2017年1月8日日曜日

初めての物にも警戒しない

アマガエルたちは、餌の虫(羽切りハエ・イモムシ・イエコなど)をタッパー(↓)に入れておくと、中に入って食べていました。
 
 イモムシもハエもこのタッパーの壁は楽々登って逃げてしまいますが、動作はスローなのでアマガエルたちは追いかけて食べる事ができます。
イエコ(市販のヨーロッパイエコオロギ)は登れないだろうと思っていましたが、かなり上まで登る事ができます。 イエコはタッパーの外に逃げると、素早く隠れるので捕まえる事は困難です。外来種ですので絶対に逃がしてはなりません。

それで、イエコが登れなくてカエルが楽に登れる素材で、餌箱を作る事にしました。
まず、つるつるした包装用紙にイエコを入れて見ると、滑って登れない事が分りました。
次は、メタボのアリが登れるか試すと、楽々登る事ができました。
         つるつるの包装用紙に登ったアリ ↓
そして、この包装用紙が気に入り眠ってしまいました。 ↓
初めての物にも全く警戒しない暢気なアリです。
 この包装用紙を内面に貼り、餌の虫箱を作りました。イエコはこれは登れませんので安心です。
タッパーと違い外から虫は見えませんので、初回は手に乗せてここに虫がいる事を覚えさせました。↓

 次の日、ナツはこの箱に虫がいる事を覚えているでしょうか。?

2 件のコメント:

  1. 覚えていそうですね。アマガエルは侮れません(笑)

    以前虫の減る秋に羽化したら出てきて食べられるように蛹化したサシを入れた瓶を入れておいたら翌年も瓶の上に乗ってじっと見ていた事がありました。

    単なる好奇心か休むのに調度良かったのかもしれませんが、覚えていたというのも捨てきれません。

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    1. スクワイヤ―様

      はい。覚えていました。全く迷う様子なく箱の縁に跳び付きましたので、記憶できていました。侮れませんね。

      半透明のタッパーの様に、虫が見えてしまうと外から食べようと虫を追ってグルグルとタッパーの周りを回ってしまいます。 ナツはそのうちに登って中に入り、二度目からは中に入る時間が短くなりますが、次の日になるとまた外から虫を食べようとします。半透明なタッパーも中に虫がいないと、直ぐに登って縁から中を見ています。とにかく虫が見えてしまうとダメなようです。
      これは、知能の高い哺乳類でも無理のようです。

      この半透明の容器に、虫を見つけてから中に入れる時間は個体差があり、アリはメタボで登り難いので直ぐに諦めて私をジッと見て助けを求めて来ます。そんな時は手に乗せて縁まで運んであげるので、その事を覚えてしまっているのかも知れません。
      昨年物置にいたハナビと梅の木の下にいるミカは直ぐに登って中に入れました。記憶力?理解力?か分りませんが、個体差があるようです。

      ビンに乗ってジッとしていたのは、覚えていたと思います。ビンの近くにいれば虫が来ると考えているのではないでしょうか。

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