まとめ
前回、居場所を日により替える理由を推測しました。
その根拠となったカエルの行動をお話しします。
カエルの居場所は、何日もいるお気に入りの場所と1~2日の臨時の場所とあります
カエルが居場所を換えるのは、大きく分けて、
A 居場所が不都合になり、意思で替えた。
B 戻れず仕方なく替えた。
この時は、一日だけが多いが、お気に入りの場所になる事もあると思う。
Aー① 陽が当たり暑くなったため、替えた。
ケロジは6/11から 私の作ったハウスかその下にほとんど居ましたが、6月25日陽が当たり、とても暑くて、ハウスから出ていました。その後他の場所に移動して、二度とここに来る事はありませんでした。↓Aー②居場所に他のカエル(チビ)が来て煩わしくなって、替えた。
ケロイチはずーとここに居ましたが、チビが来ました。
この日は、少し移動していましたが、次の日から来なくなり、 屋根の上に引っ越してました。
その後、チビが居ないと戻っていました。↓
Bー③朝帰るのが遅くなったため。
いつもは4時~4:30までに帰っていますが、この日は5時と遅くなってしまいました。↓
明るくなり、危険と感じてとりあえず近場にしましたが、
しかし、カエルも垂直に張り付いているのは、疲れるようです。↓
陽も当たってきたので、移動しました。
Bー④ 居場所に戻るルートが分らなくなり、とりあえず近場にした。
↓ この頃は、画像上の物置にいましたが、その下に迷い込み戻れなくなったようです。
この日はここで我慢しました。
Bー⑤寒くて動けなくなったので戻れなかった。
この日の朝は4~5℃でとても寒かった。朝は元気がいいのに、目も虚ろで動きも悪かった。
居場所の真下ですから、分らなくなったという事はないはずです。
アマガエルが昼間を過す場所は、安全(外敵から守る)で快適(温度・姿勢・一匹)が条件です。
そこを見つけて、そこへ戻る事は命にも関係する大切な事なのでしょう。
カエルは帰巣本能と言って、住んでいた所・繁殖期は生まれた所に戻る本能があるようです。
次は、小さいカエルが戻って来たお話です。 カエルは帰る
お転婆さま
返信削除今回のテーマと違う質問で恐縮ですが、ここで登場する「チビ」はケロクのことでしょうか?
竹内様
削除ここの写真に写っている「チビ」はケロクではありません。
ケロクは、玄関脇の物置(ケロジのいる所)に来ていました。
写真は、ケロイチと言うカエルの居場所に、小ガエルがやって来ました。
お転婆さま
返信削除ご説明ありがとうございました。
チビケロの生態も調べてゆきたいと考えています。
竹内様
削除大人のカエル(越冬後)と幼いカエル(当年生まれ)は、色々と違います。
朝遅く夕は早い、昼もウロウロする(落ち着かない)、居場所が決められない、臆病・敏感(逃げる)、他のカエルを気にしない、などです。
変色や鳴き方も下手で輪唱できません。
水分の蒸発も多く、吸水の回数も多いようです。
哺乳類の、大人と子供の違いと共通点が多いです。