2016年3月2日水曜日

アマガエルの視野

 アマガエルの視野について考えます。
(注 ! 私は科学者でも、専門家でもありません。以下は素人の私の推測です。 )

10月25日のコメントでTさんより、アマガエルの視覚についての記事を紹介していただきました。
そして、「位置と形状により広いのではないか。」とのご意見をいただきました。

紹介記事 「カエルとオタマジャクシの目の違いについて」によると

 「アマガエルは、目の位置と形状により立体的に認識できる。」
立体的に見る事が出来るのは、ヒト サル ネコ フクロウ 
立体的に見る事ができないのは、ウサギ シカなど草食性動物 だが視野は広い
と書かれています。

アマガエルの視野については、ネットでは詳しい情報が見つかりませんでした。

カッコちゃんです。目は飛び出ていて、正面でも横でもない中間のようです。↓

馬と比べて見ました。馬は330度見えているそうです。↓


実際に後方が見えているか試しました。

もう一度
これは、見えてから行動するまでに時間はかかっていますから、見えた地点は、動き出した地点より早いはずです。

静止画像で見ると、少し首を曲げると目の位置から、後が見えている事が分ります。↓

この位置でカッコちゃんは反応しました。
アマガエルは首を曲げると、真後も見える気がします。

先日、「カッコは逃げる時に対象物は見ないで、背を向けたまま逃げる 。」と書きましたが、見えているから背を向けていても逃げるのだと思いました。

私は、科学的には証明できませんが、実験と、目の位置と形状から視野は広いと思います。

4 件のコメント:

  1. あまがえる大好き2016年3月2日 15:06

    お転婆様

    私も視野はかなり広いのではないかと思っていました。飼育ケース内を虫が歩いている時、カエルのほぼ真後ろなのに振り向くことが度々あるからです。が、わずかな音が聞こえた可能性もあるし、空気の振動というのか、「気配を感じる」ようなもので振り向いた可能性もあるかもしれない、とも考えていました。耳はとても大きいからすごく良いのだろうと想像しますが、あの大きな鳴き声をすぐそばで聞いていても平気そうだし、どうなんだろう…などと、とりとめなく考えています。

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    1. あまがえる大好き様

      私は、初め狭いと思っていました。もう数年間とても長い時間カエルの顔を見ていたのに、目は前に向いてついていると思っていました。またカエルは肉食なので、視野は狭いなど思い込んでしまいました。
      今回カッコを飼育するようになり、後も見えている事が分りました。
      私も、気配で向くのかと思い、真後ろでペンなど動かしましたが反応しませんでした。それにコオロギは小さく軽いので気配はほとんどしないと思います。やはり見えているのだと思います。

      聴覚も良いと思います。しかし、電動の金属を切る機械などのすごい音も平気ですよね。
      何回も、耳元で叫んでみましたが、毎回無視されます。
      しかし、アマガエルの合唱の動画(音入り)を見せると、少し反応する事があります。
      スクワイヤーさんのカエルは、パソコンのカエルの鳴き声に反応する事があるそうです、
      そして、もう一つとても興味のある音の反応は、実際のコオロギの鳴き声です。この音は小さいのですが、鳴き声のする方に顔を向けるのです。どうしても偶然に向けたとは思えないのです。その様子を動画に撮りたいのですが、チャンスは突然で一瞬なので、失敗ばかりで残念です。何とか、成功させたいと思っています。
      成功したらすごいニュースでしょう。(笑)
      パソコンのコオロギの音は反応しませんでした。

      それで、アマガエルは音は良く聞こえていても、自分に関係ない音は、反応しないのだと思います。
      全部聞こえた音を気にしていたら、私の側で居眠りはできないでしょう。

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  2. お転婆様

    アマガエルはふり向く事が結構あるので、視野とは別に視線というか、見やすい範囲はあるのかもしれません。

    人間も180°位の視野で見えてはいますがメインは前方ですから。

    ケースを掃除する時、カエルを手に乗せたりしてしまいますが、飛び移りたい場所をじっと見つめてたり手の角度を変えてもそのままロックオンして目で追い首も動き、果ては体の向きを変えるので見つめる方向はあるのだと思います。

    うちのオスはYouTubeのアマガエルの声に反応しますが、あんまりやると騙されなくなります。
    自然なものと何かが違うのかもしれませんね。

    しばらく経つとまた騙されますけど。

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    1. スクワイヤー様

      ふり向いたり、クルッと向きを換える事がありますね。
      獲物の虫を横や後方で見つけると、クルッと向きを換えて、獲物を正面から見て跳び付く事が多いと思います。それは、両方の目で見て距離を測っているのだそうです。
      見易い、距離と位置を正確にとらえる視線はあると思います。
      それは人間と同じなのですね。

      >角度を変えてもそのままロックオンして目で追い首も動き
      私も経験あります。面白いので手に乗せて、クルクルと向きを換えて見た事がありますが、不思議そうな困った顔をしていました。(そう見えただけと思いますが。)

      跳び移りたい場所は、長い事見ていますね。
      もっとも逃げるなど慌てている時は、その先を全く見る事なく跳び出す事があります。先が危険な場所かもしれない、とは思わないのか、承知していても仕方なく跳び出すのかも知れません。

      「あんまりやると騙されない。」これも学習できると言う事ですね。
      > しばらく経つと騙される。
      カッコもタッパーの中に入る事を覚えたのに、久しぶりにすると忘れていました。
      騙された事を忘れるのでしょうか。
      危険など重大な事でない場合は忘れる事も皆同じですね。それも可愛いです。

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