2014年9月19日金曜日

アマガエルの尿

クロちゃんは、17日デッキから出た様子で、ほっとしたのに、また一晩中ハウスでした。

昨日、18日 18時 オシッコしてウンチして、吸水
        19:48 ハウス前でリラックス (時々見てもここでした。) 全く虫を捕る気なし。             22時 またハウスに入るところです。↓ この後またお風呂に入ったかもしれません。


日は替わり、19日 3:33 目が覚めたので見に行くと、まだハウスにいます。 ↓
なんだか水膨れしているみたい。 

今朝 5:40には、歯車にいましたから、この後庭に虫捕りに行ったとは思えません。
なぜ虫捕りに行かないのでしょうか。不思議でなりません。


アマガエルの尿の話
アマガエルが驚いて逃げる時、オシッコをするのは、多くの方が経験していると思います。私も、何回もかけられました。しかし、アマガエルが普通の状態の時、オシッコをしたのを見た記憶がありません。ただ私が気が付かなかっただけかもしれませんが。

9月13日の夕方、クロちゃんが通った後、尿が流れていました。 クロちゃんは、前でゆったりしていたので、驚くような事はなかったはずです。 小さい体の割に多い量だと思いました。
それから、毎日出掛ける時に、手すりのほぼ同じ所でして行くのです。その後、必ずハウスのお風呂に入りました。
18日クロちゃんの尿量がどのくらいかと思って、水を同じくらい濡れるまで垂らしてみました。
1.5mlくらいで同じくらい濡れました。以外と多くするんですね。
クロちゃんは、餌が捕れなくて、お風呂で吸水ばかりしているので、水分過剰になっているのではないか、と心配しています。
アマガエルは、昼間は木の上で過ごし、動く事は危険なので、吸水には行けません。それで、膀胱に尿を貯めて置いて、再利用するそうです。
クロちゃんは、吸水の前に尿をしていますから、「これから吸水できるから、オシッコ出しておこう」と思ってしているのかな。?  尿が溜まっている状態で吸水すると、「水分過剰になる。だけど、お風呂に入りたいから出そう。」 または、「膀胱の尿も出さないと毒素が濃くなるので、出して新しいキレイな尿にしよう。」 と思ってしているのかな。
いろいろ想像すると面白いです。
今日は、オシッコをしないと思ったら、珍しくお風呂に入らず、何処かに行きました。
もしかして、庭に行ったのかな。 

オタマジャクシ~カエルになるまでの観察 9回
産卵後63日目 前足出てから5日目

尾の先が少し黒く残るだけで、ほとんど吸収されました。まだ食べてないのに、前足が出た時と比べると、すごく太りました。尾の栄養はすごいです。アマガエルの尾が長く大きい理由が分りました。尾は栄養の貯蔵庫で、大切なんですね。
でも、尾が半分しかなかったオタマジャクシも、少し痩せていましたが、元気に旅立ちました。


2014年9月18日木曜日

クロちゃんデッキから出る

昨日の続き
クロちゃんは、昼も夜もデッキで過ごし、庭に出ないので、虫が捕れず、痩せています。
心配して、虫をあげたのが、良くない結果となり、更にデッキから出ないと思われる日が続きました。14日から 虫はあげず、遠くから見守るだけにしました。

昨日の朝 17日
ついに、デッキの外にいました。↓

すぐ近くですが、いつもの居場所に帰って来れなかったのは、庭に出たので、時間までに帰れなかったのだと思います。
クロちゃんの今までの行動範囲と今朝いた場所です。↓ 
   (行動観察は5~24時までで、0~5時の行動は不明)

デッキから出て、嬉しいです。 

今日18日クロちゃんは、何時もの歯車にいました。 夕方出かけて、糞をしましたが、少し(普通の三分の一)ですから、あまり食べてはいないようですが、見守ります。

オタマジャクシ~カエルまでの観察 8回目
産卵から62日目 前足が出てから4日目
毎朝その変化ぶりに驚きます。すごく太りました。なにも食べてないのです。
尾の栄養がお腹に蓄えられました。 これでまだ暫らくは、食べなくていけます。
前足も緑に黒の模様がはっきりしてきました。

