあるだけです。
一部を低くして、径5㎝位のパイプにガーゼを被せ、オタマの流出を防いでいます。
水や雨が入り水位が上がると、自然に畑に流れ出ます。2ヶ所あります。
もう一つのミニ池も同じです。↓

7 件のコメント:

  1. お転婆さま

    単なる「枯れ葉」ではなく、発酵食品化した枯れ葉に意味がありそうですね。

    それを食べると、なぜ、大きく成長するのでしょう?

    お転婆さんは、何か思いつくフシはございますか?

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    1. 竹内様

      コメントありがとうございます。
      返信遅れます。申し訳ありません。

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    2. 竹内様

      ネットでオタマジャクシの餌に、「枯葉」が良いと書いてあった記事には、「枯葉のバクテリアを食べる」と書いてありました。

      ネットで調べると、バクテリアとは「細菌」で、発酵食品の酵母は「菌類」 ????  では、「腸内細菌」とは????

      微生物学の事は、解りません。

      私が子供の頃、家で牛を飼っていて、レンゲ(植物)を発酵させて牛に食べさせていました。 父は、「これが牛が健康で太る」と言ってました。

      枯葉もレンゲも発酵食品と思います。
      多くの生き物は、腸内細菌がとても重要で、オタマジャクシもそれで枯葉の発酵食品を食べるのではないかと思いました。

      実験はあまり好みませんが、枯葉を食べたオタマと食べないオタマを比べるのも興味が出てきました。

      ただ、不思議な事に枯葉に群がったのは、その日だけでした。
      今後も様子は見て行きます。

      追記
      藁の発酵? したのは良く食べています。

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  2. スクワイヤー2015年7月4日 20:49

    お転婆様

    私がアカガエルのオタマジャクシを飼っていた時は水が汚れると水面に上がり息継ぎの要領で空気を吸い潜る行動を繰り返していました。
    恐らく水中の酸素が汚染で少なくなり水面で空気と水を混ぜていたのかもしれません。
    金魚やザリガニなんかも水中の酸素が少なくなると水面に上がってきます。

    オタマジャクシには小松菜やホウレンソウを茹でたものをあげていましたががむしゃらに食べてるように見えるほど食い付きは良かったです。
    消化しやすくなった葉が好きなんでしょうか。

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    1. スクワイヤー様

      水面に上がってきて、「プー」と息つぎのような事をしているのは、良く見ます。
      水が入った次の日は、底に沈んで餌を食べていました。
      酸素不足だったと、反省しています。

      私は、ホウレンソウを茹でてやりましたが、あまり食べませんでした。
      茹で方が足りなかったのですね。
      枯葉が発酵して、消化も良くなっているのでしょうか。
      今後も観察して行きます。

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  3. お転婆さま

    微生物のお話は、どこかでじっくり解説するとして、やはり、腸内細菌と成長・健康とのつながりは無視できない事実です。牛もおたまも同じ。

    人工飼料だけで補給できないものはたくさんあります。微量元素(ミネラル)、有用細菌、有機酸などなど。(栄養学の話題です)

    おたまは、何が発育に必要なのか、本能的に分かっているのでしょう。

    おたまの消化液だけではなく、腸内細菌も手伝って、腐敗(?)した落ち葉から効率よく栄養素を抽出・体内吸収しているのではないでしょうか?

    有用細菌も、落ち葉も、どちらもおたまの発育に必要な要素なんだと思います。

    発酵食品が好きな日本人と似ているではありませんか!

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    1. 竹内様

      腸内細菌について、ネットですが調べてみました。
      やはり、消化吸収も良くなり、大変重要な働きをしている事、再確認しました。
      オタマが喜んだ枯葉や枯藁などは、腐敗臭はなく発酵した漬物の香りでしたから発酵食品に間違いありません。
      それらを入れた直後は、多く集まって来て食べますが、次の日になると、食べが悪くなります。枯葉や藁についている何かを食べてしまうと、集まらなくなる様に思います。
      新しい落ち葉と入れ替える必要があるのではないでしょうか。
      最近水温が17℃と低く、食欲も落ちていますので、食欲が出たらまた観察します。

      日本アマガエルですから、漬物が好きかも知れませんね。(笑)

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