2014年6月2日月曜日

輪唱とアピール

今年1月に「カエルの合唱には法則があった。」との論文が発表されました。
理化学研究所・東京大学・京都大学の研究チームの研究です。
それは、近くで鳴くカエルの声とずらして、一定のリズムで鳴き、重ならないようにしている。
と言う事でした。歌でいえば、輪唱です。 
確かに ゲロッ ゲロッ ゲロッと一定のリズムで鳴き、その間に違うカエルがゲロッ ゲロッ ゲロッと鳴きます。相手の鳴き声を聞きながら鳴いているようです。
それは、鳴き声が重なってしまうと、自分の居場所を雌に伝え難くなるからです。

私の観察での、もう一つアピールの方法は、リズムを変更して早くする事でした。これは、相手に合わせるのでなく、鳴いていました。カエルにより音色も違います。
 途中からリズムを早くしています。 自己主張の強いやり方ですね。↓
雌はまず、大きい声のカエルに惹かれます。早いリズムで鳴くのも目立ちます。その他にも好みはあるそうです。

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