オタマの飼育方法と大きさ

昨年アマガエルのオタマジャクシを飼いましたが、プールのオタマと比べると、小さかったので悲しく思いました。
プールのオタマの大きい訳(推測)
　①密度が低い　　　　プールはとても広い。
　②水温が高く安定　　温度差が少なく朝方も下がらない20～23℃。
　③餌　　　底の枯葉と、それに付く微生物、壁の藻類
　④水替えがなく水質が一定している。
　⑤水量が多いので酸素は十分にある。
　⑥日光が当たる。
　⑦天敵も多く、弱いオタマは淘汰され、大きいものだけ残る。

 以上を参考に、ミニ池を作り育てた結果、プールに勝ちました。↓
 

今回大きく育った第1ミニ池と、普通サイズの箱と第2ミニ池との飼育の違いを表にしました。
　○主な餌は、鯉・金魚の餌で、量は同じ、常に残った状態。
　○第1ミニ池と箱飼育は、親は同じ。大きさと親はあまり関係しないと思う。
　
　黄色はオタマジャクシに良いと思う場合、灰色は悪いと思う場合
　特別に良いと感じた事は、赤の○と×

以上から第1ミニ池のオタマが大きくなったのは、
　①　餌　
　　　　田の泥や草が多く、腐葉も多く、それに良い微生物が発生した。
         (良い腸内細菌が多くなったと考えられます。)
　②　水質
　　　　半日位、高い所からタラタラと流れる位の水を落とした。
　　　　それにより、酸素も十分入り、良い水質が保たれた。掃除もしないので泥が溜まり、その　　　　　　中に良い微生物が発生した。
　③　自然に近い環境
　　　 水替えの必要がなく、それによるストレスもなく、一番自然の環境に近かった。
　　　　(第2ミニ池も初め泥と腐葉は入れたが、水交換のたびに出てしまった。)

　　以上お転婆の推測です。

　オタマの飼育環境はいろいろな事が複雑に関係するので、何が良かったとは断言できないが、
　第1ミニ池の飼育方法は、悪くはなかったと言えると思う。

その他
 　○ プールのオタマは、特に尾が幅広く色が黒い。　↓

プールのオタマと、箱飼育のオタマジャクシと比べると。↓　　
第1ミニ池のオタマは、箱より大きいが、プールより細かった。

 (オタマジャクシの尾は、天敵のヤゴと一緒に飼うと、幅広くなるそうです。)

○ 第1ミニ池はプールに比べ、大小の差がなく、大きいオタマの割合が大きかった。
　プールは、大小の差があり、大きいオタマの割合が少なかった。