 運動能力や力もついたようです。まだ人間が恐くて、敏感に逃げ回ります。
昼は、じっとして以前より動きません。

2014年9月17日水曜日

デッキから狙うクロちゃん

昨日のブログのつづき  

クロちゃんは、13日は、私のあげた餌で満足して、虫捕りに行かず、昼の居場所に帰ってしまいました。
14日の夜、虫をあげた場所で、私が出て行く玄関の方を見ていました。昨夜餌がもらえた事と場所を覚えていました。やはり一日食べただけで太りました。
 自分で餌捕りに行かなくなるといけないので、小さい蜘蛛を一匹だけあげる事にしました。今まで捕り易いように、味噌の容器に入れていましたが、それでは、野生では通用しません。それで、容器から出して目の前におきました。もちろん生きていますから、動きますが、全く興味を持たず、見ようともしません。蜘蛛は逃げて行ってしまいました。3匹置きましたが、同じ事皆逃げて行ってしまいました。↓ 
  「蜘蛛なんてイヤ、コオロギがいい。」 「味噌の容器に入れてよ」 と私には聞こえました。
「これでは、私が、クロちゃんをだんだんダメにしてしまう。」と考え直し、虫は極限まであげない事にしました。
20時また、ライトの虫を捕っていた時の場所で、虫を待つ狙いのポーズです。虫は来ません。
21時ハウスにいましたが、これは、虫を諦めた姿勢です。 この後どうしたか、分りません。
 次の15日、私は、外出しました。
20:46分帰宅すると、デッキの入口にクロちゃんがいました。 もう少しで踏む所でした。↓

 デッキの板と板の隙間から、下に虫が来ないかと、狙っているのです。↓
近づいて、接写しても動じず、真剣です。ずーとこの姿勢で頑張ってました。
 「クロちゃん、そんな所から狙わないで、 庭に行かなきゃ。」
どうしても、デッキから出たくないようです。
次の日
16日 夕方、虫をもらった場所とライト附近にいて、お風呂に入ったり、庭に出る様子はありません。
21:37 私が行くと、サッと向きを換えてじっと私を見ています。 「虫、くれる?」と。
 馴れたカエルでも、このように向きまで換えて私を見る事は、あまりありません。
 虫をおねだりしているのです。
 
 可愛くて、可愛くて・・・・  こんなにしたのは私の責任です。切ないです。
ここが、クロちゃんと私の我慢です。もう夜は、あまりデッキに行かないようにします。

オタマジャクシ~カエルへの観察 7回目
産卵後61日目 前足が出てから3日目
朝見てびっくり、一晩で尾がとても短くなりました。もう水の中は吸水だけで、入りません。
敏感で、近づくと逃げて写真も上手く、撮れません。口の様子は分りません。
夕方、さらに尾が短くなってます、皮膚も急速にカエル色になりました。
まだ暫らく餌は食べません。尾の栄養で生きて行きます。


2014年9月16日火曜日

満腹すれば早く帰る

 家のデッキで昼間を過ごしているアマガエルたちは、暗くなると待ち切れない様子で、デッキから虫捕りに出かけます。
 ところが、クロちゃんだけは、夜もデッキから出なくて、あまり虫が食べられず痩せています。
なんとかして、庭に出して自分で虫を捕るようにと、ライトを外しました。
暫らくして、庭に行ったと思えましたが、やはりデッキにいる様子なのです。デッキで、来ない虫を待ち続ける姿を見ると、哀れでなりません。
12日から、少しづつ場所を替えて、一匹だけ虫をあげながら、庭に誘導する事にしました。
13日、リボンちゃんの餌の、コオロギと蜘蛛が2匹余っていたので、あげてしまいました。
クロちゃんは、のんびりしてるので、味噌の容器に入れないと、逃げられてしまい食べれません。
 この味噌の容器には、自分で入って、自分で出てきます。
 
 21:09 虫を食べた様子で、ハウスのお風呂に入ってました。

 23:11 まだお風呂に入ってます。食事前にも入りましたから、吸水にはそんなに時間がかかるはずありません。「満腹で幸せっ。」て顔してます。 
 
23:54 お風呂から壁の居場所に向かってます。 20時には虫は食べ終わったと思いますので、4時間位お風呂を楽しんだと思います。  ここにいると言う事は、庭には行っていません。
 
日は替わり14日 0時25分 壁のいつもの居場所に着きました。 ↓(距離にして2mくらい)
 (他のカエルは、朝5~6時頃まで帰りません。)
    「まだ帰ったらだめ !   自分で庭に虫捕りに行かなきゃ」  誘導作戦大失敗。

他のカエルは、これだけでは満足しないと思いますが、いつも食べてないクロちゃんは、満足したのか、やはりデッキから出たくないのか。?
クロちゃんだけかもしれませんが、満腹になると、早い時間でも居場所に帰る
満腹なら、危険を冒して外にいる必要はないので、早く安全な居場所に帰るのかもしれません。
明日に続きます。

オタマジャクシ~カエルへの観察 6回目
産卵から60日 前足が出て2日目

朝行って見ると、ハッポースチロールの箱から出て、土の上にいました。↓

私に怯えて、網に上りました。もう素早く動けます。↓
 
 暫らくすると、自分で箱に戻り、水に入りました。
前足がでてから2日目は、タマちゃんは、水の中と陸にいる時間は半々でしたが、個体により差があり、ほとんど陸にいたカエルもいました。

