2017年1月6日金曜日

冬眠場所の温度

昨年飼育していたミカは、10月末に梅の木の根元に飼育ケースを移動すると、自分から土に潜りました。 その後飼育ケースは外し、落ち葉やサツマイモの茎を積みました。
ミカは途中で好きな場所に移動した可能性もありますが、ここにいると仮定して保護するようにしています。
 
 昨年12月に、この梅の木から数メートルの畑でサツマイモを掘っていて、冬眠しているアマガエルを2匹掘り起こしてしまいました。 その2匹もこの梅の木の根元に放しました。


この木の根元の土は、湿り具合と温度は時々チェックしています。
土の湿り具合は、晴天が続いても、雨でも一定に良い状態を保ち、土は凍った事はありませんでした。

1月になり更に枯草と人工板を被せました。 ↓
 

 アマガエルが潜っていると思われる土の表面から5㎝位の深さに温度計のセンサーを埋めて、温度を測定しています。 ↓

今朝8時の土の中の温度は2.8℃ 落ち葉の上の気温は-3.4です。14時になり外気温は9.4℃に上がっても土の中は2.9℃とほとんど変わりません。 ↓
今までの最低は外気温-6℃ 土の中1.9℃でしたので、これで大丈夫と思いますが、これからも湿度と温度など注意していきます。

10 件のコメント:

  1. お転婆様
    新年おめでとうございます。
    屋内・外と、飼育・観測・・・凄いです!
    外気温が変化しても、土の中は安定してるんですねー
    不思議です。誰に教わる事なく、そこで越冬する生物の本能もまた、凄いです!
    うちの子らの本能は、どれ位残ってるんかな?
    適応力も凄いとは思いますが・・
    今年も、宜しくお願いします!

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    1. ライダーマン スィンゴ様

      新年おめでとうございます。

      室内のアリとナツは一時食欲が落ちましたが、また食欲も出て元気で仲良しなのでホッとしています。
      外で冬眠しているミカは、冬が越せるように努力したいと思っています。
      私も土の中の温度と土の湿り具合が一定していて驚いています。生物の本能は凄いです。

      そうですね。部屋で過ごしているアリとナツの適応力も凄いです。ほとんど解放状態ですが、部屋から出ようとはしません。そして私の生活に合わせてくれているようです。

      こちらこそ、今年も宜しくお願いします。

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  2. お転婆様  

    思った以上に冬眠場所は温度変化が少ないですね。
    うちでは外の物置に置いていますが、外気温そのものでしょうから今の時期だと-5℃前後から10℃切る位には変化しているかもしれません。
    水苔の中の温度は測定していませんが。
    本来なら冷蔵庫にでも入れてしまった方がアマガエルにとってはいいのかもしれませわ。

    野外での冬眠場所の温度がそんなに安定していると場所によって温度上昇の時期がずれて冬眠明けも差がでそうですね。

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    1. スクワイヤー様

      温度変化も少なく土はマイナスにならないのでホッとしています。土の上は枯葉+イモの茎や枯草+藁+人工板がかけてあります。枯葉やイモの茎は腐敗(醗酵?)していますので微熱が出て、下からは地熱も上がって来るので凍らないのだと思います。
      土はかなり湿った状態ですが、トノサマなど水の中にもいるとありましたので大丈夫と思います。

      冷蔵庫は良いと思いますが、「もし起きて出て来たら」と湿度の管理が心配で止めました。家族の反対もありますし。(笑)

      -5℃は凍りそうですし、10℃は起きてしまいそうで心配ですが、スクワイヤーさんはそれで成功されているので、大丈夫と言う事ですね。アマガエルは浅い所で冬眠しているとの記事を見た事があります。案外丈夫なのかも知れません。

      冬眠明けはかなりの差がある様に思います。3月末にもう鳴き声を聞きますし、5月になっても冬眠から覚めたらしいアマガエルを畑で見ます。個体差もありそうですが、冬眠場所により差が出るのではないでしょうか。

      追記 
      地熱について調べると、10m以下で年中一定であり大阪で17℃、100mで2~4℃差があると書いてありました。地表面からたった5㎝下では地熱は期待できないかも知れません。
      発酵も冬は進行が遅いのであまり期待できないと思いますが、土の中が暖かいのは事実ですので、少し調べて見たいと思います。

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    2. お転婆様

      飼育下ではアマガエルは大体4~5cmの深さの水苔に潜らせていますが。寒いと底の方まで潜り暖かいと浅い所にいる事が多いです。
      野生ではどうなんでしょうね。柔らかい土の所なら潜れそうですが。

