2013年1月12日土曜日

アマガエルの本

アマガエルの事が知りたくて、ネットで調べたり、ニホンのカエル(山渓) オタマジャクシハンドブックを購入し読みました。他にもアマガエルの本を探しましたが、希望の本はありませんでした。

アマガエルの事を調べていると多く目にするのが、アマガエルのヒミツ 秋山幸也 でした。
以前から購入しようとしましたが、もう絶版で購入できず、やっと古本ですが手に入れました。↓
 (1600円が約2000円になってました。新品同様は3300円になってます。)


著作権がありますので、簡単に感想を書きます。

アマガエルの一般的な事、図鑑に出ていることは載っています。特に、繁殖と産卵は、詳しく書かれ、写真も多く知らない事も多くありました。

しかし、知りたかった、変色の事・カエルの行動(体内時間など)知的レベル ・カエル関係などは、記載がありませんでした。昼間の行動は、「木や草の上で過ごす」としかなく、民家で暮らす様子は書いてありませんでした。人間との関係(敵と思うのか)も書いてありません。

変色に関しては、皮膚の色素細胞などやホルモンの事は解っていますが、どのような時に変わるか、などまだ不明だそうです。
疑問に思った事もいくつかありました。
其の内の一つに 「体が緑色でなく、茶色っぽいのは秋に良く見られた。」と言う記事です。
これは間違いでは、なく事実です。
私の日記 11月21日 成長と膚の色 で成長すると茶色っぽくなると書きました。カエルは春~夏に変態するので、成長する秋に多く見られるのです。
しかし、「茶色になるのは秋 」と「茶色になるのは成長」とは違います。秋になっても、成長しても緑のままのカエルもいます。 変色は謎ばかり、これからの課題が増えました。

またカエルと雨の事です。雨が降る前に鳴くのも、不明だそうです。雨の日の行動も謎です。
雨は好きなのか。嫌いなのか。?

 この本を読んで、私の疑問は膨らむばかり、少なくはなりませんでした。

これからも、楽しく観察して行きたいと思います。

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