2017年1月14日土曜日

飼育温度を上げる

 アリとナツは食欲の変動はありましたが、食べる日は良く食べ元気でした。それが突然1/7日から5日間二匹とも食べに来ません。
ナツは定位置のつい立の上であまり動かず、

 元気がありません。 ↓
 
アリは必ずつい立にいましたが、10日から昼も夜もカエルハウスに閉じこもり、昼もお風呂に入る事がありました。野生のデッキのカエルは、寒くなるとカエルハウスにいてお風呂の時間が多くなります。

アマガエルは一週間食べなくても大丈夫と言われていますが、コメントで皆様から温度が下がると食べなくなると教えていただいています。
飼育温度を検討する事にしました。

 私の場合、12月頃より21℃~17℃ 最近たまに朝方の短時間14℃に下がる事もありました。

これは、我が町の5月の気温です。↓

 これは10月の気温です。↓

野生の場合は朝方10℃以下になる事は良くあるし、ある研究室は15℃で飼育しているとの事でしたので15℃~21℃の間なら大丈夫と考えていました。
しかし、これらのグラフを見ると、5月はどんどん暖かくなり、最高気温はかなり上がります。
10月は10日頃から冬眠準備に入ります。
野生の場合は寒い期間は長くは続かないのです。15~21℃は短期間なら良いかも知れませんが、冬の間の長期間は良くないかも知れないと気付きました。

飼育温度のネットの情報では、22~27℃とか、研究室では15℃でも飼育できるなどと書かれてありますが、
冬は日中10時間位は25 ℃ 夜間は18℃以上が望ましく、一日の差を付ける事も大切。
との情報もあります。12/9「ナツ不調」のコメントでAさんより、「一日の差も大切で20℃以上は必要ではないかとぼんやり考える。」とのご意見をいただき、同感しました。

それで、暫らく昼間10時間25℃位とし、朝方も17℃以下にはしない事にしました。
25℃の10時間は飼育ケースに閉じ込める事になりますが、暫らく我慢してもらいます。18時~23時(20~22℃)は解放して自由に運動できるようにします。

25℃にする場合はストーブで室温も22℃位とし、飼育ケースを炬燵(弱)の横に置き、目標温度にします。夜間や外出時などや微調整はエアーシートを被せたりもします。(右) ↓

ケース内には、温度計を3ヶ所、①炬燵の一番温度の高い所 ②カエルのいる近く ③温度が低い所 と設置し頻回にチェックします。  
 
最高と最低も分ります。↓

温度は思ったより上手く管理でき、エアーシートでは2℃は上がります。

12日、温度を上げた日から二匹とも自分から食べに来ています。 ナツは5日ぶりの餌だったので、ちょっと目を離した隙にハエ2匹とイエコ4匹も食べてしまいました。アリもハエ2匹とイエコ1匹食べて良い表情をしています。 温度を上げた事との関係は分りません。

ケースになってからも、二匹は近くで過ごしています。↓


2 件のコメント:

  1. あまがえる大好き2017年1月16日 0:25

    お転婆様

    「野生の場合は寒い期間は長くは続かないのです。」
    なるほど…ですね。

    ゲンキも似たり寄ったりです。
    おおよそ毎日、ハエ1匹程度食べていたのですが、1月4日から温度はほとんど変わらないのに急に食べなくなりました。その上、変な糞をしました。米粒の半分くらいの糞がひとつ。離れた場所に、ティッシュで拭き取ると糞としか思えない、ゴミのような汚れのようなものがふたつほど。それが間を空けて2日間ありました。水苔を敷こうか…と一瞬、頭をよぎりましたが、やはり加温をすることにしました。暖めると鳴き始めましたが、食べるのは4、5日にハエ1匹食べる程度で心配です。日射があれば23度位まで上がる部屋に置いて、昼間は基本的にはお日様任せ、18度を切ると電気アンカのスイッチを入れています。活動期でもあまり食べない個体ですし、昨冬も同様だったので、しばらくは、このまま様子を見守っていこうと心配しつつ思っています。

    シズカは人間の生活温度と一緒で、昼間は18~19度程度、朝は15度程度ですが、こちらは食欲旺盛すぎて困っています。小虫、超小虫を与えることが出来れば、腹持ちが良いようで、翌日は夕方まで寝ていますが、ハエだけだと2匹では全く足りず。昼間もウロウロして虫を探し回り、草に付いていた小さな小さなアブラムシまで丹念に舐めとっています。今日はさらに温度が下がりましたが、食欲は変わりません。

    経験豊富な方は、オスとメスは違うんだよとおっしゃるのかもしれませんが、ゲンキとシズカ、あまりの違いに、ホントに同じアマガエル?と思ってしまいます。

    早く春よ来い、来いという気分です。





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    1. あまがえる大好き様

      ゲンキくんも食べなくなったのですね。糞も異状なら消化不良も考えられるのでしょうか。
      ウチの仔たちは糞は普通です。私も水ゴケと冬眠も考えました。

      ここは9月の中頃から最低気温は11~15℃となりますが、野生のカエルは食欲旺盛で元気です。ですから、15℃あれば絶対大丈夫と考えていました。しかし、この9月の最高気温は22~26℃ありました。朝の短時間寒くても日中暖かくなり消化など出来ているのだと思いました。単純に最低気温だけの問題ではないと考えるようになりました。
      カエルは冬眠するようになっているのですから、起して置くのは何か不都合が出てしまうのかも知れません。

      シズカちゃんとゲンキくんは、ずい分違うのですね。
      野生のカエルも冬眠に入るのはずい分差がありますから、耐寒性や食欲など個体差があるようです。
      昨年のカッコが大丈夫だったからと思ったのは間違いでした。カッコも1月は食欲はありませんでした。

      ゲンキくんの4~5日にハエ1匹は少ないですね。
      アリとナツは、食べだめをするようになりました。食べる日は何時までもおねだりをしてハエ3~4匹分ペロリで、そして1~2日間食べないです。
      繁殖期はオスはほとんど食べないと言われていますから、食欲は違うかも知れませんね。

      日射しがあれば23℃とは羨ましいです。
      ゲンキくんも18~23℃あれば大丈夫でしょう。

      春が待ちどうしいですね。

      温度や餌の量など参考になりました。ありがとうございました。

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