2015年 プールに繁殖行動に来るオスは、個体別にみると、どの位の期間、何日位通って来るのか調べました。
調査期間は、4/5~4/27 5/19~7/20の76日間、(20~22時) 最盛期は観察できませんでしたので、正確な結果は出ませんが、少しは参考になると考えます。
方法は、プールに来ていたカエルの背中の写真を撮り、模様で個体識別し名前を付け、何日に来ていたかまとめました。画像よりまとめていますので、写真に撮れなかった個体は、来ていても見落としている可能性はあります。時間を換え2回撮影し、泳いでる個体は、縁に来るのを待ち撮影しました。観察後に来た個体は見落としになっています。
最盛期の3週間を除く76日間で、延べ総数大よそ1259匹でした。 丁寧に数えましたが、見落としや観察後に来たカエルの事を考慮すれば、この1~2割は多く来た可能性はあります。
延べ総数1259匹のうち、個体識別できたのは、207匹 約80%でした。このうち120匹は、1~2回プールに来たのみで、3回以上来たのは、87匹でした。この87匹の出席日を表にしました。
2015年 プールに繁殖行動に来たオスの出席日 ↓ 黄色の★は結婚できた日
上の表の上の部分の拡大 4,5,6月に来ていたオスガエル ↓
下の部分の拡大 5月19日以降に来ていたオスガエル ↓
分った事
4月~7月まで通っていたオスは2~3匹で、4月からいた個体の半分は、4週間で来なくなった。
残り半分も6月の中頃には来なくなった。
5月末からは、新しいカエルがだんだんと来るようになったが、多くは2~3週間で来なくなった。
来る時は続けて来る事が多く、特に来始めは続けて来る事が多かった。
4月~7月まで通って来たカエルは、カサ君とキョウリュウ君の2匹だけでした。
カサ君は、4/22~7/16までの長い間来ていました。やや大き目でリーダーとまで行きませんでし たが、声も姿も美しいカエルでした。↓
あまり喧嘩している姿は見ませんでした。もちろん結婚できました。
キョウリュウ君 4/21~7/3日まで通って来て、いつも発泡スチロールにいました。
小さいのに大きな声で鳴き、努力の甲斐あり、結婚できました。 ↓
一番の皆勤賞は、フとY君で、5/19~6/25はほぼ毎日、その後も7月中まで来ていました。
(5/19前より来ていた可能性大です)
このプールには最盛期を除いても大よそ250個体以上は来ると推測できました。そのカエルたちは一度にプールに集まるのでなく、日をずらして来ていました。一度に200匹も来れば、大混乱になるでしょう。
4月初めは大きなカエルが多く、7月になると小さなカエルが多くなりました。小さなカエルは、4月に行っても勝ち目はないと思っているのでしょうか。
6月の中頃から来始めるカエルがいますが、5月の中には冬眠から覚めているはずなのに、なぜ直ぐに来ないのでしょうか。またそれまで何処にいるのでしょう。
私の畑や庭には、5月末まで大人のカエルはいません。冬眠から覚めると、直ぐに繁殖場に行くと思っていました。
私の家には、大人のカエルは5月末から来始めますので、この表と合っています。
また、昨年家で暮した1歳の若いウサ君とコマ君は、5月末から家に来ていて、6月中~8月7日までいませんでした。小さなカエルは遅くに行くと言う事も合っている様に思えます。
そして、不思議で心配な事があります。2014年に個体識別して覚えた個体60匹に一匹も合えなかった事です。 全て死亡したとはとても思えません。
上の二点から、ある仮説が浮かびました。「オスガエルは、繁殖場所を換えているのではないか 。」と言う事です。今後の課題になりました。
上手にまとめられなく、解り難く申し訳ありません。
調査期間は、4/5~4/27 5/19~7/20の76日間、(20~22時) 最盛期は観察できませんでしたので、正確な結果は出ませんが、少しは参考になると考えます。
方法は、プールに来ていたカエルの背中の写真を撮り、模様で個体識別し名前を付け、何日に来ていたかまとめました。画像よりまとめていますので、写真に撮れなかった個体は、来ていても見落としている可能性はあります。時間を換え2回撮影し、泳いでる個体は、縁に来るのを待ち撮影しました。観察後に来た個体は見落としになっています。
