2019年7月12日金曜日

オオキベリアオゴミムシ

オオキベリアオゴミムシは、2㎝位の肉食昆虫で、昼は葉やゴミの下に隠れていて夜になると活動し、昆虫やミミズ、アマガエルも襲います。その幼虫はアマガエルを専門に食いつき体液を吸って殺してしまう、大変恐ろしい昆虫です。
 ↓  図鑑より

私の庭のアマガエルも被害に遭った事があり、2016年はミニ池で2匹が襲われ命を落としました。(ブログ 2016.7.18 「ミニ池から緊急避難」)

その経験から上陸が始まると危険なので警戒していましたが、分散時期には完全に覆う事は出来ませんので、防ぎようがありません。ただ、幼虫に噛まれているカエルを早く見つけて救う事です。
しかし、ミニ田んぼの中も周りも植物が生い茂り↓ 亜成体の数も80~90匹はいて、噛まれているカエルを見つける事は困難で、心配でした。

 (植物は水質の改善や餌にもなり、安全で落ち着くので亜成体には必要です。
  乾いた人工物は尾が貼り付く危険があります。)

  7/11になると、  ほとんどのオタマが変態してミニ田んぼから出て行きました。残っている亜成体は約30匹位と思えましたので、ミニ田んぼを縮小して植物も減らし、オオキベリアオゴミムシの幼虫を探し易いようにしました。

そして植物に成虫や幼虫がいないか丁寧に探すと、いました。!
 ↓オオキベリアオゴミムシの成虫です。

私は、成虫を見たのは初めてです。
亜成体は、初め約30匹位と思ってたのに約50匹はいましたが、18時に行って見るとミニ田んぼには10匹ほどしかいません。
亜成体たちは何か危険を感じたのか、ミニ田んぼから出て行ったようです。
 生き物の勘は凄いですね。
まだ尾があるのに出て行く個体がいました。↓

 遠くには行かないので水が必要になればちゃんと戻って来ます。
ミニ田んぼにいるより安全かも知れません。

これからは噛まれていないか一匹一匹良く観察します。

ミニ田んぼはもう安全ではありません。後2~3日で壊します。

4 件のコメント:

  1. お転婆さま、おはようございます。

    恐ろしい虫ですね…。アマガエルだけを狙うなんてひどい!

    このゴミムシだけを駆除できるような方法があると良いのですが…。

    とても心配で、心が休まらないかと思いますが、どうかくれぐれも無理なさらないように…。

    nl

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    1. nature lover 様

      こんにちは。
      本当に恐ろしいひどい虫がいるものです。
      しかし、カエルも虫を食べますし・・・・。

      このゴミムシだけを駆除したり、侵入を防ぐ事ができたら良いのですが、今のところ良い方法がありません。花壇の草取りなどしてゴミムシやその幼虫を見つける事と、噛まれているアマガエルを早く発見して、虫を取ってあげる事です。早く発見すれば助かる事もありますが、遅れるとダメな事も多いです。
      それで今は、庭や畑やミニ田んぼにいるアマガエルを見て回っています。今のところ大丈夫そうです。

      ありがとうございました。

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    2. お転婆さま

      お返事ありがとうございました。

      確かにゴミムシも生き残らなくてはならないのですが… その手段が残酷ですよね。

      人間の感覚で残酷と定義づけしているにすぎないのですが、体液を吸って徐々に弱らせて命を奪うなんでひどすぎる!とつい感情的になってしまいます…。(´・ω・`)

      どうか犠牲ガエルが出ませんように。遠くからですが、アマガエルが無事であるよう祈っています。

      nl

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    3. nature lover 様

      そうなんです。残酷過ぎるし、アマガエル専門と言うのが許せません。ひど過ぎます。私も分っていても憎くて感情的になり、「親の仇」のように成虫や幼虫を探し回っています。
      今のところゴミムシの成虫も噛まれているアマガエルもいません。

      犠牲が出ないように頑張ります。応援ありがとうございました。

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