2016年2月16日火曜日

卵発生

昨年産卵を観察できましたので、卵の発生経過を観察しました。
画像は簡単なデジカメなので、鮮明ではありませんが、ぼんやりとは見る事ができます。
そして、温度による発生の違いも観察しました。

6/4日夜 プールのカップルシイタケ君とイちゃんに来てもらい、
6/5日 11:20から産卵が始まりました。

 11:20~30分に産卵された卵数個をタッパーに入れ水温23℃に保ち、30ヶほどは発泡スチロールに入れ外に置きました。 (産卵時間は11:30として計算しました。)
      
 6/5 当日1日目
13:05   約1時間30分後  2つに分割しました。18分後4分割したように見えます。
13:56 、みぞが深くなっているので、8分割したと思います。
 更に分割して4時間後にはひび割れたように見えます。
 6時間経つと分割は多くなり見えなくなりました。
 

 6/6  2日目
大きなミゾができていました。
急激に変化しています。

6/7 3日目  孵化 
 8:30 まだ受精膜の中にいますが、盛んに動きます。
 23時 受精から2日と約12時間受精膜から出て、孵化しました。
参考 文献 ↓

 受精と発生 - Hi-HO
www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/seishoku2.html   より転用させて頂きました。
「アマガエルのヒミツ」秋山幸也では20℃以上あれば2日で孵化するとありました。
我が家では、少し遅れました。

 水温と発達の違い
 23℃に保温した場合と、外気温(17~20)と比べました。
    受精から約 26時間後 ↓ 
    受精から2日と4時間 ↓
外気温では孵化までに、5日かかり、23℃と比べると約倍の時間がかかりました。

動けないこの時期の遅れは自然界では厳しいです。
4月と5月初めに産卵される卵は少ない事と、孵化に時間がかかる事で天敵のリスクはとても高くなると思いました。

6 件のコメント:

  1. お転婆様

    クワガタを卵から育てるとあまり高温にすると早く羽化して小型の成虫になり、低めの温度でじっくり時間をかけると大型の成虫になりますが、昆虫とは違うとは思いますが、低めの温度だと成長が遅い代わりに立派なオタマジャクシになるなんて事はないんでしょうかね。

    ヒキガエルやアカガエルは春の早い時期に産卵しますが水温が低いからか結構長い間卵でいる気がします。

    先日の陽気に誘われて出て来たアマガエルはまた冬の気温になりまた水苔に潜っていきました。

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    1. スクワイヤー様

      >クワガタは低めの温度・・・大型の成虫・・・
      時間がかかっただけ栄養が蓄えられ大型になるのですね。

      今回の23℃の実験は、孵化したところまでで、外の飼育箱に入れてしまったのでその後の違いは分かりません。

      アマガエルのオタマは、同じ親から生まれ同じ環境で育っても、上陸するまでには約2週間の差が出ました。体が大きいから早く上陸するとは限らず、また時間がかかったのは大きくなる事もありませんでした。同じ条件では、どちらかと言えば長くかかった方が小さなカエルが多かったと思います。中には、長くかかり大きくなったのもいました。

      オタマジャクシハンドブックによると、変態までの期間は、アカガエルは3ヶ月、ヒキガエルは1~2ヶ月となっています。しかしアカガエルは、私の所の4月に産卵はもう少し早いと思います。2月頃産卵の場合は3ヶ月かかるのかも知れません。

      陽気に誘われた出てきたカエルさん、潜ったのですね。
      自然でも出てきたり、潜ったりしているのでしょうか。

      ウチのカッコちゃんは、早い時間(18時)から動くようになり、良く食べるようになりました。暖かい日はストーブを焚かなくなったので、室内の温度は以前より少し低くなっています。しかし、西日が良く当たる所にいるので、日は長く感じ、春を感じているようです。
      無加温のハウスには、蛾・蜘蛛・ハナアブ・ヒシバツタなどいるようになりました。
      何とか、冬を越せそうでほっとしています。

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  2. こんばんわ

    まだ、少しブログ内を探索させていただいただけですが、ものすごい情報ですね。ただただ、びっくりです。
    どうして、もっと早く、このブログに出会えなかたのかと、勿体無く思っています。
    一昨年、初めて、オタマジャクシから子蛙を飼育しました。
    自信がなかったので、シュレーゲル1匹とアマガエル2匹を残し、庭に放しました。
    冬越しが、下手だったのでしょう、春にはなにもなくなっていました。
    子蛙の餌とりは、アブラムシが美味しそうに見えるくらいになっていました。
    可哀想なことをしてしまいました。

    なにカエルかは、わかりませんが、夏休みに、子どもたちと川で遊んていて、カエルの卵(前に日においた枝に産卵)が3日くらいでオタマジャクシになったような気がします。3日はオーバーかもしれませんが、本当にびっくりするくらい早く、早くしないと冬になってしまうからかしらと思った記憶があります。産卵時期と温度の関係、面白そうですね。

    はらペコあぃ

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    1. はらペコあぃ様

      こんばんは。

      ブログを見て下さり、嬉しいです。
      皆さまからご意見をいただけると、何より励みになり、続けられてきました。

      >子蛙の餌とりは、アブラムシが美味しそうに見える・・・
      「同じく」です。私もハエは大嫌いでしたが、最近は見ると「美味しそう」と思えてしまいます。(笑)
      アマガエルの冬越しは難しそうですね。
      私は、この冬初めてアマガエルを飼育しました。始めは冬眠させるつもりでしたが、自信がなくて温度を下げる事ができずに今日まで来てしまいました。もうすぐ春ですからこのまま起きていてもらいます。

      川に産卵するカエルもいますから、何ガエルだったのでしょうね。
      アマガエルは、卵からオタマジャクシになるのは温度によりますが、3日位ですからオーバーではないと思います。
      卵でいるのは危険ですし、秋になると寒くなるから、早く孵化するのでしょう。

      卵の発生の様子は、普通の拡大鏡でも見られますから、子供さんと観察すると面白いと思います。

      アマガエルの飼育は、私はまだ経験が浅いですが、今年も卵からオタマジャクシを飼育する予定です。
      今年は、5月中頃から飼育を始めたいと思っています。その様子はブログに書きますので、また覗いて、ご意見を下さると嬉しいです。

      コメントありがとうございました。

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  3. お転婆様

    人ずての話ではありますがもうヒキガエルは産卵期に入ったようです。ロードキルだけは気を付けてほしいです。

    ハナアブやヒシバッタは越冬すると思いますが、越冬場所はどんな所でするのかは知りませんでした。ハウスの中にいましたか。

    まだ寒いとは言え寒さもピークを過ぎたでしょうからカッコちゃんも春が待ち遠しいでしょうね。日の光に力強さがでてきました。

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    1. スクワイヤー様

      もうヒキガエルは産卵ですか。
      早いですね。まだ寒さもぶり返すので、凍ってしまわないかと心配です。
      (ロードキルの意味知らなくて調べました。一つ覚えました。)
      私も家で暮すアマガエルたちが、交通事故に遭わないかととても心配です。

      ハウスにハナアブやヒシバッタがいて驚きました。
      ハウスは耐寒性の弱い花を越冬のため仮植えしてあり、上に枯葉をかけていますので、良い越冬の場所になっているようです。その他ミズナなども栽培していますので、アブラムシやイモムシ(ヨトウムシのような)までいました。

      カッコちゃんは本当に可愛いです。飼育されている皆さんの気持解りました。春になったらデッキに帰すつもりですので、早く春が来ると寂しいような気がしてきました。

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