最盛期の3週間を除く76日間で、延べ総数大よそ1259匹でした。 丁寧に数えましたが、見落としや観察後に来たカエルの事を考慮すれば、この1~2割は多く来た可能性はあります。
延べ総数1259匹のうち、個体識別できたのは、207匹 約80%でした。このうち120匹は、1~2回プールに来たのみで、3回以上来たのは、87匹でした。この87匹の出席日を表にしました。
2015年 プールに繁殖行動に来たオスの出席日 ↓ 黄色の★は結婚できた日
上の表の上の部分の拡大 4,5,6月に来ていたオスガエル ↓
下の部分の拡大 5月19日以降に来ていたオスガエル ↓
分った事
4月~7月まで通っていたオスは2~3匹で、4月からいた個体の半分は、4週間で来なくなった。
残り半分も6月の中頃には来なくなった。
5月末からは、新しいカエルがだんだんと来るようになったが、多くは2~3週間で来なくなった。
来る時は続けて来る事が多く、特に来始めは続けて来る事が多かった。
4月~7月まで通って来たカエルは、カサ君とキョウリュウ君の2匹だけでした。
カサ君は、4/22~7/16までの長い間来ていました。やや大き目でリーダーとまで行きませんでし たが、声も姿も美しいカエルでした。↓
あまり喧嘩している姿は見ませんでした。もちろん結婚できました。
キョウリュウ君 4/21~7/3日まで通って来て、いつも発泡スチロールにいました。
小さいのに大きな声で鳴き、努力の甲斐あり、結婚できました。 ↓
一番の皆勤賞は、フとY君で、5/19~6/25はほぼ毎日、その後も7月中まで来ていました。
(5/19前より来ていた可能性大です)
このプールには最盛期を除いても大よそ250個体以上は来ると推測できました。そのカエルたちは一度にプールに集まるのでなく、日をずらして来ていました。一度に200匹も来れば、大混乱になるでしょう。
4月初めは大きなカエルが多く、7月になると小さなカエルが多くなりました。小さなカエルは、4月に行っても勝ち目はないと思っているのでしょうか。
6月の中頃から来始めるカエルがいますが、5月の中には冬眠から覚めているはずなのに、なぜ直ぐに来ないのでしょうか。またそれまで何処にいるのでしょう。
私の畑や庭には、5月末まで大人のカエルはいません。冬眠から覚めると、直ぐに繁殖場に行くと思っていました。
私の家には、大人のカエルは5月末から来始めますので、この表と合っています。
また、昨年家で暮した1歳の若いウサ君とコマ君は、5月末から家に来ていて、6月中~8月7日までいませんでした。小さなカエルは遅くに行くと言う事も合っている様に思えます。
そして、不思議で心配な事があります。2014年に個体識別して覚えた個体60匹に一匹も合えなかった事です。 全て死亡したとはとても思えません。
上の二点から、ある仮説が浮かびました。「オスガエルは、繁殖場所を換えているのではないか 。」と言う事です。今後の課題になりました。
上手にまとめられなく、解り難く申し訳ありません。
お転婆様
返信削除一昔前の若者のナンパスポットよろしく?今回は○○へ行こう、次は△△行くかみたいのがあるんでしょうか。
ただ、アマガエルは車がある訳ではないので移動はそう簡単だとは思いませんが、それがタイムラグになるんでしょうかね。
ヒキガエルなんかは生まれた池に来て短期間で産卵は終わるようですがアマガエルはそのこだわりもなく長期に渡るのでしょうか。
スクワイヤー様
削除田んぼは、数枚~何十枚と集まっている事がほとんどです。
観察していると、日により集まっている田んぼが違う事があり、アマガエルたちは、田んぼを換えていると推測していました。
プールの場合は、周りに田んぼはないので、移動しないと思っていましが、移動しているような気がします。
「今回は○○へ行こう、次は△△行くか。」だと思います。(笑)
近親交配を避けるためかも知れません。
>タイムラグになる・・
そのとおりだと思っています。
プールに同じ個体が3~4週間留まる事が多いようです。そして初めは続けて来て、だんだんと間が空くようになり来なくなる、と言うケースが多いです。この事からも、だんだんと疲れて来るのではないかと思います。
一度しか見なかったカエルも約90個体いました。このカエルたちは、一日来て「ああ、ここはダメだ。」と他に行ってしまったのだと思います。
ヒキガエルは楽ですね。
アマガエルは、戦いの期間が長く大変です。