2020年1月3日金曜日
2019年12月1日日曜日
オタマジャクシは夜行性?
アマガエルは夜行性ですが、オタマジャクシも夜行性でしょうか。?
今年、オタマが夜行性か、ミニ田んぼで観察しました。
観察結果 (5月産卵で田んぼの場合)
この地方の田んぼは、オタマ成長前期の5月、夜間は水温が低くなるためほとんど活動せず、昼間水温が上がると餌を食べて活動していた。
成長中期の6月前半頃は、昼間の活動の方が多いが、夜間も水温が上がると徐々に活動するようになった。
後期の6月後半は、昼も夜も活動するが、徐々に夜に活動する日が多くなり、前足が膨らむ頃から上陸が開始すると完全に夜行性となった。
成長前期 昼に活動
成長中期 昼に多く活動するが、水温が高いと夜も活動
成長後期 夜の活動が多くなるが、昼間も餌は食べる
前足が出る頃~上陸 夜に多く活動し 夜行性と言える
観察の様子
成長過程前期 孵化後10日位 5/20~5/30 夜間の水温 約17~14℃
昼間は盛んに餌を食べるが、夜間は水温が下がるため活動しない
陽が当り 水温が約18℃位になると少し食べ始め、20℃で良く食べる ↓

成長過程中期 孵化後10~20日 6月初~中頃 夜間約20~17℃
昼間の方が活動的で盛んに食べる。↓

夜間は、水温の影響を受け、水温が低い(約18℃以下)ジッとして餌は食べない
田んぼの深い方にいる事が多い
暖かい日の夜は、夜も食べるオタマが出始めるがジッとしている方が多い。↓
固体差があるのか、食べたり休んだりしているのか。
孵化後15日位からは、夜間の水温により食べる日と食べない日があるが、
日により20℃あっても食べない時や、昼間でも30℃を越えると食べなくなった。
良く食べるのは水温が関係するだけではなく良く分らない。
孵化後18日 昼間盛んに食べる ↓ 18日は寒く夜間はあまり動かない ↓

成長過程後期 孵化後30日 6/20~末 (水温20℃以上)
夜の方がやや活動的になるが昼間もご馳走は食べる ↓

昼間も少し食べているが ↓ 夜の方が盛んに食べる ↓
前足が出る頃~上陸 孵化後40日~ 7月~ 夜に活動的で夜行性と言える
↓昼間はジッとしている 餌も食べなくなる

上陸すると昼はあまり動かない ↓夜になると田んぼから出て周りを動く↓
感想 追記
オタマジャクシが昼間活動するか、夜に活動するかは、水温・天気に左右される。
良く食べる温度は約20℃~27℃位で雨の日はあまり食べていなかった。
固体の生育は2週間もの差が出るので、中期・後期の区別が正確にできない。
餌の種類や与える時間にも影響した。オタマは鯉の餌と魚は与えた時に良く食べ、古くなると食べが悪くなる。野菜やイモの茎は古くなると食べる。
などから田んぼでの観察では、夜行性か昼行性かは正確には分らなかったが、 水温や環境、餌により昼でも夜でも適応していると思う。
これは↓成長中期の観察だが、この頃は色々で分らない不思議な事が多かった。

