2012年2月4日土曜日

10-1 生長と変色

(暫く更新できなかった事、お詫びします。)

まとめ

日本アマガエルは皮膚の色を変える事が出来ます。
その変色について、いろいろと研究されて論文になっていますが、まだ詳しい情報をつかめず分らない事が多くあります。
 文献により、得た情報と私が観察して分った事を書きます。
  
 文献によると、
 カエルに変態したばかりは緑色で、生長すると背中に雲形が出る
 目から入った(特に下から)色の刺激により、ホルモンが分泌され変わる
 湿度・温度・明るさ(太陽光)で変わる
 色は、白・黒・茶色・緑・黄色である。
 夜は、土の上でも緑色になる
 変色には意思も働く

これらの事でも不思議と思うこともたくさんありました。
難しい事はさておき、私が観察した事を書いてみます。

10-1 生長と変色
 
アマガエルはオタマジャクシからカエルに変態して暫くは黄緑色です。↓
2011年 7月10日 2~3日前から急に沢山の小さいカエルが来るようになりました。
変態してカエルになってから、どの位経つか分りませんが、みんな黄緑色で変色しません。
↓これはケロイチです。2011年5月30日ですから、昨年の遅くに変態して冬眠していたカエルと思います。 5月30日は、背中に雲形模様もなく黄緑で、一日いても黄緑のままで変色しませんでした。
    7月2日になると、わずかに雲形が出て、変色し始めました。

生長すると、背中に雲形が出て、変色するようになりますが、かなりの個体差がありました。
↓左 体は大きいのに、緑で変色しないカエル   ↓右小さいのに、変色しているカエル

まとめ
10-1 生長と変色
 カエルに変態して暫くは黄緑色で変色しない。
 変色し始める時期は、かなりの個体差がある。体の大きさには関係しない。

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