2015年2月11日水曜日

飼育のオタマジャクシ変態の率

我が家で産卵し孵化したアマガエルのオタマジャクシは141匹で、孵化しないで腐敗した卵は、1ヶしか確認できませんでした。
25×40㎝の狭い箱での産卵だったので、受精率は良かったようです。

その141匹の中に、弱って救助したオタマジャクシ16匹を入れてしまったので、産卵から変態できた率は、不明です。

混ぜた状態157匹の変態率
変態できたのは、131匹 83% (変態後死亡も含む)
 
変態はできたが、とても小さく分散までに死亡したアマガエルもいました。↓

 
プールや田んぼで変態中の幼生カエルも多く見ましたが、小さいのは一匹も見ませんでした。
オタマジャクシハンドブックによると、変態時の体長は14~17mmと書かれています。
プールでは、20mm前後の大きなオタマが多くいました。

大きくしっかりしています。 ↓
田んぼのカエルもしっかりした大きなカエルで小さいのは見ませんでした。
自然の状態では、小さく弱いオタマジャクシは淘汰され、変態まで育たないのだと思います。

野生でのオタマジャクシが変態できる率は、数%~20%ではないかとの説もネットにありましたが、根拠は書かれていませんでしたので、はっきり分かりません。

追記 2/20  
  論文紹介
 「囲い込み実験によるカエル類幼生3種の種間競争の検証」 豊田大輔 藤岡正博
 より抜粋 
 「アマガエルは、変態時の湿重量については密度や種構成の影響を受けなかったが、変態成功率は、密度及び種構成の交互作用に有意な影響を受けた。」
 変態成功率は、記載されていませんでした。
 

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