オタマジャクシが夜行性か観察するには、飼育下で同じ個体を、水温や餌など一定にして観察しないと分らない、と思う。
これで今年のブログは終わります。
今年、オタマが夜行性か、ミニ田んぼで観察しました。
観察結果 (5月産卵で田んぼの場合)
この地方の田んぼは、オタマ成長前期の5月、夜間は水温が低くなるためほとんど活動せず、昼間水温が上がると餌を食べて活動していた。
成長中期の6月前半頃は、昼間の活動の方が多いが、夜間も水温が上がると徐々に活動するようになった。
後期の6月後半は、昼も夜も活動するが、徐々に夜に活動する日が多くなり、前足が膨らむ頃から上陸が開始すると完全に夜行性となった。
成長前期 昼に活動
成長中期 昼に多く活動するが、水温が高いと夜も活動
成長後期 夜の活動が多くなるが、昼間も餌は食べる
前足が出る頃~上陸 夜に多く活動し 夜行性と言える
観察の様子
成長過程前期 孵化後10日位 5/20~5/30 夜間の水温 約17~14℃
昼間は盛んに餌を食べるが、夜間は水温が下がるため活動しない
陽が当り 水温が約18℃位になると少し食べ始め、20℃で良く食べる ↓
成長過程中期 孵化後10~20日 6月初~中頃 夜間約20~17℃
昼間の方が活動的で盛んに食べる。↓
夜間は、水温の影響を受け、水温が低い(約18℃以下)ジッとして餌は食べない
田んぼの深い方にいる事が多い
暖かい日の夜は、夜も食べるオタマが出始めるがジッとしている方が多い。↓
固体差があるのか、食べたり休んだりしているのか。
孵化後15日位からは、夜間の水温により食べる日と食べない日があるが、
日により20℃あっても食べない時や、昼間でも30℃を越えると食べなくなった。
良く食べるのは水温が関係するだけではなく良く分らない。
孵化後18日 昼間盛んに食べる ↓ 18日は寒く夜間はあまり動かない ↓
成長過程後期 孵化後30日 6/20~末 (水温20℃以上)
夜の方がやや活動的になるが昼間もご馳走は食べる ↓
昼間も少し食べているが ↓ 夜の方が盛んに食べる ↓
↓昼間はジッとしている 餌も食べなくなる
上陸すると昼はあまり動かない ↓夜になると田んぼから出て周りを動く↓
感想 追記
オタマジャクシが昼間活動するか、夜に活動するかは、水温・天気に左右される。
良く食べる温度は約20℃~27℃位で雨の日はあまり食べていなかった。
固体の生育は2週間もの差が出るので、中期・後期の区別が正確にできない。
餌の種類や与える時間にも影響した。オタマは鯉の餌と魚は与えた時に良く食べ、古くなると食べが悪くなる。野菜やイモの茎は古くなると食べる。
などから田んぼでの観察では、夜行性か昼行性かは正確には分らなかったが、 水温や環境、餌により昼でも夜でも適応していると思う。
これは↓成長中期の観察だが、この頃は色々で分らない不思議な事が多かった。

オタマジャクシが夜行性か観察するには、飼育下で同じ個体を、水温や餌など一定にして観察しないと分らない、と思う。
これで今年のブログは終わります。
2019年11月26日火曜日
家に棲むアマガエル
私の家には、毎年10匹+2~3匹のアマガエルが棲みつきます。
(今年は少なく4匹でした。)
ご近所の方に、家に何匹位のアマガエルが棲みつくか聞きましたが、
「7月初め小さなアマガエルは来るが、秋までどの位の数がいるかは分らない。」
との事でした。
アマガエルを可愛いと思っても、数を数えるほど感心はないようです。
アマガエルは樹上生活です。私の家はログハウスで木なので多くのアマガエルが来るのかも知れないと推測しました。
それで、近くのオートキャンプ場は田んぼとログハウスがあるので、アマガエルたちは棲家としているか、見に行きました。
オートキャンプ場 ↓

田んぼがあり、毎年沢山のオタマジャクシが育っています。
ここのログハウスなら、多くのアマガエルがいるかも知れないと思いました。↓
我が家にアマガエルが多く来た日の同じ時間に3日間見に行きました。
8棟のログハウスがありますが、
7/12日2匹の小さなアマガエルがいただけでした。

7/14日は大人のカエルが1匹だけいました。
その後も見に行きましたが、アマガエルはいませんでした。12、14日にいたアマガエルも1日だけで、棲み付いた様子はありません。
近くの道や草むらには沢山のアマガエルがいました。
近くには木も多くありますので、ログハウスより木にいるのでしょうか。

