2019年11月24日日曜日

田んぼの中干しについて

今年、田んぼの中干しについて少し調べましたが、報告できていなかったので書きます。

中干しは、稲作りには必要ですが、田んぼで生活しているオタマジャクシにとっては命に関わります。
中干の開始は、田植えから約1ヶ月~35日位だそうですが、梅雨期のため、降雨量や気温によりかなり換わるようです。
近くの田んぼの田植えは5月中頃~6月初旬で、6月中頃からアマガエルの上陸が開始されました。6月末まではほとんどの田んぼにまだ水がありました。
7月初め頃はまだ梅雨で雨の日も多く、田んぼにはまだ水があったり、少なくなっていたりの状態でした。

 7月中頃から完全に水がない状態の田んぼが見られました。
↓この状態になると、オタマジャクシは生きられません。 7/19

中抜きは約2週間位続きます。その後再び水が入りますが、それから産卵されても9月になると稲刈りのため水は抜かれますので、上陸は難しくなります。
 ↓8/1 

今年は梅雨が長く雨の日も多く、オタマジャクシたちにとっては良い年でした。  

2 件のコメント:

  1. お転婆さま、おはようございます。☀

    中干しの開始時期はその時々で変わるのですね。

    それに運命を左右されるカエルたちが本当にかわいそうです。中干しなんてできればやめて欲しいです。(´・ω・`) 以前も言及しましたが、中干しの効果ってはっきり数値で示されているのでしょうか…?

    農家さんには必要なことなのですよね…。すみません。カエルのことになると、つい感情的になってしまいます。^^;

    絶滅危惧種のカエルたちを守るためにも、国が何か対策を施してくれるといいのですが…。

    確かに今年は梅雨にしっかり雨が降ったので、犠牲になった卵やオタマの数は少なかったかもしれませんね。

    うちの周辺の田んぼにはアマガエルはもうほとんどいないので、たとえ繁殖できても、生き残れた個体はゼロに近いと思います。ヌマガエルはまだ数が多いようですが、結局うちの庭で冬を越す個体はいないようです。寂しいです。( ; ; )

    今日は少し寒さが緩みました。比較的過ごしやすい朝を迎えています。(*^ ^*)

    今日も良い日になりますように!

    nl

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    1. nature lover 様

      中干開始は、稲の生育状態や天候にも左右され、年により多少換わるようです。
      中干は、稲の生育や稲刈りのためにも重要で必要なのです。
      カエルのためには悲しいですが。

      カエルや全ての生き物、人間のためにも、稲作を減らさない事や自然をこれ以上壊さない事です。
      そして、地球温暖化を防ぐ事に努力して欲しいです。便利な事ばかり追求ないで、少し位不便や我慢する事が、体のためにも良いと、古い人間は思ってしまいます。

      >うちの周辺の田んぼにはアマガエルはもうほとんどいない・・
      そうなんですか。何故でしょう。寂しいですね。

      ありがとうございました。

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