5/15 アマガエルがミニ田んぼに産卵し、20日に孵化しました。
24日頃から動くようになり25日は盛んに泳ぎ始め何かを食べている様子です。
今日で孵化から約1週間 約1㎝位の大きさです。
目が離れているのがアマガエルのオタマの特徴です。↓
以前私が飼育したアマガエルのオタマジャクシの成長の記録です。↓
(オタマは水温や環境により成長に差が出ます。)
順調に成長すれば、7月初め頃にアマガエルになるでしょう。
ミニ田んぼの上の巣箱にシジュウカラが良く来ます。私がミニ田んぼの附近にいると、
警戒して鳴くので、長くはいられません。
お転婆さま
返信削除もう孵化したんですね!
おたまが元気に成長することを祈っています。
竹内様
削除オスもメスも大きかったので沢山生まれました。
人に馴れる遺伝子を持っている事を期待しています。
今のところ順調です。
今年でオタマ飼育7年目、以前にいろいろとご指導いただきましたので、飼育は自信があります。
今までの経験を生かして大切に育てます。
ありがとうございました。
お転婆さま
返信削除ご返信ありがとうございました。
ところで、私は「おたまの栄養状態は、成体になってからの知能の発達に影響する」かどうか、とても興味があります。
この点につきまして、お転婆さんはおたまの飼育を通じて、何かお感じになったことはございますか?
竹内様
削除「オタマの栄養状態が成体になっての知能の発達に影響する。」かは、全く分りません。
部屋で飼育したアリとミカは確実に私の飼育したオタマで、ナツ・カッコ・ベルなど多くの個体は、田んぼか私の飼育したオタマか分りません。症例も少なく気がついた事はありません。
ところで、ヒトや高等動物は幼児期の栄養状態が影響するのでしょうか。するならオタマもするかも知れないと単純に考えてしまいます。
今までの飼育を通して人工餌はあまり良くない気がします。
以前、「オタマ自信が喜んで食べる物が良い」と考えて色々試しました。オタマはドックフードを一番好みましたが、この時に肥満体のオタマが出てしまい、良くない結果になりました。
今は、出来るだけ田んぼと同じ自然の食べ物で、金魚の餌で良質で安全な物を少し追加するくらいで育てたいと思います。人工的な高脂肪や高タンパクは良くない気がします。
以前教えていただきました枯葉や藁の発酵食品は多く与えます。
お転婆さま
返信削除ご返信ありがとうございます。
お転婆さんのご質問「ところで、ヒトや高等動物は幼児期の栄養状態が影響するのでしょうか」につきまして、私は、栄養状態が脳の発達に影響すると考えています。
また、近年、腸内細菌が脳機能に影響するという研究報告もあります。
おたまが健康に育つためには、ヒトと同じく、様々な有用な微生物を摂取できる食環境が必要と思います。
ですので、お転婆さんの飼育方法は理想に近いものと思います。
ちなみに、下記のサイトでは、おたまは成長過程でエサの好み(植物性・動物性)が変わると書かれています。お転婆さんは、いかがお考えでしょうか?
https://blog.goo.ne.jp/hemurin6464/e/4b49879910f3948b2e2764e8a0e22823
竹内様
削除その後、ネットで「幼児期の栄養と知能の影響」について調べましたが、影響はありそうです。
腸内細菌も影響するのですね。
では、オタマもあると考えられますから、餌は大切ですね。
ご紹介いただきました記事読みました。
大変興味深い素晴らしい情報です。ありがとうございます。
実は、私もオタマの餌の好みがコロコロ変わる事を観察しています。2015年7/8のブログで「オタマは新しい物好き」と書いています。一般的にオタマの餌とされている茹で卵・煮干し・ホウレンソウなど私のオタマは食べませんでした。いつも食べているのは、醗酵した枯葉や藁、植物や小石などに付く藻や微生物の様です。それに魚の餌も時々食べています。
「成長過程で餌の好みが変わる」これは観察不足で気が付きませんでした。
しかし、13年に初めて水槽で飼育た時、ある程度成長したらその後今まで食べていた魚の餌を食べなくなり弱り田んぼに放した経験があります。成長過程で餌が不足したのかも知れません。
まだこれからですので、成長過程による好みを観察して見ます。
また、以前オタマは夜行性か昼行性かと質問を頂きましたので
これも観察するつもりです。今のところ夜は水温が下がるためか底の方でジッとしていて、昼間に暖かくなると活動しています。
素晴らしい情報をありがとうございました。
追記 私が「ドックフードで肥満になった」と言いましたが、あるネットの情報でやはり脂肪太りになるようです。
餌選びは重要だとつくづく思います。
お転婆さま
返信削除ご参考まで、栄養状態と疾患発症の関係を、遺伝子科学の観点から説明したサイトの情報をお送りいたします。
https://wired.jp/2017/10/10/epigenetics-mechanism/
「エピジェネティクス」と言う専門用語がキーワードです。
(簡単にまとめますと)DNAの配列だけが遺伝形質に影響する訳でなく、栄養などの環境要因もまた(後天的に)遺伝形質に影響する。そして、その遺伝的影響は次の世代にも受け継がれるというものです。
あまがえるは、自然環境下では、高栄養価の食べ物ばかり食べている訳ではないため、その子どものおたまが、ドッグフードのような動物性脂肪が含まれた高栄養価の食べ物ばかり食べていると・・・生活習慣病(?)を発症しやすくなり、その体質は子どもにも遺伝するかも知れない、と言うのが「エピジェネティクス」的な考え方です。
竹内様
削除ご紹介いただきましたサイト拝見しました。
「エピジェネティクス」について理解できました。
栄養など後天的に遺伝子に影響するとは、驚きました。
自分の不摂生で悪い生活習慣が子供に遺伝してしまうとは、以前の常識ではなかったと思います。
これから両親になる方々は大変です。
オタマの餌も注意して与えて行きます。
ありがとうございました。
お転婆さま、おはようございます!
