2012年10月12日金曜日

ガードウーマン

昨日の事です。 一日中 カエルのガードウーマンで多忙でした。

8:00になっても、カシマとリーフがデッキの手すりでウロウロしています。
近くにモズがいるので、私は気が気ではありません。
  カシマ ↓
 
リーフ ↓


まず、カシマの横にカエルの家を置きました。
すぐに入って満足そうです。
 
リーフもすぐ近くにカエルの家を置いてあげると、しばらくして入りました。 
後は安心して眠りました。↓

私はこれで安心してはいられません。時々見回りします。

10時、大変です ! !   デッキの下にが入るのを見ました。今日はデッキにミッキー・カシマ・リーフ・ハート・ヒノキと名無し一匹います。 
とりあえず、デッキの床にいた名無しチビケロを家の前のコニファーの鉢に避難させました。
     デッキの名無しチビケロ ↓
 
     避難させた名無しチビケロ ↓

 

それから、殺虫剤を噴射したり(カエルもいるため少しです)棒で脅したり、水を噴射したりしましたが、デッキ下から蛇は出てきません。行方不明です。 
仕方なく、15分毎に見回り強化です。

13時 大変 ! ! !  怪我をしているマドカの下1.5m位にがいるのです。いったんは棒で押えましたが、逃げられてしまいました。
それから、蛇を見つけ易いように、草刈をしました。

15時 「ああ疲れた。」とちょっと休んでいると、ガタガタとヤマオとフタバがいる鳥の餌台で音がするのです。 大変 ! ! !  夫が餌台の補強工事をしているのです。↓
 
二匹はガタガタとかなり揺すられているのに、しっかりつかまってじっとしています。
 私 「ダメ ! 」
 夫 「カエルがいるの知ってるよ。 こいつら平気なんだ。なんて名前。」 と、平然と工事を続けましたが、無事終わりました。

その後も見回りは続け、人間の夕食の支度より、カエルの夕食のクモ捕りが先です。
やっと夜になり一安心した所で、私がマドカのために捕っておいたクモをカマキリに盗まれました。

私の周りは、蛇・モズ・カマキリと目が離せない夫など敵ばかり、カエルガードウーマンの多忙な一日でした。

2012年10月11日木曜日

餌場の記憶

マドカと言うカエルが怪我をしたので、2日間保護しました。(以前の日記参照)
昨年からの経験で、「カエルは餌のいた場所の記憶はかなり強く残る。」と思われました。
ですから、二日間飼育箱に餌がたくさんいた記憶はあると思い、それを観察しました。

予想的中です。 17時、マドカは、近くに置かれた飼育箱に来ていました。↓
この飼育箱に餌のクモがいた事を覚えていたのです。

 それで、プレゼントに捕獲して置いたクモを飼育していた箱に入れました。
早速、パクリ。 ↓

しばらくして見に行くと、マドカはいません。
なんと憎っくきカマキリが、私がマドカにプレゼントしたクモを食べてました。 ↓
近くにもう一匹の見たことないチビケロがいました。↓
模様からマドカではありません。
マドカは無事かな。?     敵は多い、頑張れマドカ。

マドカ 元気

怪我をして2日間保護したカエルのマドカが、今朝元気で帰っていました。
模様でマドカと確認。↓


お腹も膨らんでいますので、ちゃんと虫も捕れ食べているのでしょう。
嬉しくて、ほっとしました。 ↓


でも、まだ怪我した足の指は赤いです。 ↓
敵に襲われないように祈ります。


2012年10月10日水曜日

マドカ 放す

マドカが足を怪我しましたので2日間保護していました。
まだ怪我は治っていませんが、私が2日間留守をする事になり、心配ですが放す事にしました。

9日3時 虫は食べている様子でお腹はパンパンです。↓


足はまだ赤く開きませんが、普通に動けていますので、放す決断をしました。 ↓
放してもなかなか動こうとしません。
 私も後ろ髪を引かれる思いでしたが、出発の時間となりとりあえずお別れしました。
「元気でね。必ず元気な顔をみせてね。」

