2018年4月13日金曜日

冬眠中の地中の温度

ナツの冬眠場所は、飼育のネットケースを外のビニールハウスの北側に置き、その下の土に潜らせました。
その場所を選んだ理由は、ビニールハウスの中の土は厳冬期も凍る事はないので、直ぐ側は他の場所より暖かいと考えた事と、昨年同じような場所で冬眠しているアマガエルがいたからです。

土の上は、ナツが潜るまでは、水ゴケと枯葉を敷き、厳冬期はもみ殻と枯葉をかけて保温しました。 ↓  もみ殻は適度な温度・湿度を保ち、土も良い状態の水分が保てました。

 地中温度計を設置して、地下4~5㎝の温度を測定しました。アマガエルが冬眠していると思われる深さです。↓1月

一番寒く-10℃以下の日、地中温度は0℃になった事はありましたが、土は凍らずそれ以下になった事はなく、2~5℃で安定していました。
雪が降ると温度も安定して最適になります。1月↓

春の大雨の日は排水を良くして、水が溜まらないようにしました。↓

今日の気温は、外気温18℃ 地中の温度12℃でした。

昨年、ハウスとの境目で冬眠していたアマガエルを掘り起こしてしまったのは、4月末でした。
アマガエルが冬眠から覚めるのは個体差がありますが、水芭蕉の花が咲く頃です。
今日の水芭蕉 ↓

4 件のコメント:

  1. お転婆様

    以前書いたかもしれませんが、住宅展示場に地温を利用した住宅というのがありました。展示場には大きな温度計があって、真冬でも地温は17、18℃ありました。アマガエルが潜れる深さよりずっと深い所で計測していると思いますが、アマガエルがいる深さでも氷点下にならないのですね。

    そうして考えるとうちのアマガエルの冬眠方法は外気温=ケースの温度で随分と過酷だったのかもしれません。

    もし寒さが原因で体調を崩させていたら申し訳ない事をしました。

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    1. スクワイヤー様

      >地温を利用した住宅・・・真冬でも地温は17、18℃・・

      以前コメントで書いて下さったこと、覚えています。
      地中は暖かいのですね。

      私は以前、アマガエルが冬眠しそうな地下4~5㎝の地温や凍結の様子を調べた事がありますが、その土の条件によりかなり差がありました。一度起こしたフカフカで水分を含んだ畑の土は地下15㎝も凍り、小松菜などが植えてある植物の根の近くは4~5㎝しか凍らず、上に藁や枯葉があれば、凍ることはありませんでした。
      冬眠中のアマガエルを掘り起こした事が何回もありますが、宿根草の花壇や藁が沢山積んであるブルーベリー畑、ハウスの境と、凍らない場所を選んでいると思いました。

      以前論文で、「アマガエルは藁が敷いてある柿の木の下で多く冬眠している。」とありました。
      アマガエルはあまり凍らない良い場所を選んでいるのだと思います。

      野生のアマガエルも冬眠場所を失敗して命を落としてしまう事もあるようです。私もそのようなカエルを見ています。

      今年の冬は厳しかったです。ナツのいると思われる場所も一度0℃になってしまい、モミを追加したりカバーもして保温しました。

      スクワイヤーさんの方法も今までは成功していたので、原因は分らないと思いますが、体調にもよるのではないでしょうか。

      私もナツの姿を見るまでドキドキです。

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  2. お転婆様、

    こんばんは。すっかりご無沙汰いたしました。
    ブログの再開、楽しみにお待ちしておりました^^
    ナツちゃんが冬眠から覚めるのが待ち遠しいですね。

    我が家のカエルたちは、冬眠をさせずに、室内のケースで越冬しました。
    飼育しているアマガエルが、現在7匹。
    すっかり懐いたトノサマガエルが3匹。
    寒い晩秋に庭で保護して、まもなく自然に帰すアマガエルが6匹。
    はい、飼いすぎですね…(^^;)

    実はアマガエルのうち、もともと後ろ足が片方なくて、頑張って生きていた「ホーイチ」は、冬を越せずに力尽きてしまいました…。ある日、植木鉢の土の上でぐったりしているのに気がついたときには手遅れでした。

    その数日後には、晩秋に玄関で動けなくなっているところを保護したアマガエルが、少し弱い子だったのですが、やはり同じように死んでしまいました。

    原因は不明ですが、立て続けでしたので感染症も疑い、ケースを徹底的に消毒し、鉢の土を全部入れ替えました。
    あのガリガリ君が、死んだ子にくっついていて、元気がなかったため、慌てて隔離して様子を見ましたが、その後回復してくれてほっとしました。

    そして先週末、庭仕事をしていた夫が、エアコン室外機の裏で寒さでうずくまっている痩せこけたアマガエルを発見し、一時保護しました。
    コオロギを与えたら喜んで食べ、すっかり元気回復して個室ケース内でくつろいでいます^^
    我が家のお庭で冬眠していた子かな〜と、勝手に推測しています。

    桜の頃の暖かさで、かなりのアマガエルたちが目覚めたようで、今年は合唱が聞こえてくるのが早いです。とはいえ、その後急にまた冷え込んだので、カエルたちが大丈夫か案じています。
    先週末に我が家周辺の田んぼにも水が貼られ、田植えも始まりましたので、またカエルの季節がやってくるんだなぁと思うと楽しみです。

    となると、我が家の一年生たちも、そろそろお庭に帰さねばならないのですが、、、ほんとにみんな可愛くて可愛くて、別れが辛いです。自然に帰した途端、明日まで生き延びられるかわからない命…と思うと。なら晩秋に保護しなければいいのに、と自分でも思うのですけどね(^^;)

    近況報告をしていたら、すっかり長くなってしまいました。すみません。
    またお転婆様のブログを時々覗かせていただきますので、よろしくお願いいたします。

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    1. グリ様

      お久しぶりです。
      ブログは再開したものの書く事がなくて滞っています。

      16匹! 大家族です。それだけの数を飼育できるなんてすごいです。
      餌も大変と思いますが、ローチだけでまかなっているのでしょうか。

      私は、アマガエルは単独を好むと思っていましたが、観察して見て仲間がいた方が良いのではないかと思うようになりました。グリさんのカエルさんたちは幸せです。

      障害や弱い仔が亡くなったとの事、残念です。
      やはり、生まれ持って弱いカエルも多いのではないかと思います。
      その中、旦那様に助けてもらったカエルさんはラッキーでした。

      伊那も桜が咲くのは早かったのですが、その後寒くなり、鳴き声はしますが、姿はまだ見ていません。アマガエルが減ったのではないかと心配です。
      田んぼは、耕していますがまだ水が入っていないので、アマガエルの鳴き声はしません。アカガエルなど他のカエルの鳴き声は聞こえます。
      またカエルたちの可愛らしい姿が見られると思うと楽しみです。

      >お庭に帰さねばならないのです・・・
      少しでも飼育すると可愛くて離せなくなりますね。

      なかなかブログは更新できませんが、よろしくお願いします。

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