返信削除オタマの成長記録(体長変化)とても参考になります。ありがとうございました!
孵化したばかりのオタマは本当に小さいのですね。今まで自分が見たことがあるオタマの大きさから単純に卵の大きさを何となく想像していて、1cmぐらいの卵を頭に思い浮かべていました。ヾ(^ ^ ; ) 実際はミリ単位ですよね。見つけるのが難しい筈ですね。
ところで、孵化する前の卵はオタマっぽい形になっていますが、この状態のとき、卵は底でじっとしてるのでしょうか。それとも動いたりするのでしょうか。また、孵化直後のオタマはどうなのでしょう。泳ぎだすまで底でじっとしているのでしょうか…?
中干しの話は本当に胸が痛くなります。誰が始めたのか。本当に効果があるのか、生態系を壊してまで行う価値があるのか…、思わず問いたくなります。
近くの田んぼはもうほとんど水がないので、カエルの合唱はあまり聞こえなくなりました。より良い繁殖場所に移動して、命をつなげて欲しいです。
良い日をお過ごしくださいね!(*^.^*)
nl
nature lover様
削除こんにちは。
アマガエルの卵は小さくて、少しの塊であちこちに産卵するので見つけるのは困難です。ヒキガエルやアカガエルなどは、大きな塊になっていますので探さなくても目に入ります。
質問ですが、孵化する前は卵膜の中に入っています。孵化の前でもすこし動く事があります。孵化直後のオタマはほとんど動きませんが、棒で刺激すると動きます。まだ上手に泳ぐと言うほどではありません。この頃は底でジッとしているのもいますが、多くは、植物や枯れた藁、物(石や木や壁)に口でつかまりジッとしています。田んぼでも水の動きはありますので、口でつかまり流されないようにしているのです。私のミニ田んぼも水は入れて流れはありますが、排水口の方に流されてしまうオタマは見ません。
カエルの事を考えると、中干しは残酷な出来事です。
しかし、稲のためには重要な作業らしいです。田の土の中の悪いガスを抜いたり、稲の根を張らせたり、稲の過剰な分割を防ぎ、雑草も押えます。中干しが、自然の生態系に影響を及ぼしているかは分りませんが、水生昆虫の過剰な繁殖を調節しているかも知れません。
ここも、田んぼに水はあっても、アマガエルの合唱は少しになりました。
お転婆さま、おはようございます!
削除孵化前後のオタマについて、詳しく教えていただきありがとうございました。
オタマが口で何かにつかまり流されないようにしている姿見てみたいです!
(◕o◕)~ (・o・)~ .。o○
田んぼにオタマガいないか時折見ているのですが、全く見かけません。生体反応ゼロです…。田んぼがゴーストタウン化しています。ここ数年は事情があって田んぼを見に行く余裕があまりなかったのですが、今年は、お転婆さまのブログに出会ったこともあり、なるべく頻繁に田んぼをチェックしています。アマガエルの絶対数も減ってはいますが、オタマの姿が全く見られないのはとても寂しいです。やはり田んぼに水がほとんどない状態が続いているので、生き残れないのかもしれません。
中干しがいつから始まってどこまで効果をあげているのか、数値で示した資料があれば見てみたいです。農家さんの中にも、中干しを取り入れつつも、カエルが上陸するまで中干しの時期を遅らせたり、田んぼの一部に深い溝を掘って水を溜め、オタマがそこで育てるようにするなど、カエルのために工夫をしてくれているところもあるようです。環境に配慮したそうした取り組みがなぜ全国に広がらないのか…。悲しい現実ですね。
今日はまた暑くなりそうですが、良い日をお過ごしくださいね!
nl
nature lover 様
削除こんばんは。
オタマの歯は丈夫の様です。鯉の餌も硬いうちにかじって食べています。
田んぼにオタマがいないのですね。
こちらも全ての田んぼにオタマがいるわけではありませんが、ほとんどの田んぼで見られるようになりました。
オタマがいないと思っている田んぼも、中の方や浮草で見えない場所もあるので、私の見落としかも知れません。
全くいないのは寂しいですね。アマガエルがいなくなってしまったのでしょうか。田んぼに水が無い状態があれば、だんだんと減ってしまうでしょうね。
>オタマがそこで育てるようにするなど、カエルのために工夫をしてくれているところもあるようです。
素晴らしい取り組みですね。そのような事をするには、手間がかかり、忙しい現代では大変な事と思います。全国に広まると良いですね。