午後になると、尾は少し短くなり、もうお腹が膨らんできました。↓
 

2014年9月15日月曜日

本「アマガエルとくらす」

先日、コメントで、本「アマガエルとくらす」を紹介していただき、購入しました。
新しい発見もありました。子供向けの本ですが、大人も十分楽しめます。


オタマジャクシ~カエルへの観察  5回目
前足出てから1日目     (産卵から59日) 9月3日

まだほとんど水の中で、ジッとして過ごしています。 ↓

 写真撮影ため、別容器に移すと、逃げようとして、壁に登りました。↓
尾は、短くなり始めています。前足が出る頃から、口も変化するため、食べる事はできません。
この太く長い尾が、吸収され栄養源となります。 
前足は穴から出ていましたが、その穴は塞がってます。エラ呼吸から肺呼吸に替わりました。↓
鼓膜はまだはっきりしません。
鼻の孔もまだ完全ではないようです。口から盛んに、風船を出してました。 
午後になると、尾は少し短くなり、頭と胴の境がくびれてきました。頭の大きさは変りませんが、胴は一時細くなります。これから尾が吸収され養分がお腹に貯められて、太ってきます。↓

2014年9月14日日曜日

飼育容器への思い

以前、怪我をしたアマガエルを保護し、回復して放した事がありました。(2012/10/11のブログ)
そのアマガエルは、次の日に、その飼育容器に蜘蛛を入れておくと、覚えていて中に入って食べていました。↓
癖になるといけないので、容器は片付けました。 
先日、窓枠に足を挟まれ怪我をしたリボンちゃんを、3日間プラスチックの 容器で飼育して、回復したので放しました。
リボンちゃんも、飼育容器を覚えていて、来るか試してみました。
放した次の日に、飼育していた容器に蜘蛛を入れて置くと、容器の傍に来て、じっと中を見ていました。プラスチック容器は、大変キズが付いていて、中の蜘蛛は見えません。リボンちゃんは、中を見ていましたが、獲物を見つけた様子はなく、中に入ろうとはしませんでした。確認しただけで1時間は、じっとしていましたが、その後いなくなりました。
次の日は、容器を少し離しておきましたが、傍に来ていました。今回は、容器の中を見てはいませんでした。昨日より早く(1時間以内)に何処かに行きました。 ↓
3日目はもう来ませんでした。
リボンちゃんも、保護された時の思いは、恐い嫌な記憶ではなく、虫を食べた良い思いのようです。
もう一つの考えは、囚われの恐怖より、虫を食べた記憶が強いのかもしれません。
いずれにしても、覚えていて、記憶力や学習能力は良いです。


オタマジャクシ~カエルへの観察 4回目 (昨日の続き同じ日の事)

産卵後 58日目 9月2日 10時 タマちゃんにまず、右前足が出ました。(昨日のブログ)
同日の15時左前足も突然出ました。 左右の大きさに差はありません。↓
両前足の動きは同じで、飛び跳ね、壁も登ってます。近づくと逃げるので、写真が撮れません。
 
口をパクパクしています。↓

まだ水の中にいる事がほとんどですが、時々草につかまって顔を出しています。

2014年9月13日土曜日

左前足が先か、右前足が先か

 オタマジャクシ~カエルへの観察 3回目
9月2日  産卵後58日目  タマちゃんにまず右前足が出ました。
 オタマジャクシハンドブックには、「オタマジャクシは、噴水口と言うエラを通った水が出る穴が、普通左側にある。」と書かれ、アマガエルのヒミツには、「エラ穴(噴水口)は左だけにあり、左前足が出ると、エラ穴はふさがれる。」と書いてあります。
人間もまれに右に心臓のある人がいますから、まれに右に噴水口のあるカエルもいるかもしれません。
では、どっちの前足が先に出るのでしょうか。?
観察したところ、右前足が先に出るのが多く見られましたが、左前足が先に出たオタマジャクシもいました。↓
 
 先に出る前足は、右が多かったが、左もいた。

左前足が出てから、エラの穴が塞がり、肺呼吸になるなら、先に右前足が出た方が溺れる危険は少なくなるような気がします。 先に左が出たオタマジャクシは、右に噴水口があるかと、見ましたが分りませんでした。 タマちゃんは、右にも穴が見え、そこから前足が出ていますが、これは噴水口ではないのでしょうか。↓ (左も同じような穴はあります)
他に、皮膚の色は緑がかり、口は、横に広がり、黒い歯のようなものはなくなりました。左前足は、薄い透明な皮膚で覆われていて、もうすぐ出そうです。


明日に続きます。

昨日カエルハウスにカエルが来なくなったので、一つ残して外しました。
その一つに、小さいカエルのミケちゃんがいました。↓


16時半ころからミケちゃんはお風呂に入ってました。
 
 18時にクロちゃんがやって来て、ミケちゃんがいるのに、ドボーンと入りました。
多分ミケちゃんに気が付かなかった と思います。 ↓

 びっくりしたミケちゃん、デッキに飛び降り暫らくボーとしてました。可哀そうな事をしました。
 
一つのお風呂に仲良く入る事もありますが、どっちが入るか、睨み合いもおきます。
明日また、ハウスを出します。