2017年1月27日金曜日

-10℃の時の土

大寒となり、25日の朝は-10℃となりました。
梅の木の下で冬眠していると思うミカが心配になり見に行きました。

被せてある枯草の下の枯葉は水が付きガチガチに凍っていましたが、その下の土は全く凍っていません。適度に湿っているのに土はフカフカで驚きました。 この下で冬眠しているなら大丈夫と思います。

他の場所の土の凍っている様子を調べました。
1月25日 -10℃を記録した日の9時頃-5℃の時です。

畑で耕してあり空気と水分を含んだ土は、地面から10~13㎝はカチカチに凍っていました。 小松菜の根元は、空気と水分も含まれていましたが、地面から5㎝までしか凍っていませんでした。

通路などで硬く踏みつけられて乾き気味の土は1㎝ほど凍っていました。
1㎝でも乾いた硬い土ではアマガエルは冬眠できません。
アマガエルが冬眠するには、適度の水分と空気が必要です。
木の根元で落ち葉や枯草の下や植物の根元は日が当らず、水分や空気も含まれているのに、
温度差も少なく良い場所と思いました。

以前枯草が積んであるブルーベリーの根元や、小松菜の根元で冬眠しているアマガエルを見ました。

1月9日 雪が降った日、梅の木の下の土の中は3℃でした。
 

4 件のコメント:

  1. お転婆様

    やはり気温と土中の温度は違いますね。植物の根元は凍結しないのは不思議ですね。
    以前書いたかもしれませんが、雪が積もった時に木の根元から先に雪が溶けていたのを見た事がありますが、やはり温度が若干高いのでしょうか。

    一昨日、昨日と暖かくなりゴミムシやバラの葉に芋虫がいるのを見ました。
    小さな昆虫達が越冬できるのも土の中という安全な場所があるからかもしれません。

    ここ最近はマイナス8℃止まりでしたが、気温が上がったので昨日冬眠中のカエル達を見てみたらアマガエルはオスが起きていてモリアオガエルは普通に座っていました。

    残念ながらオタマジャクシから育てたモリアオガエルは死んでしまいました。
    元々痩せていたのでもたなかったのか、氷点下が過酷だったのかわかりませんが、やはり子カエルから育てるのは私には難しいです。

    他のカエル達もあと約二ヶ月持ちこたえてほしいです。

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    1. スクワイヤー様

      梅の木の下の枯草や枯葉を積んだ下の土が、全く凍っていなかったのは、驚きました。
      花壇の花で耐寒性の強い福寿草などは、特に花の周りの雪は早く融けますので、若干暖かいのだと思います。
      植物の根元は、上にある葉で寒さも直射日光からも守られ水分も保たれ、アマガエルが冬眠するには良い場所だと思いました。
      昨年12月にサツマイモ掘りをしていると、二匹のアマガエルが出て来ました。アマガエルは植物の根元が良い事を知っているようです。
      昆虫たちや多くの生き物が土に守られて生きているのを実感します。

      ここも昨日は暖かでした。ビニールハウスには、ハエ・蜘蛛・蜂・蛾・蚊といました。寒くても春に向かっていると感じます。まだハボタンのイモムシも生きています。

      もうアマガエルは目覚め、モリアオガエルは完全に起きていたと言う事ですね。何回も起きても意外と大丈夫なものなのでしょう。

      オタマから育てたモリアオガエルは残念でしたね。
      スクワイヤーさんの育て方ではなくて、元々痩せていたと言う事ですので、生まれ持って弱かったのではないでしょうか。
      私も今年7匹のオタマを飼育始めましたが、手元に置けたのは3匹だけでした。カエルなどは大量に生まれますが生き残れるのはほんの僅かです。天敵や事故が大きな要因と思いますが、生まれ持って弱い個体も多いのではないかと、多くのオタマジャクシを育てるようになり感じています。

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    2. お転婆様

      今週は気温が高めのようなので困ってしまいます。
      モリアオガエルは出てきているとは言っても瞳が細い状態なので本調子ではないと思いますが、アマガエルは鈍いものの普通に動いていました。

      毎年何度か出たり入ったりしていますが、やはり野生のもよりケースでは温度変化が出てしまうのかもしれません。

      モリアオガエルの子ガエルは思えばオタマジャクシの時代から水面に浮いてぼーっとしていたり、上陸から冬眠まであまり大きくなりませんでした。

      こちらを拝見している限りではアマガエルは上陸してから秋まで結構大きくなるような気がします。

      7匹中3匹とはカエルの生き残り競争は天敵、事故だけでなく体質も絡んで厳しいですね。

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    3. スクワイヤ―様

      アマガエルのオスは、「繁殖期は食べない。」と聞いています。あれだけ大声で合唱し、活動しても食べないでいられるのは凄いと思います。冬眠中に起きて少しの活動くらいは平気なのかも知れません。野生でも春になると、起きたり潜ったりしている事と思います。

      ネットの情報で人工冬眠は難しいとありましたが、野生に比べて温度変化や湿度の管理が難しいのでしょう。

      私もオタマジャクシを沢山育てて見て、意外と弱い小さなオタマジャクシがいる事が分りました。野生では生きられないので目にする事は少ないのだと思います。

      上陸から冬眠まであまり大きくならないのは、不思議です。生まれ持って内臓に障害があったのではないでしょうか。
      アマガエルは個体差もありますが、餌を充分に食べられれば4ヶ月で大きくなります。特に初めの1~2ヶ月はどんどん成長していきます。

      私の保護した7匹は、最後に池に残った仔なので弱い個体が多かったかも知れません。餌も食べず痩せていたので、飼育は断念して自然に任せました。その後どうなったか分りません。

      私達が野生で目にする野原を元気に跳び回っているカエルは、厳しい生存競争を勝ち抜いた心身ともに大変優秀な個体なのだと思います。
      陰では多くの弱い個体が消えている事でしょう。

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