2012年3月9日金曜日

15ー3 クッドバイコール  最終回

まとめ
アマガエルは低気圧になると鳴く雨鳴きと、繁殖期のラブコールは良く知られています。
確かに鳴きます。
これ以外に鳴くのを確認しました。
それは、11月の初め10時頃 少しの間だけ聞かれました。
11月10日が最後で聞かれなくなりました。
私は、これを「グットバイコール」と名づけました。
きっと、「来年またね。」と言っているのだと思います。

さて、これで私のカエルのまとめも終わりとなりました。
大変長い間お付き合い下さいまして、たいへんありがとうございました。

ここで、5月カエル達が戻ってくるまで、お休みします。

                 「 また、春になったら見てね。」

15ー2 冬眠中を起こされたら

まとめ
カエルの冬眠中の意識レベルはどの位なのかは分りません。
しかし、冬眠中を起こされると、ボーとしてレベルは下がっていますが、1~2分するとゆっくりながら、
逃げる事は出来ます。

11月2日 冬眠中を掘り起こされ (サツマイモ堀で)ボートしている ↓
この後何処かに行ってしまいました。 

冬眠中を起こされても、その時の温度が5~6℃あれば直ぐに意識は戻る

2012年3月8日木曜日

15ー1 冬眠の時期・温度

まとめ
カエルは寒くなると、冬眠します。
その時期は、長野県南部で10月末~11月の初めと分りました。
10月の20日頃よりカエルたちが少なくなり、11月8日が最後でした。

その頃の朝の外気温は、3℃~8℃位でした。

   朝7時 寒くて体が動かず、自分の居場所にまで帰れないでいるケロロ ↓
7時 外は5℃でした。
2日ほどして姿が見られなくなりました。 冬眠したと思います。
8℃の時は、動いて居場所に戻るのを確認しました。
ニホンアマガエルが活動する限界は5~7℃と思います。
この温度が限界で冬眠すると思います。

2012年3月4日日曜日

14 カエルと雷

まとめ

カエルと雷
私がアマガエルを観察して分った事で、アマガエルは音に鈍感である、と思いました。

ケロジが寝ている側を、トラックが出入りしても反応なし。 電気鋸で大きな音を出しても、カナヅチでトントンしても、玄関のドアーをバターンと閉めても、グーグーでした。

ところが、7月26日 16時20分 凄い雷がなりました。
私は、びっくりして外に出でケロジを見ると、
それまで寝ていたケロジが、目を見開いて外を見ていました。 ↓

こんな表情の反応は初めて見ました。

カエルは雷には驚いた
様子でした。

2012年3月2日金曜日

13ー1カエルは馴れる

まとめ
13ー1 カエルは馴れる

図鑑によると、日本アマガエルは、自分より大きくて動く物には逃げる、とあります
確かに近づくと逃げますが、他の動物に比べるとのんびりしていて、簡単に捕まえる事が出来ます。動作が鈍いだけが問題でなく、人間をあまり恐れていないような気がします。

変体したばかりの小さいカエルほど、近づくと逃げて、写真は取り難いです。

やはり個体差はあり、ケロジは特別に警戒心が弱いカエルでした。
でも、初めはカメラを5㎝位まで近づけると、向きを替えたり、逃げられる体勢をしました。
しかし、段々馴れて、どんなに接近しても平気になりました。

 接写しているのに、リラックス体勢でいます。 ↓
  全く危険を感じていません。 危険を感じると、足を踏ん張って飛ぶ体勢になります。
また、私が棒を差し出すと、 ↓

直ぐに乗るようになりました。 ↓ 何回も経験しました。

乗っている鎖を揺すっても平気になりました。 ↓



その他、体重計に乗ったり、乗っている椅子を動かしても平気、側にずっといても平気になりました。

こんなに馴れたのは、ケロジだけですが、カエルは人に馴れるのだと思います。
ネットで「アマガエルが馴れた。」と言う記事を何回も読みました。

そして、ニホンアマガエルは人間をあまり恐れないと思います。
どうしてカエルは人間をあまり恐れないのでしょうか。
カエルは地球、人間にとって大切な生き物です。
私達は昔からカエルに危害を加えず、カエルの遺伝子にそれが組み込まれているのだと思います。

愛すべき、可愛い生き物です。