2015年12月3日木曜日

カエルハウスはランドマーク

11月5日のブログのコメントで、
「カエルハウスはランドマークになっているのではないか。」
 11月12日のコメントで
 「カエルハウスはアマガエルにとって丁度良い大きさではないか
 とのご意見をいただきました。

 アマガエルがカエルハウスを利用する率は、カエルの年齢と時期と場所により違います。
 (夜間はシーズン通して休憩とお風呂を利用しています。)

カエルハウスに良く入る時期
    0歳 (その年生まれ) 
     6月末 田んぼから到着後暫らくして~8月中頃まで
    10月中頃(寒くなった時)~冬眠まで
  1歳以上
    春にカエルハウスを利用するのはまれだが、利用する時は、初めて到着して暫く
    (いる期間は短い)
    10月中頃(寒くなった時)~冬眠まで

 カエルハウスに良く入る場所  
  デッキの手すりの上に限られる。しかも、階段両側のライトの側が圧倒的に多い。


もっとも良く入る場所 ↓ (カエル目線で撮影)

  2年間家の北側にも置きましたが、一匹も入りませんでした。
 入らない場所 ↓ 


晩秋の寒くなった時にハウスに入るのは、地面から近くて風が当らずお風呂があるからと推測しています。
春に幼いアマガエルが多く入るのは、良いランドマークになっているからだと思いました。
 そして、
丁度良い大きさ。
 手すりに登って来たアマガエルにはこのように見えます。↓


また、アマガエルは、カエルハウスを周りの物との状況から覚えているのではなく、ハウスその物を認識している事が分っています。

2 件のコメント:

  1. お転婆様

    アマガエルは小さく、地面を移動する時はかなり低い位置でしょうから建物とかはどう見えているんでしょうね。

    近そうに見えて意外と距離のある東京タワーを見上げるような感じなんでしょうか。

    上陸した子ガエルが何を目指して移動しているのか興味深いです。
    適当に散って行く内に自分の気に入った場所を探すのでしょうか。

    コメリやコンビニの明かりに来るアマガエルは棲息地の暗闇から明かりを見て目指して来るんでしょうかね。

    アマガエルの他ヤモリやカマキリやクモなど肉食の生き物が明かりに虫が来る事を本能的に知っているのも不思議です。(カマキリは自身も明かりに来たのかもしれませんが。)

    光に虫が集まるのは月明かりを頼りにしているらしいので人間の明かりが無い頃は月明かりの日に何らかの行動をしていたのでしょうか。

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    1. スクワイヤー様

      アマガエルたちには、どのように見えて記憶しているのか知りたいですね。
      プールから連れて来たカエルはプールに帰る事ができますし、我が家から道を越えて隣の畑に行った場合もちゃんと戻って来ます。
      しかし、たった2~3mの距離でいつもの居場所が分らなくてウロウロしている場合もあります。
      ある程度遠くの距離と近くの場合と記憶の仕方が違うのではないかと思う時があります。

      明かりに虫が集まり、その虫を食べるカエルなどが集まり、更にそのカエルを捕食する動物が来る、生き物はみんないろいろと知恵を使って、生き抜いて来ているのでしよう。

      人間の明かりがない頃、月明かりは生き物にとって重要な役割があったかもしれませね。

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