2015年5月30日土曜日

メスからプロポーズする

昨夜 29日 20時 プールでの事

 15匹くらいのアマガエルが合唱していましたが、小さいオスが多く、主力の雄は4匹、
そのうちの一匹はこのところ毎日いる元気な「フとY」と言うオスでした。
このオスは敏感で直ぐに逃げ、プール全体を泳ぎ回る目立つオスでした。
今夜は東の壁で鳴いています。 ↓

後2匹の主力のオスは、東北隅のハッポースチロールの上で、たえず威嚇しながら、元気に鳴いていました。 オスA(左)は小さいながら気が強く、大きいB(逃げる)を追い払います。↓

 あと一匹、西の壁で鳴くオスがいました。

 全体の観察を終えて、プール全体を見ていると、東のプール縁の外に、少し大きなカエルが来るのを発見しました。
遅くに来た事と、初めて見るのでメスの可能性があります。↓
背中の模様で、リボンとマルと名付け、観察する事にしました。
20:33

リボンとマルは、プールの縁に上がり、東隅の発泡スチロールの上で鳴いたり、威嚇しているオスの方向に歩き出しました。 ↓
リボンとマルは二匹のオスの近くまで来ると、高い所から二匹の様子を見ています。↓
喧嘩する様子もジッと見ています 。
オスAは、体はやや小さいですが、声は大きく気が強く、体の大きいオスBをひっきりなしに威嚇しますが、Bは我慢強くねばります。
オスAが、リボンとマルに気付き、メスと分らず、威嚇してしまいました。↓

リボンとマルは、威嚇されても、平気で下におりましたが、オスAを無視してます。↓

しばらくすると、リボンとマルは、突然大人しいオスBに抱きつくも直ぐに離れて、泳いで行ってしまいました。↓
気の強いAより、大人しいBを選びましたが、気に入らなかったようです。
その後水の中を泳ぎ回って、行方不明になりました。
 

20分後、リボンとマルを初めにいた東の縁で発見。↓
良く鳴いている、フとYと言うオスに向かって歩き出しました。 
側にいた小さいオスDには全く無関心です。 そのオスDもメスと気がつかないようです。↓

カエルにしては、早いペースで近づきます。 ↓
フとYが気付いたのか、少し縁に上がって来ました。↓
 リボとマルは隠れましたが、その後、素早く突進するかように、フとYに 抱きつきました。
女性からの積極的な熱いプロポーズでした。

もちろん 即OK。

リボンとマルの行動とオスたちの位置関係 ↓

今回分かった事
 一例なので全てのアマガエルに当てはまるとは言えない。

リボンとマルは、オスをじっくりと観察して選んだ。20分泳ぎ回りながら、フとY
西にいたオスも観察していたと思う。

 オスは、オスとメスとの区別は、遠くからや直ぐには判断できない。
メスは、オスをじっくりと観察し選ぶ事ができる。

この事から、今まで分らなかったオスの行動が、仮説を立てられるようになりました。
 
この後幸せな二匹は、どうなったでしょうか。
明日書きます。

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