プールには、沢山のアマガエルが産卵しますが、育ったのは僅かです。なぜでしようか。
大きな理由は、天敵となる水生昆虫だと思います。
プールにはどのような水生昆虫がいるのか、ネットで調べました。
天敵
マツモムシ類 ゲンゴロウ類 タイコウチ類 ミズカマキリ類 ヤゴ類(トンボの幼虫)
天敵でない水生昆虫
アメンボ類 カゲロウ類(幼虫) トビケラ類(幼虫) ユスリカ類(幼虫) コミズムシ(幼虫) イトミミズ
実際に観察した水生昆虫
マツモムシ 4月からすごく沢山いました。 オタマジャクシに消化液を入れて吸い取る恐ろしい敵です。アマガエルの側にも沢山寄っていました。
ミズカマキリ
5月から観察
毎日、プールの壁附近にいるのだけで、数匹目にしました。プール全体ではかなり多くいたと思います。見つけたのは捕獲しましたが、次の日にもまた同じようにいました。実際に犠牲になっているオタマや亜成体も見ました。大変恐ろしい天敵です。
ヤゴ類 4月は分りませんでしたが、6月から沢山いました。
沢山いた事と、大きいのでかなり犠牲になると思います。
ゲンゴロウ コオイムシ 数多くは見ませんでしたが、深いところを泳いでいる事もあり、暗いので見つからなかったのかも知れません。プールは広いので多くいた可能性もあります。
以下は、天敵になるとは思えませんが沢山いました。
アメンボ類 アマガエルにまとわりつくので、足で蹴ったりして嫌がってました。↓
カゲロウ類 無数いましたが天敵ではないようです。 ↓
トビケラ類 も多くいましたが、天敵ではなさそうです。
1月28日 追記 訂正とお詫び
↓トビケラと書きましたが、ゲンゴロウ類の幼虫のようです。Sさんありがとうございました。
その他私の観察では、 プールの外に、イタチや蟻がいて、変態して上陸した場合危険です。
蟻もジッとしている亜成体には天敵になります。
田んぼのアマガエルの天敵になる、ヘビ・イモリ・タイコウチ・カラス・サギ類は見ませんでした。
田んぼと比較すると、マツモムシ・ミズカマキリ・ヤゴは比較にならないほど多くいます。
プールで育つオタマが少なく、短期間しか育たないのは、天敵が影響していると思います。
4月末はまだ温度も低く、成長が遅いため犠牲も多く、また5月末からは、ヤゴやミズカマキリが成長して増え、犠牲になるのではないかと思います。
5月初めから末までの産卵される卵の数が多い時のみ、何とかのがれた幼生だけが、生き残れるのではないでしょうか。産卵された卵が少ない時は、全て犠牲になってしまうのかも知れません。
そして、上陸した亜成体ガエルには、更に厳しい現実が待っていました。次回に書きます。
大きな理由は、天敵となる水生昆虫だと思います。
プールにはどのような水生昆虫がいるのか、ネットで調べました。
天敵
マツモムシ類 ゲンゴロウ類 タイコウチ類 ミズカマキリ類 ヤゴ類(トンボの幼虫)
天敵でない水生昆虫
アメンボ類 カゲロウ類(幼虫) トビケラ類(幼虫) ユスリカ類(幼虫) コミズムシ(幼虫) イトミミズ
実際に観察した水生昆虫
マツモムシ 4月からすごく沢山いました。 オタマジャクシに消化液を入れて吸い取る恐ろしい敵です。アマガエルの側にも沢山寄っていました。
ミズカマキリ
5月から観察
毎日、プールの壁附近にいるのだけで、数匹目にしました。プール全体ではかなり多くいたと思います。見つけたのは捕獲しましたが、次の日にもまた同じようにいました。実際に犠牲になっているオタマや亜成体も見ました。大変恐ろしい天敵です。
ヤゴ類 4月は分りませんでしたが、6月から沢山いました。
沢山いた事と、大きいのでかなり犠牲になると思います。
ゲンゴロウ コオイムシ 数多くは見ませんでしたが、深いところを泳いでいる事もあり、暗いので見つからなかったのかも知れません。プールは広いので多くいた可能性もあります。
以下は、天敵になるとは思えませんが沢山いました。
アメンボ類 アマガエルにまとわりつくので、足で蹴ったりして嫌がってました。↓
カゲロウ類 無数いましたが天敵ではないようです。 ↓
トビケラ類 も多くいましたが、天敵ではなさそうです。
1月28日 追記 訂正とお詫び
↓トビケラと書きましたが、ゲンゴロウ類の幼虫のようです。Sさんありがとうございました。
その他私の観察では、 プールの外に、イタチや蟻がいて、変態して上陸した場合危険です。
蟻もジッとしている亜成体には天敵になります。
田んぼのアマガエルの天敵になる、ヘビ・イモリ・タイコウチ・カラス・サギ類は見ませんでした。
田んぼと比較すると、マツモムシ・ミズカマキリ・ヤゴは比較にならないほど多くいます。
プールで育つオタマが少なく、短期間しか育たないのは、天敵が影響していると思います。
4月末はまだ温度も低く、成長が遅いため犠牲も多く、また5月末からは、ヤゴやミズカマキリが成長して増え、犠牲になるのではないかと思います。
5月初めから末までの産卵される卵の数が多い時のみ、何とかのがれた幼生だけが、生き残れるのではないでしょうか。産卵された卵が少ない時は、全て犠牲になってしまうのかも知れません。
そして、上陸した亜成体ガエルには、更に厳しい現実が待っていました。次回に書きます。
お転婆様
返信削除マツモムシは3月頃の東北で池にいるのを見た事があります。
水中越冬するようですが、プールのものは冬はどうしているんでしょうね。
プールでは越冬せず飛来するのでしょうか。
これだけ壮々たる(?)メンバーだと育つものも育ちませんね。下手すると天敵同士の戦いもあるかもしれません。
ゲンゴロウは幼虫の方が危険な気もします。
スクワイヤー様
削除マツモムシは、4月初めからいました。
そして、その数の多い事、ものすごいです。あの数から思うと、プールで越冬しているのではないでしょうか。
網で簡単に捕獲できそうですが、生態系を崩してはいけないので、まだ様子を見ます。
今後アマガエルがあまりにも減るようでしたら、役場の環境担当の方と相談したいと思います。
相談するには、しっかりとした証拠やデーターが必要ですから、頑張ります。
プールでは、天敵同士の戦いも多いと思います。
数で言えば、カゲロウの幼虫が一番多く、底に厚く敷き詰められた枯葉一枚に数匹もいるのですから、★の数ほどいます。これらも天敵の餌になると思いますので、助かります。恐ろしい水カマキリも、カエルより他の虫を多く食べていました。ミズカマキリは、7月になるとダニが多くついて弱ったのが多くいました。
ゲンゴロウは幼虫が危険なら、多くいそうで怖いです。
ゲンゴロウも数は減少傾向あるそうです。
カエルだけを応援しては、いけないですね。カエルを見守りながら自然も大切にしたいと思います。
スクワイヤー様
削除ゲンゴロウの幼虫をネットで調べましたら、私がトビケラと思っていたのは、ゲンゴロウの幼虫のようです。
とても多いとは言えませんが、網に一すくいで2~3匹はいましたので、プール全体ではかなりいたのではないでしょうか。一匹の幼虫が大きくなるまでには、かなり食べると思うと、悲しいです。
ありがとうございました。