2016年6月2日木曜日

疲れた様子

 カッコは、昨夜 半月ぶりにデッキに帰って来ました。
折角野生に戻れたのですから、デッキで暮してもらおうと思いましたが、同じ所にうづくまるようにして動きません。昨夜はとても寒い夜でした。
前に手を出しお尻に触ると、直ぐに手に乗って全く動こうとしません。
そのまま部屋に連れて来てしまいました。

部屋に連れて来られパニックになるかと心配しましたが、落ち着いていました。
カエルハウスの側に下ろすと、私を見つめてくれましたが、あの輝いた表情ではありませんでした。
その後お風呂に伏せの姿勢で入り2時間後、ようやくいつものリラックススタイル(手を掛けた姿勢)になりました。少し安心した表情に思えました。さらに1時間この姿勢でゆったりしていました。(いつもより長いです。) ↓

 そして早めについ立に登り始めましたが、途中で倒れるように寝てしまいました。
今までは、つい立の上か、その上のカーテンレールまで登ります。

 今日も引き続きこの姿勢で熟睡していました。 ↓
疲れたのでしょう。

4 件のコメント:

  1. お転婆さま

    飢餓に近い状態ではなさそうですね?

    「食べれなかった」こともあるでしょうが、「(安心して)眠れなかった」ことの方が、より大きなストレスだったのかなと推察します。

    寝るときは「ぐっすり寝る」というライフスタイルが定着した後で田んぼに行くと、野生のかえるのように睡眠調節できないのかも。

    ところで、先月中旬に外界に出かけたとき、カッコちゃんのお腹にたまごはあったのか気になります。いかがでしょうか?産卵したのかしないのかで、疲労の状況も大きく変わると思います。

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    1. 竹内様

      カッコをデッキで見た時に痩せてないと思いました。吸水後と言う感じではなく、畑のカエルと比べると正常範囲と思いましたから、食べていたと思います。

      一番のストレスは、慣れない土地と自然で天敵の恐怖だったと思います。当然安心してなど眠れなかったでしょう。

      カッコの睡眠(休息)時間は野生と比べるとはるかに長いです。
      野生は調べましたが、大よそ朝5~6から夕の19時の13時間前後で、カッコは、1~2時から20~21時で、18時間にもなっていました。休息不足はあったと思います。

      カッコは年齢2歳(14年生まれ)に間違いないと思います。
      繁殖開始は2~3歳とあのますので、可能性はありますが、ネットの情報によると、「冬眠を経過しないと産卵しない。」とありました。
      お腹に卵があったかは分りません。
      先日、根羽村のカエル館に行き、館長さんにお話しをお聞きしたのですが、「アマガエルはお腹に卵があり、繁殖行動できなくても、排卵はするので健康には問題なく心配いらない。」と教えて下さいました。

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  2. お転婆さま

    おはようございます。ご説明ありがとうございます。

    睡眠時間に関して、人には「ロングスリーパー」というタイプがあります。もしかしたらカッコちゃんも同じようなタイプかも。あるいはもともとあまがえるは(循環器や脳の構造上)長い睡眠が必要なのかも知れませんが、厳しい自然環境下では睡眠時間と眠る場所の確保が難しいだけなのかも知れません。

    私も過去に、民家の玄関や壁の隙間で昼間に爆睡するあまがえるをたくさん見ましたが、安心して眠る場所(人工物)に遭遇できたあまがえるは幸運です。(というより、「安心して寝る場所欲しいなぁ」と欲求がなければ、人家に壁に素晴らしい隙間を見つけたところで、スルーしてしまうのではないかと。「ここの隙間、使える!」とひらめくには、何か強い欲求や問題意識(笑)が必要と思うのです)

    ということで、カッコちゃんが必死で帰ってきたのは、単なる帰巣本能ではなく明確な意思によるものではないか、と考えています。

    (自分が生まれた)田んぼに行くのは先天的なものでしょうが、(もともとあまがえるは家を持たないので)家に帰るのは後天的な要素が強いと思います。本来は本能に従う行動に使うナビゲーションシステムを違う用途(帰宅)に活用するようになったのが、カッコちゃんをはじめとするお転婆さん宅のあまがえるさんたちと思います。

    私は、この現象に強く関心を持っております。他の生物を調べることであまがえるの行動を理解するヒントが得られるのではないかと考え、先日から「スズメはなぜ人里が好きなのか」(大田眞也著)を読み始めました。また、分かったことがあれば、ご報告いたします。

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    1. 竹内様

      「ロングスリーパー」知らなくて、ネットで調べました。
      睡眠にもいろいろとタイプがある事を知りました。
      今までデッキのカエルの観察では、良く眠るカエルとほとんど眠っている所を見ないカエルがいました。
      アマガエルもいろいろとタイプがあるのでしょう。

      カッコは、18時間前後の睡眠・休息と書きましたが、睡眠と休息の割合は分りません。今回帰った次の日は、目を細めていて熟睡している様子でした。今日は目は開けて首も上げていますから、眠ってはいないようです。
      眠る日と眠らない日があり、その周期や時間を観察したいのですが、日中出かける事もあり困難です。

      アマガエルが家に棲み付くのは、安全と快適を知ったからでしょう。特にデッキや人の行き来の多い場所を選ぶのも人がいる所は天敵が少ないと認識しての事と思います。

      田んぼに行くと帰って来るカエルはほとんどいません。
      今回カッコは意志で帰って来てくれたと解釈しています。
      カッコは手に乗ると比較的直ぐに下りる事が多いのに、今回帰った時は、虫で釣らなくても手に乗り、部屋のカエルハウスに着くまでジッとしていた事からそう思います。
      そして、現在窓は開けていますが、窓には全く興味を示さず、出て行くつもりはないです。

      人と関わる事で快適な暮らしをして本能も変化するのでしょうか。
      スクワイヤーさんのカエルさんは、繁殖期でも普段と変わらないそうです。本能はどうしたのか不思議です。

      スズメは人が作るお米や畑の食べ物などが目当てのようですが、性格が良くない(私から見て)ので困ります。
      我が家の庭や畑で子育てをしているシジュウカラに大変意地悪をします。シジュウカラの巣の前にいてシジュウカラが中に入れないように邪魔を集団でします。追っても追っても執拗に来て私達夫婦の悩みです。
      余談でした。

      また色々と教えて下さい。楽しみにしています。

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