7/17日以降、上陸した亜成体はいませんでしたが、プールにはまだ数匹の小さなオタマジャクシはいました。
自然の状態では、変態は無理か極僅かだったと思いますので、7/16日までとします。
7/20 残ったオタマ数匹は、プール掃除のため保護しました。 ↓
アマガエルのカップルが確認できたのは、4/21~7/19 までです。↓
プールでは、4/21~7/19までの長い間多くのカップルが見られ、水もあったのにカエルに変態できたのは25日と短い期間でした。(14年は21日間)
その上陸した期間から、有効産卵期間を推定しました。
(有効産卵期間とは、産卵された卵が育った期間です。)
産卵から前足が出るまでは、水温により大差がありますが、プールは20℃以上ありましたので、参考文献と経験から、約40日~55日と推定しました。飼育では60日以上かかるオタマもいますが、自然では弱い個体は育たないので、55日位までと思います。
産卵有効期間を逆算すると、5月連休明け位から、5月末前頃までと思います。↓
6月には多くのカップルが見られましたが、産卵されても育たないのが現状です。
田んぼの場合も、上陸は6月の20日前後から二週間位で、7月には中干が始まるのでそれ以降はありません。
論文で、「アマガエルの繁殖期は短かった。」 西湘高校では
「アマガエルの実効産卵期間は、5月中~末までである。」 とあります。
この論文と同じと思いました。
なぜ5月末以降の卵は育たないのでしょうか。
ネットの情報では、「大きくなったオタマと後から生まれた小さなオタマを一緒に飼うと、後の小さなオタマは育たない。」とありました。田んぼでは、大きなオタマと小さなオタマが一緒に泳いでいます。田んぼやプールは広いですが、そのような事はあるのでしょうか。
理由の一つに、天敵の影響がありますので、次回に取り上げます。
お転婆様
返信削除アマガエルは、ヒキガエルやアマガエルと違いカップルになる期間は長いのですね。
それでも適期があるという事なんでしょうか。
敵と言えばやはりヤゴやカメムシ系の水生昆虫辺りでしょうか。
暖冬と言われる今年ですが流石にこちらでも連日氷点下の日が続いています。
先日冬眠中のケースをチェックしてみたら水苔が凍っていましたがアマガエルは凍ってませんでした。
ちょっと可哀相なんですが、アマガエルが冬眠し続けられる低温を維持できるのは外しかないので乗り切って欲しいです。
お転婆様の所まではは如何ですか?
スクワイヤー様
削除アマガエルの繁殖期は長いですが、自然ではオタマジャクシが育つ期間は短い事が分りました。
環境さえあれば8月末でも産卵され育つようですが、変態までに時間もかかり、天敵の事もあり自然では少ないと思います。
やはり、5~6月が適期なのではないでしょうか。
次回のブログで天敵の事を書きますが、かなり多くのヤゴがいました。それより数ではマツモムシがすごいです。
プールで育たないのは、天敵が原因だと思っています。
今回の寒気は、堪えますね。
水ゴケが凍ってもアマガエルは凍らないのですか。
無事に越冬できる事を願っています。
ここは、今朝は-10℃、昨日は日中も-3.7℃でした。カエルのいる私の部屋は、ドアーで仕切られていなくて玄関にも通じる空間で寒いです。
いつもは、150㎝あるつい立がお気に入りでその上にいるのですが、この寒気なので昨夜はケースに入れて炬燵の側に置き、ケースの中には電気アンカを入れ、更にストーブをつけておきました。熱くなり過ぎてもいけないので、時々起きて温度チェックで寝不足です。(18℃~20℃に保ちました)
それなのに、カッコちゃんはケースに入れられたので不機嫌です。(笑)
冬眠はできそうにありません。餌は豊富です。
お転婆様
返信削除寒波の影響でこちらも明け方マイナス10℃までさがりましたが、さすがに昼間も氷点下という事はありましせんでした。
アマガエル達はまだ確認していませんが、鉢植えの植物にはダメージがあったようです。
真冬に動いているアマガエルがいる環境はうらやましいです。
今うちで相手をしてくれる生き物は金魚位です。なぜか去年は冬眠状態のようになっていたのに今年は起きています。
スクワイヤー様
削除そちらもマイナス10℃ですか。
すごい寒波だったのですね。
マイナス10℃にもなると、鉢植えの植物は堪えるでしょうね。我が家は白菜を物置に貯蔵していますが、この寒波で半分凍ってしまいました。
飼育のカエルは、寒波が来たら冬眠させるつもりでしたが、やはり自信がなくてできませんでした。餌は有り余っているのでこのまま起きていてもらいます。
しかし、ケースに入って寝るのは嫌なようです。ケースにいてくれれば、電気アンカで温度も保てるのですが、ケースの外に出ていると家全体を暖めなければならないので、大変です。