ログハウスだからアマガエルが来ると言う事はないようです。
このログハウスは休日は人がいますが、平日はほとんどいません。
私の家の場合、人が通るデッキの玄関に多くいます。
アマガエルは適度に人がいる所が好きなのでしょうか。
(今年は少なく4匹でした。)
ご近所の方に、家に何匹位のアマガエルが棲みつくか聞きましたが、
「7月初め小さなアマガエルは来るが、秋までどの位の数がいるかは分らない。」
との事でした。
アマガエルを可愛いと思っても、数を数えるほど感心はないようです。
アマガエルは樹上生活です。私の家はログハウスで木なので多くのアマガエルが来るのかも知れないと推測しました。
それで、近くのオートキャンプ場は田んぼとログハウスがあるので、アマガエルたちは棲家としているか、見に行きました。
オートキャンプ場 ↓
田んぼがあり、毎年沢山のオタマジャクシが育っています。

ここのログハウスなら、多くのアマガエルがいるかも知れないと思いました。↓
我が家にアマガエルが多く来た日の同じ時間に3日間見に行きました。
8棟のログハウスがありますが、
7/12日2匹の小さなアマガエルがいただけでした。
7/14日は大人のカエルが1匹だけいました。
その後も見に行きましたが、アマガエルはいませんでした。12、14日にいたアマガエルも1日だけで、棲み付いた様子はありません。
近くの道や草むらには沢山のアマガエルがいました。
近くには木も多くありますので、ログハウスより木にいるのでしょうか。
ログハウスだからアマガエルが来ると言う事はないようです。
このログハウスは休日は人がいますが、平日はほとんどいません。
私の家の場合、人が通るデッキの玄関に多くいます。
アマガエルは適度に人がいる所が好きなのでしょうか。
2019年11月24日日曜日
田んぼの中干しについて
今年、田んぼの中干しについて少し調べましたが、報告できていなかったので書きます。
中干しは、稲作りには必要ですが、田んぼで生活しているオタマジャクシにとっては命に関わります。
中干の開始は、田植えから約1ヶ月~35日位だそうですが、梅雨期のため、降雨量や気温によりかなり換わるようです。
近くの田んぼの田植えは5月中頃~6月初旬で、6月中頃からアマガエルの上陸が開始されました。6月末まではほとんどの田んぼにまだ水がありました。
7月初め頃はまだ梅雨で雨の日も多く、田んぼにはまだ水があったり、少なくなっていたりの状態でした。
7月中頃から完全に水がない状態の田んぼが見られました。
↓この状態になると、オタマジャクシは生きられません。 7/19
中抜きは約2週間位続きます。その後再び水が入りますが、それから産卵されても9月になると稲刈りのため水は抜かれますので、上陸は難しくなります。
↓8/1

今年は梅雨が長く雨の日も多く、オタマジャクシたちにとっては良い年でした。
中干しは、稲作りには必要ですが、田んぼで生活しているオタマジャクシにとっては命に関わります。
中干の開始は、田植えから約1ヶ月~35日位だそうですが、梅雨期のため、降雨量や気温によりかなり換わるようです。
近くの田んぼの田植えは5月中頃~6月初旬で、6月中頃からアマガエルの上陸が開始されました。6月末まではほとんどの田んぼにまだ水がありました。
7月初め頃はまだ梅雨で雨の日も多く、田んぼにはまだ水があったり、少なくなっていたりの状態でした。
7月中頃から完全に水がない状態の田んぼが見られました。
↓この状態になると、オタマジャクシは生きられません。 7/19
中抜きは約2週間位続きます。その後再び水が入りますが、それから産卵されても9月になると稲刈りのため水は抜かれますので、上陸は難しくなります。
↓8/1
今年は梅雨が長く雨の日も多く、オタマジャクシたちにとっては良い年でした。
2019年11月19日火曜日
2019年11月14日木曜日
2019年11月6日水曜日
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