2016年1月20日水曜日

プールに上陸した亜成体の数

昨年 2015年 プールで育ち上陸した亜成体ガエルの数を調べました。
縁に上がっていたり、縁の壁につかまり体をほとんど出して、ジッとしている亜成体を数えました。
 前足が生えていても、長く水の中にいて縁に上がろうとしない亜成体は数に入れていません。

毎日、20~21時に数を数え、一匹づつ写真に撮りました。↓

プールの縁にいる亜成体は、近づいても水に跳び込む事はほとんどなく、撮影できます。
 (家のミニ池の亜成体は直ぐに跳び込みます。理由の推測は後日に。)
たとえ跳び込んでも、再び上がってくるので、数は正確です。

 飼育で観察したところ、前足が出て1~2日はほとんど水の中にいる亜成体が多いです。

始めて上陸したのが、6/22で、最終は7/16日でした。17日の昼に一匹いましたが、その後上陸した亜成体ガエルはいませんでした。
 
  2014年は、計測は毎日しませんでした。
 2015年は、7/4,5とできなかっただけで、それ以外は全て計測しました。↓  
 
 昨年(15年)は、亜成体ガエルがプールの縁にいたのは、6/22~7/16の25日間で最高24匹でした。
14年は、6/21~7/11日の21日間で最高93匹でした。
 2年を比べると、数は約四分の一と激減しました。

昨年(15年)は、近くの田んぼもオタマと亜成体カエルが激減し、我が家にきた0歳カエルは少なかったです。
ある山の中の田んぼには沢山いました。

2 件のコメント:

  1. お転婆様

    去年アカガエルのオタマジャクシを飼育した時も前足が出てもしばらくはオタマジャクシの生活をしていました。

    完全に肺呼吸に切り替わるまで時間がかかるのかもしれませんね。

    飼育のものは続々と上陸しましたが、一方で池のものは7月になっても一部オタマジャクシのままのがいました。(アカガエルは産卵時期が早いので随分長い間オタマジャクシだったと思います。)
    その後どうなったかはわかりませんが、成長が悪いとかではなく体格の良いものでした。

    アマガエルは一斉に上陸するようですね。

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    1. スクワイヤー様

      アカガエルの前足が出てから上陸までの期間は知りません。アマガエルより時間がかかるのですね。

      私の14年の観察では、4月になってから産卵されたのが6月中に上陸したような覚えがあります。
      オタマジャクシハンドブックで調べると、アカガエルは幼生の期間は3ヶ月と書いてありました。
      今年は観察して見ます。

      アマガエルは、田んぼでは一斉に上陸している様に思えます。田んぼとプールでは、少し違うようにも感じていますので、これも今年の課題にします。

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