2012年10月8日月曜日

実験1 続き

怪我をしたチビケロのマドカを飼育箱に保護していますので、カエルの習性の実験をしています。

前回の日記で、カエルは夜の行動開始は、視覚だけではない。と書きました。

それをもう一度確認するために、昼間に暗くして行動するか実験しました。
11時から12時まで飼育箱を暗くして、行動するか見ました。 ↓
 飼育箱に3重に布をかけ、真っ暗にしました。 ↓
一時間して、動いたか見ましたが、ほとんど動きませんでした。
私が、布を外す刺激で少し動いただけでした。
 

やはり。視覚だけでは行動はしないようです。

 今日は、17時に餌の虫を入れました。
時間は少し早いですが、虫の動きで行動を始めました。
元気になって来ました。壁も落ちる事なく、素早く動けるようになりました。
早速食べてお腹の膨らんだマドカです。↓
でも、患足はまだ開きません。
患足の指の先がまだ赤いです。 早く治って欲しいです。↓ 8日18時

実験 1

10月6日 チビケロが窓に足を挟まれ怪我をし、少ししか歩けない状態なので、飼育箱で保護しています。
名前は背中に模様がないので、マドカにしました。(窓に挟まれたので)
  個別の判断はこの模様にします。↓
飼育箱で色々と観察したいと思います。

実験 1  夜の活動開始時間は視覚の明暗で判断するのか。?

 昨年一年間、夜の活動開始時刻を調べました。
結果 個体差はあるが、ほとんどのカエルは、人間が見えなくなる暗さ、暗さを感知して点くソーラーライトが点灯する時間に出かける事が分かりました。 夏は、19:00~19:30  だんだん早くなり今は17:50頃です。
それで、カエルは目で明暗を判断し行動すると考えました。
しかし、物置の暗い所にいたカエルも、周りの暗さでは判断せず、外の暗さで判断していました。それは、外を見て判断しているとも考えられました。

では、外が見えない環境で、明るくしておいたら、行動開始はどうなるのか。? という実験です。

マドカは日中飼育箱の上に張り付いてジッとしていました。↓
 
 17:43 ソーラーライトが点灯しました。
 外のハートやコイヌも出かけ始めている所でした。
 
 マドカの飼育箱は、外は見えない様にして、机の上に置き、明るくしておきました。
しかし、17:52 突然スイッチが入ったかのように、下に飛び降りました。↓

 そして、すぐにクモをパクリ。

 実験1の結果   カエルは、活動開始は視覚で判断しない。体内時計がある可能性がある。


ところで足の傷はどうでしょうか。
壁に登っても落ちなくなりました。まだ少し赤くなっていますが、回復に向かっているようです。
でも、他の足の様に開きませんし、行動は鈍いです。 まだ退院は無理です。

2012年10月7日日曜日

チビケロの怪我

昨日6日の事
11:50 ギーギギー バタン と夫が窓を閉めた音がしました。
私は、真っ青。 「ああー。窓にチビケロがいた。 ! 」    


急いて見ると、チビケロが足をドアーに挟まれています。
慌てて窓を開けると、ボトンとチビケロは下に落ちました。

 命は取り留めましたが、右後ろ足の指先が赤くなっています。↓

安曇野にカエルのお医者さんがいますが、連れて行っても処置は無理と思います。
安全な場所で様子を見る事にしました。
 
 心配で何度も見に行きましたが、そのまま動きません。
15:00  ちょっと背中を押しましたが、足を引きずって少し動くだけです。
このままでは、餌も捕れませんし、危険です。保護する事にしました。

水車小屋病院、入院のお部屋作りです。
落ち着けるよう自然に近い環境を考えました。土は細菌感染の危険があるので、丸い軽石を洗って敷き、水と草と板を入れて完成。早速入ってもらいましたが、大変な間違いでした。患足が石に当たり痛そうです。↓
物がない方が足のために良いことが分かったので、飼育箱に替えました。↓
 

しばらくして、自分で水の近くに行けました。 ↓

 さて問題はご飯(餌)です。
クモ・バッタ・コウロギを捕って来て入れました。とたんに目は輝き、自分で壁を登りましたが、
何度も落ちていました。 足の指は曲がっています。骨折しているかな。?

木に登れました。 ↓ 近くに捕って来て入れたクモがいます。
自分からは、素早く動けないけど、側に来ると「パクリ」  ひと安心です。↓

今朝7日 お腹がパンパンに膨らんでいます。しっかり食べれたようです。
患足の様子は分かりませんが、ひどく腫れてはいないようです。
 
怖がらせないように見守ってあげます。