2018年9月26日水曜日

ミーヤ去る

前々回から続いています。

巣箱の穴で過ごしたいコトリとベルとミーヤの3匹、22日はコトリは穴で過ごし、ベルとミーヤは巣箱の上で過ごしました。朝はベルは穴にいた事から、ベルとミーヤの間でトラブルがあったようです。

次の23日はベル1匹だけ ↓

 24日と25日もベルだけでした

コトリは時々外泊するのでまた戻って来ると思いますが、ミーヤはもう来ないだろうと思っていると、今朝、なんとミーヤが巣箱の穴にいます。目を疑い背中の模様を確かめましたが、やはりミーヤでした。↓

ベルは今まで朝の5時には穴に戻っています。今朝は遅刻してベルがいなかったので、「これ幸い」と中に入ったと思われます。
ところが、約1時間して行って見ると、穴にはベルがいて、ミーヤはまた外にいました。

 ミーヤは自分から出たのか、ベルに追い出されたのか分りません。
 
そして、16時ミーヤの姿はありませんでした。以前ミーヤがいた居場所(赤い○)は、新しいカエルに取られましたが、今日はそのカエルは鉄柵にいていませんでした。
それでもミーヤは、以前の居場所に戻る事もしませんでした。
 アマガエルは、よほどの事がなければ、明るい時間に動く事はありません。
ミーヤはどんな気持ちで巣箱を去ったのでしょう。
 その後 近くでアマガエルの高い鳴き声が何回も聞かれました。ミーヤはオスでしたから、ミーヤの鳴き声だと思います。

  ベルとコトリは仲良くできるのに、ベルとミーヤは仲良くできません。
人と同じように、アマガエルも好みや感情があるのです。

4 件のコメント:

  1. あまがえる大好き2018年9月27日 14:07

    お転婆様

    コトリちゃんとベルちゃんはメスですか?
    繁殖期以外のオスとメスって、どんな感じなのかな、とふと思いました。

    シズカとゲンキを別ケースにしたのは、ゲンキの餌捕りがヘタで、充分に食べられなかったことが一番の理由でしたが、最終的な決断は、ゲンキが先に居た場所を後から来たシズカに取られてしまったのを見て、分けたのでした。ゲンキは体が小さいだけでなく、臆病で、気が弱いから…などと決めつけていましたが、もっと複雑な感情があったのかもしれません。反省です。

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    1. あまがえる大好き様

      コトリは確実にメスです。昨年から喉が膨らんでいたり、鳴いた事はありません。また今年5月14日からほとんどいるのでオスと言う事はありません。
      ベルもメスと思います。体はコトリとそんなには変わらないので、昨年生まれのような気がします。1歳過ぎているのに喉がたるんでいないし、もちろん鳴いたのを聞いた事がありません。
      ミーヤはオスのように思います。鳴いている所は見ていませんが
      体はひとまわり小さいのに喉はかなりたるんでいて、かなり膨らませているのを見ました。オスで間違いないと思います。

      3匹でトラブルになっているのは、ベル(メス)がミーヤ(オス)を受け入れないからです。ベルは同性のコトリとは初めから仲良しが続いています。

      複数のアマガエルを飼育した事がある方は、アマガエルは人と同じように性格や個性があり感情がある事を、経験して解ると思います。
      私も以前メス2匹とオス1匹を同じケースで飼育しました。餌は別々に与えましたが、それでも喧嘩したり仲良しになったり、複雑でした。その中に新しくおチビちゃんを入れると、大きなメスが頭突きをしておチビちゃんが怯えたので、直ぐに野生に帰しました。
      アマガエルは単独行動ですが、餌場や居場所をめぐり、アマガエルの社会と言うか、カエル同士の関係があるのですね。カエル同士近くで過ごすうちに良い関係にもなっていくような気もします。

      ゲンキくんも複雑な感情があったかも知れませんね。
      でも、私達人間が理解するのは、かなり難しいと思います。

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    2. あまがえる大好き2018年9月28日 13:52

      お転婆様

      ご返信、ありがとうございます。
      野生でメスを確認するのは難しいことですね。とても長く観察する必要がありますよね。

      以前お話しした道の駅のトイレで、先日は男性トイレの天井近くの隅っこで3匹ダンゴになっていたそうです。ダンナが仕事場でたまに撮ってきてくれる写真にも、隅っこで2匹、3匹がダンゴになっていることが時々あります。シズカとゲンキもケースの隅を取り合っていたので、場所へのこだわりが強いカエルも多いのかな、と思っていました。
      カエル同士の関係は、継続して観察出来なければわかりませんよね。
      昆虫の研究も一般市民の情報提供あればこそ、と何かで読みました。アマガエルも同じだろうなと思います。
      体調にお気をつけながら、観察して、いろいろお伝えいただけたら、とてもうれしく思います。
      どうぞよろしくお願いいたします。

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    3. あまがえる大好き様

      大人のオスは、鳴嚢が大きく垂れて弛んでいるので、この場合のみ分ります。
      しかし、若いオスはまだ鳴嚢は小さく、メスでも鳴嚢を膨らませている場合もありますから、判別は難しいですね。
      ただ、長く観察すれば、メスは鳴嚢を膨らませていても、丸く張りがあり垂れていないので予想はできます。

      >トイレの天井近くの隅っこで3匹ダンゴに・・・
      私には、大変興味ある情報です。
      3匹ダンゴになるのは、ただ居場所のこだわりの強いカエルと言う理由だけでしょうか。たまたま居場所が重なってしまっただけでしょうか。トイレとはいえ、他にも居場所になる所はあると思います。単独行動のアマガエルの行動として興味深いです。
      まだ仮説の仮説状態ですが、「アマガエルは他ガエルのいる所が良く(安心な場所)見えて、側に行く。」事があるのではないか、と。

      シズカちゃんとゲンキくんの隅の取り合いの理由が知りたいですね。
      繁殖期のプールでは隅はボスガエルが陣取っていました。側に若いカエルが行き、ボスに怒られていました。
      繁殖期は少し違いますが。

      私が飼育していたカエルは、仲間のカエルの後をつけたり、側に行ったり、真似をしたりする行動が良く見られました。
      そのトイレのダンゴガエルも長く観察すれば、面白い発見がありそうですね。

      今回の巣箱の穴の取り合いは面白いです。穴に2番目に来たカエルの行動を観察したくて、長い時間を費やしていますが、決定的瞬間を毎回逃しています。

      今回のダンゴガエルのお話は参考になりました。こちらこそ、また情報をお願いします。

      ありがとうございました。

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