2019年4月1日月曜日

冬眠明け1号

今日、無加温のビニールハウス内で、越冬させていた植物を鉢に移していました。
↓ 植物を掘っていると、小さな緑色のアマガエルが根元から跳び出して来ました。 ↓

冬眠しているところを掘り起こしてしまったのではありません。
冬眠中を掘り起こした場合は、体中土まみれでボーとしていますが、体に土はついてなく、自分から元気に跳び出してきました。

このビニールハウスは真冬でも天気が良いと温度が40℃位まで上がりますので、浅い所で冬眠するアマガエルはこのハウスの中では冬眠できないと考えます。
外で冬眠から目覚めてから中に入って来たと推測します。

その後、少し移動しましたがジッとして動きません。
カエルを見ながら作業をしていると、蜘蛛が何匹も出て来てカエルの側にも逃げて行きました。
すると、「パクッ」なんと大きな蜘蛛を食べました。 ↓

 食べたと言う事は、もう以前から目覚めていたのではないでしょうか。
それとも、冬眠から目覚めて短時間で食べ始めるのでしょうか。
この時のハウス内の温度は28℃でした。

側に水を置きましたが入ろうとはせずにジッとしていました。 ↓
 
 数時間して行って見ると姿はありませんでした。

8 件のコメント:

  1. お転婆さま

    お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか?

    プロ野球が開幕しましたが、新年度の“アマガエルのお話”もいよいよ開幕ですね?

    今年も“アマガエルのお話”を楽しみにしています♪

    さて、ちびちゃんあまがえる、とてもかわいいですね!

    こんなに早く冬眠から目覚めるのですね!?

    初あまがえるの写真を見ているうちに、何だか良いことありそうな気がしてきました(笑)

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    1. 竹内様

      お久しぶりです。
      今年は雪が少なく、雪かきは一度しただけで楽な冬でした。
      変りなく過ごせています。ありがとうございます。

      ここ伊那谷も、桜はまだですが野の花は咲き虫たちも見られるようになりました。

      ハウスのアマガエルには驚きました。
      今まで、3月末に鳴き声は聞いた事がありますので、早いカエルは冬眠から覚めると思いますが、まだ植物や枯葉などの下にいて活動はしないと思います。
      このハウスにいたアマガエルは、ハウスの脇で冬眠していたために地中の温度も上がり早く目覚めて、暖かいハウスに入って来たのだと思います。中には植物があり、イモムシや蜘蛛小さなバッタ類など沢山いますし水もありますので、ハウスの中で過ごしていたのでしょう。
      野のアマガエルが冬眠から目覚めて姿が見られるようになるのは、もう少し先になると思います。

      シジュウカラも新しい巣箱が気に入った様子で一安心です。

      私達も畑仕事を始めました。
      畑仕事はデジカメを持って、アマガエルたちに会えるのを楽しみにしています。

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  2. お転婆さま

    なるほど、この仔は、暖かいハウスの中で、一足先に春を満喫(?)していた可能性があるのですね!

    また、いろんな写真をアップしてくださいね。

    私には97歳の祖母がいるのですが、実家に戻ったときに、ときどき、一緒にアマガエルのお話を見て楽しんでいます。

    余談ですが、私の祖母はカエルのことを「かえるちゃん」と言います。それを聞くたびに、ひとと距離の近い生き物なんだなぁ、と思います。

    ちなみに、私が自然観察に行く滋賀県高島市マキノ町でも、地元の子どもの中には「かえるさん」と表現する子がいます。


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    1. 竹内様

      他のアマガエルより先に春を満喫していたと思います。
      その後、まだハウス内にいるかと、探すのですが見当たりません。もっともいたとしても隠れているので姿は見えないと思いますが。

      今年は暖冬でしたが、アマガエルが鳴き出すのが遅いように思います。今日も暖かでしたので期待していましたが、鳴きませんでした。

      竹内先生のおばあ様はご長寿なのですね。ブログを見て下さる時もあるとの事、嬉しく光栄です。「カエルちゃん」と言っておられるとの事、きっとカエルを大切に思って下さっているからではないでしょうか。嬉しいです。

      私の孫(小2)も、「カエルさん」と言い、遊びに来ると必ず「コトリちゃんいる?」と名前で聞いてきます。私の家に来てアマガエルを見るのが楽しみのようです。
      アマガエルなど小さな生き物を大切に思う人になって欲しいと思っています。

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  3. お転婆さま

    ご返信ありがとうございます。

    祖母が子どもの頃、「かえるちゃん」は、最も身近で、かわいらしい生き物のひとつだったのかも知れません。

    お転婆さんのお孫さんも「かえるさん」と表現されるのですね!お転婆さんと一緒にあまがえるに接する機会は、きっと素晴らしい思い出として残ると思いますよ。

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    1. 竹内様

      私の子供の頃も、アマガエルは可愛らしい生き物のひとつで、
      同じカエルでもトノサマガエルは苦手だった記憶があります。

      孫は都会暮らしなので、家ではアマガエルを見る事はありませんが、私の家に来るとデッキや巣箱のアマガエルを何回も見に行き、「かわいいね」と言っています。
      昨年の夏に来た時は、丁度ミニ田んぼでアマガエルが変態して上陸していました。その変態の段階に大変興味を持ち、「人間の赤ちゃんと違う」と不思議がっていました。
      孫にとってアマガエルは特別な生き物になっています。

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  4. お転婆さま

    お転婆さんのお孫さんは、自然環境や生き物に対する感受性が高いのだと思います。それは、お孫さんにとって、きっと、財産になるでしょう。

    私は、小学校4年生まで愛知県春日井市と言うところで暮らしていましたが、家の近くには里山があり、実に多様な生き物が棲んでいました。空を見上げれば、たくさんのトンボが飛んでおり、用水路をのぞけば小魚が泳いでおり、田んぼからは、かえるさんの大合唱が聞こえてくる。そこでの暮らしが今日の原点になっています。

    残念ながら、いまは、里山のような自然環境から離れた場所で暮らしていますが、それでも都心の生活に我慢できているのは、“アマガエルのお話”に登場するかわいいかえるさんの写真や、きれいな花や風景の写真に癒されているおかげです。

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    1. 竹内様

      私たち夫婦は田舎で育ち、小さな生き物と遊びました。現代の子供さんも生き物と接して欲しいと思います。孫も遊びに来たら自然との触れ合いを多くさせたいと思っています。
      孫は来ると「おばあちゃんの家はお山があっていいね。」と言います。その言葉はとても嬉しいです。

      都会で暮らし、アマガエルの世界を知らない方々に、アマガエルの大切さと可愛らしさが少しでもお伝えできればと思います。

      いつも暖かいコメントありがとうございます。

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