そして、問題は動かない事です。人間で言えば「寝たきり」状態で、餌も一度に3匹食べて、二日は食べないと言う「ものぐさガエル」になってしまいました。
体は起きていても、脳は冬眠しているようです。
やはり、カエルは冬眠させてあげる方が良いのだと思います。自然に逆らう事は良くないのかも知れません。
金魚はこの寒さで動いているのはすごいですね。
我が家の金魚は20℃に加温してもらいプクプクに太ってます。
お転婆様
返信削除ご無沙汰しています。
ブログはずっと拝見しておりました。
アマガエルの繁殖時期は長そうなので、1シーズンに複数回、繁殖行動の出来る個体がいるのかな、と思っていたのですが、実際の繁殖期間はけして長くないのですね。予想外でした。
昼間でも個体識別するのは大変だと思いますが、繁殖行動中の識別は困難なことでしょうね。
シズカは、毎日よく動き、食欲も落ちないので、そのままリビングで飼っていました。日射のある昼間は17、8度位まで上がりますが、日が差さない日は14度位、夜は12度程度でしょうか。一日にハエが2匹程度ではお腹が空きっぱなしのようです。暖かな風のない日に、日だまりで少しだけ虫が捕れます。いつもなら残す小さな小さな虫や、キライなはずの蜘蛛やバッタ(1月にヒシバッタが奇跡的に捕れました)まで、きれいに平らげてくれます。
問題はゲンキです。ゲンキの飼育には最初から悩んできましたが、今も毎日試行錯誤。12月半ばに、動かず、食べず、色が変わり、体は冬眠状態になっていると思われたので、水苔を敷いたケースに移し、少しずつ温度を下げていきましたが、2週間たっても潜りませんでした。昨年のことがあるので、早々と冬眠中止を決定し、人間の居住環境に戻したら、よく鳴くようになりました。が、やはり食べないので加温を始めました。そうしたらさらによく鳴くようになりました。たまにハエを食べる程度であんなに鳴いて大丈夫なのだろうか…と心配です。いろいろネットで情報を探っていましたが、「強と弱の個体を一緒に飼うと、弱の個体が戦意喪失して、エサがあっても食べなくなる」と書いてあるものがありました。9月のまだ暑い頃から「ゲンキはあまり食べないし動かない」と思っていましたが、そういうことだったのかも、と思わされました。飼育ケースを早い時期に別にしていたら、もう少しゲンキのことが理解できていたかもしれません。今はなんとか冬を乗り切ってほしい、早く春が来て…と思う日々です。
あまがえる大好き様
削除お久しぶりです。 お待ちしていました。
本によると繁殖期は4月~9月となっていて、実際に8月に産卵したケースも聞きました。メスは2回産卵できるそうです。しかし、実際には7月以降育つのは、極少ないと思います。
繁殖行動中もオスは個体識別できますが、メスは無理です。オスも6月頃から模様が薄くなり、困難になります。
今も、昨年の個体識別で悩んでいます。
シズカちゃんゲンキ君の様子、知りたいと思っていました。
シズカちゃんは、寒いのに食欲ありますね。お腹が空けば、少し嫌いな虫も食べるのですね。
ゲンキ君の事、難しいですね。ウチのサンちゃんは、暖かいのに水苔に潜り出て来ませんでした。
冬眠から覚めたオスガエルは、繁殖期は餌は食べない、との情報もあります。ゲンキ君は、暖かいので春と間違えているのでしょうか。
>強と弱の個体を一緒に飼うと、弱の個体が戦意喪失して、エサがあっても食べなくなる」と
そんな事があるのですね。アマガエルはデリケートなのですね。でも、鳴いているなら悪い状態ではないと思いますが。
ゲンキ君が、元気になり、餌を食べてくれるように願っています。
ウチのカッコとマイモは仲良く過ごしていましたが、ある日、カッコにピンセットで虫をあげようとしていると、マイモが横から食べてしまいました。それから二匹の関係は悪くなってしまい、驚きました。
私は、友達がいた方が良いと思っていましたが、良くない場合もあるのですね。
アマガエルの飼育は難しいです。
私は、大変な事をしてしまいました。
マイモは、想像以上に馴れ、私がいる炬燵の上に来たり、夜はパソコンの前で待つようになりました。それですっかり安心していたら、突然行方不明になりました。
どんなに探してもいません。
アマガエル大好きさんがおっしゃっていた「アマガエルとは。」を解っていたつもりなのに、理解していなかったのです。
そんな訳で、飼育のブログを書く資格はなくなり、書けなくなりました。申し訳ありません。
もう一度、「飼育すると言う事。」を考えて見たいと思います。
早く春が来て欲しいですね。
シズカちゃんと、ゲンキ君の事、また教えて下さい。ありがとうございました。