2017年8月6日日曜日

お帰り ナッちゃん

私は最近少し落ち込んでいました。
今年はデッキにいるアマガエルが少なく、痩せたアマガエルに餌をあげようとしても皆逃げてしまいます。今年デッキに来るアマガエルは警戒心が強く、仲良くなれそうな仔はいません。
色の薄い(黄色)オタマは片足が出たままでかなり痩せて弱ってしまいました。

何より残念な事は飼育していたナツをデッキに放すと一週間位して何処かに行ってしまった事です。これは当然な事で覚悟はしていましたが、数年アマガエルを観察して「アマガエルは人と良い関係が保てる。」と確信していた事が崩れたように思ったからです。

今朝、デッキにいるアマガエルを見に行き家に入ろうとすると、玄関のドアーの横に
「なっちゃん」と呼ぶと、頭を上げて目をクリッと動かし私をしっかりと見ました。↓

私を覚えていた事は確実です。 ナスも野生のアマガエルは呼んでもこのような反応はありません。
側に部屋にいた時の付立てとゴムの木を置いてあげました。 
やはりアマガエルは人と良い関係が保てると確信しました。
全てのアマガエルではありません。人に慣れる個体の方が少ないと思います。
今日からまた元気にブログが書けそうです。

4 件のコメント:

  1. お転婆さま

    少しご無沙汰してしまいました。

    ナッちゃんの生還は、私も大変うれしいです。

    「玄関で待てば、お転婆さんに会える」ことも理解しているのではないでしょうか?

    いずれにしましても、ナッちゃんの大冒険は命がけだったと思いますので、(室温の問題もあろうかと存じますが)お部屋でしばらくの間を休ませてあげてはいかがでしょうか?

    私は、次の秋冬もナッちゃんと一緒に暮らして欲しいです。

    ところで、先週末は滋賀県に行っていました。私があまがえるを観察するスポットがあるのですが、今年は非常に個体数が少なく、とても驚きました。

    何が影響しているのか、とても気になります。機会があれば、地元の方に状況などを確認したいと思います。

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    1. 竹内様

      ナツはデッキに留まってくれると思っていましたが行方不明となり、とても残念でした。そしてすっかり諦めていたのに帰って来てくれたので大変嬉しいです。
      ありがとうございます。

      ナツはいつも壁飾りの歯車附近にいて玄関まで来た事はありませんでした。
      >「玄関で待てば、お転婆さんに会える」・・・・
      夢のようなお話ですが、もしそうならと私も考えてしまいました。
      今回のナツは疲れた様子はなく虫も食べていたようです。折角野生に戻り、本来のアマガエルの自由な生活を楽しんでいるのだから邪魔してはいけないと思いながら、
      「もしかして私に会いに来た?」と思うとつい部屋に入れてしまいました。
      以前のナツのままでした。私の手に乗って下りようとせず、部屋に戻したつい立の上で満足そうにしています。

      ナツは野生の自由な楽しさを味わって欲しいと思いながらリスクを考えると悩みます。

      >今年は非常に個体数が少なく、とても驚きました。
      ブログに書きましたが、今年は、仔ガエルをデッキ意外の庭(敷地内)で見た事がありません。7月20日頃に田んぼにアマガエルを探しに行きましたが、一匹もいなくて今年生まれのトノサマガエルが沢山いました。
      ご近所の方に聞いて見ましたが、「庭に来る仔ガエルは少ないが、田んぼにはいる。」と言っていました。「庭に来ない。」と言う事はやはり少ないのではないでしょうか。

      今年は「合唱の声が小さい。」とも聞きました。私もそう感じています。
      私の周辺ではカラスの害で減っている事は確実です。

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  2. お転婆さま

    早速のご返信ありがとうございました。

    ナッちゃんが戻ってきたこと自体、ナッちゃんが出した答えではないでしょうか?

    ナッちゃんはお転婆さんとの暮らしを通じていろんな経験をして、知能(や感性?)が発達した可能性があります。ナッちゃんには、野生の本能を抑えられない部分と、お転婆さんと安心で楽しい暮らしをしたい意志と並存しているような気がします。

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    1. 竹内様

      >ナッちゃんが戻ってきたこと自体、ナッちゃんが出した答え・・・
      私もそうかもしれないと思い、部屋に入れてしまいました。ナツは、外と部屋の違い、玄関はその出入り口と分っています。以前田んぼに行きたくなった時は、玄関にいましたから、今回も外に行きたくなれば部屋から出るはずです。今後のナツの行動を見て決めたいと思います。

      >ナッちゃんには、野生の本能を抑えられない部分と、お転婆さんと安心で楽しい暮らしをしたい・・・
      そうかもしれません。以前は、アマガエルはリスクはあっても野生で自由を選ぶものと考えていましたが、そうでもないのかもしれません。

      野生と部屋の暮らしと両方できたら最高と考え、夕方散歩に連れ出しましたが、アマガエルは夜行性のためできませんでした。

      ありがとうございました。

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