      以前、地熱を利用した住宅の展示場を通った時に深さは忘れてしまったのですが展示されていた地熱のデジタル温度計は冬でも19℃を指していました。
      深ければ暖かいのだと思いますが、浅いと霜柱とか立っていますから氷点下になるんでしょうね。(もっともアマガエルは凍りませんが。)

      今日は気温が急に17℃位まで上がり塀に芋虫や畑で蚊柱を見ました。

      カエル達を見てみるとアマガエルもモリアオガエルも起きて出てきていました。

      気温が不安定なのは困りもかです。

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    3. スクワイヤー様

      以前春に草取りをしていて、5㎝以内の所に寝ていたカエルを掘り起こした事がありましたが、この時は4月の暖かい日でしたから、上の方に来ていた可能性があります。
      スクワイヤーさんのカエルさんが寒いと深く潜るなら野生のカエルも寒いと更に深く潜る可能性がありますね。
      私がミカを放した梅の木の根元は、常に枯草が積まれ、人も踏み込む事はないのでフカフカな土でした。5㎝以上潜るのは難しくないと思います。
      情報ありがとうございます。

      >地熱のデジタル温度計は19℃・・
      地熱は四国や九州の暖かい地方は、10mで20℃と書いてありましたから、19℃も可能なのだと思います。
      夏も19℃になるのでしょうね。良いですね。

      イモムシはウチの庭のもまだ元気ですし、蚊も見ます。

      今朝は-3℃でしたが、土の上に何もない所は霜柱が立っていましたから氷点下と思います。枯葉の下や小松菜の根元は凍っていませんでした。アマガエルたちは植物の根元や何かの下で冬眠するのではないかと推測しています。

      17℃! もう春ですね。これではカエルたちも起きてしまうでしょう。暖かい地方は1月でもアマガエルの鳴き声がする事があると聞きます。起きても大丈夫なのですね。

      でも寒く一定の方が良いと思います。

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  3. 初めてアマガエルを飼育してます。今日餌をあげようとしたら、黒く固くなってました。
    昨日、パパが土をひっくり返し、からになってたので、今日入れてあげようとしたら蛙は上のようになっていたので死んでしまったのか、冬眠したのかわからず とりあえず土の中に埋めて上げました。
    このまま冬眠しますかね⁉️

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    1. はなちゃんママ様

      ブログを見て下さりありがとうございます。
      「今日餌をあげようとしたら」
      と言う事は昨日まで食べていたと言う事ですね。カエルを飼育していた部屋の温度は何度位だったのでしょうか。? 餌を食べていたなら、最低温度が数度以上あれば完全に土には潜り冬眠はしないと思います。元気なら、暖かくなれば土から出て来ると思います。
      アマガエルは、お腹の中の食べた物が完全に消化されるまでは冬眠はしないと思います。食べた後急に温度が下がり消化できない状態で冬眠となると危険な状態になるそうです。

      元気なら、暖かくなれば土から出て来ると思います。
      餌を昨日まで食べて、温度が数度以上あれば、このまま冬眠する
      事はないと思います。

      私は専門家ではないのではっきりとは言えません。

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  4. 初めてアマガエルを飼育してます。昨日、パパが蛙の飼育箱に植木鉢を入れていたのを倒してしまい、植木鉢を出していたら今朝に餌をあげようとしたら、蛙は黒く固くなっていました。これは、冬眠しているのか、死んでしまったのか・・・。教えてください。
    一応、植木鉢のなかに蛙は埋めて上げました

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    1. はなちゃんママ様

      飼育箱は家の中にあったのですか。それとも外でしょうか。?
      家の中なら冬眠する事はないと思います。室内の温度が数度になれば土に潜る事はありますが、昼間に暖かくなれば少し顔を出すと思います。
      飼育箱が外にあり寒いと土に潜りますが、昨日まで餌を食べていたなら急に冬眠する事はないと思います。元気ならまた動き出すと思います。
      寒いとカエルは黒くなる事はありますが、固くなったのは見た事ありません。冬眠中のカエルは掘り出しても柔らかでした。とても寒くて凍ったり死んでしまえば固くなるかも知れません。
      ごめんなさい。はっきりとは分りません。

      「植木鉢の中に埋めた」との事ですが、元気で暖かくなれば出て来るでしょう。

      前回にも書きましたが、アマガエルを冬眠させるのはとても難しいです。徐々に温度を下げ、餌を食べなくなって7~10日ほどして更に温度をさげ自ら土に潜らせるのが良いと思います。その後も湿度と温度管理が大切です。私も成功を確認した事はありません。
      冬眠が難しいなら、冬眠させないで15~25℃に暖房して飼育する事が良いと思います。
      とにかくアマガエルの人工的な冬越しは難しいです。

      元気に顏を出してくれる事を願っています。

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