2015年7月23日木曜日

亜成体ガエルは集まる

ミニ池では、どんどんと前足が出て上陸しています。
その可愛い事、何時までも見てしまいます。
亜成体のカエルたちは、集まっている事が多い事に気がつきました。

でも、上り易いとか、日が当たるとか、好む場所は同じなので、偶然一緒になったと思いましたが・・・。
 
良く見れば、両側の開いている所も全く同じ条件なのにいません。↓
見ていると、泳いでいたカエルが集まりを見て、皆のいる所に上がって来ます。
 
このホテイアオイも集まっています。
 
隣のホテイアオイも同じ条件なのにいません。

昨日いなかった、スチロールに今日は集まっています。

先ほどまでいなかったのに、今度はここ↓
 
集まる場所は、日によりコロコロ変わります。
2~3匹集まると、次から次へと集まって来ます。
これはもう偶然ではありません。 仲間といる事が好きなのです。

プールでは全く集まっていません。
田んぼは、ある範囲内に多くいますが、こんなにも集中している事はありません。

プールのカエルは一匹でいて、近づいても逃げず接写できます。
ここ(ミニ池)は、そっと近づいても、それに気づいた一匹がまず水に跳び込み、続いて次から次へと跳び込みます。
写真は、望遠でしか撮れません。

この事に、集まるヒントがありそうです。

臨時 コメント質問の解答です。 
 オタマがカエルに変態して行く時の皮膚色の変化

とても個体差が大きく、前足が出る前から、緑がかったり、背中の模様が一時的にはっきりと現れるオタマもいます。
多くは、前足が出てもオタマ色です。↓

 だんだんと緑になり、尾が吸収される頃は、ほとんど緑になります。
色が変わっていく様子が分る4匹です。 ↓

 尾が吸収されてもまだ、オタマ色が多く残るカエルもいますが、餌を食べ始める頃には、ほとんど緑色になると思います。
例外はいるかもしれません。私の観察の範囲です。

8 件のコメント:

  1. あまがえる大好き2015年7月23日 7:48

    お転婆様

    毎日、ますます興味深いです。読んでいるだけで楽しいです。

    また質問なのですが、オタマ色から緑色に変わっていく様子はどんな感じなのでしょうか。写真からではよくわからないのですが、教えていただけますか。

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    1. あまがえる大好き様

      失敗の連続で、日により色々と変化し、考えも一貫性がなく、読んで下さる皆様には、解り難く申し訳ないと思います。

      オタマ色~緑色になって行くのは、とても個体差があります。だんだんに緑になってはいくのですが、緑がかると急速に緑になります。

      やはり画像の方が分り易いと思いますので、本日のブログに追加しました。

      ご質問大歓迎です。ありがとうございました。

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  2. あまがえる大好き2015年7月24日 8:54

    お転婆様

    わかりやすい写真、ありがとうございました。
    たくさんの個体を近くで見られるということは、やはりすごいですね。
    ブログを読ませていただくことで、さらに興味が深まっていきます。

    ありがとうございました。

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    1. あまがえる大好様

      一つの個体の変化を見ると、更に分り易いと思いますが、記録がなくすみません。
      前足が出る前に、緑がかる個体や、変態が進んでもオタマ色が残る個体もいますので、見つけたら撮影し載せますね。

      赤ちゃんは全て可愛いですが、アマガエルも、あどけない顔をしヨチヨチしていて、もがきながら必死に泳ぐ姿は、とても可愛いです。いろいろな色もあり、面白いです。集まって並んでいる所など見ていると飽きません。

      あまがえる大好きさんのカエルのお話、勉強になり、とても興味があります。
      また聞かせて下さい。

      ありがとうございました。

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  3. お転婆さま

    お疲れさまです。1点質問です。

    7月24日のブログでは、亜成体保護場を撤去したとありましたが、上の写真の仔がえるたちは、いま、どのような状況でしょうか?

    野に放たれた状態ですか?

    先日のお転婆さんの記事にも、しっぽのついた状態では動きも鈍く、熱や乾燥に弱いといった趣旨の内容がありましたので、「撤去」された後の状態が気になりました。

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    1. 竹内様

      亜成体保護場に入れたのは、17,18日に前足が出た35匹で、ほとんどは箱で飼育していたオタマたちです。それから数日経ちほとんど尾は吸収され、動きも良くなったので、ネットの下をカエルが出られるだけ開けておきました。23日は全部のカエルが、自ら出ていませんでしたので、壊しました。

      ミニ池は80×200㎝あり、前足が出たオタマを捕獲するには、金魚の網で追いまわすので、ストレスを与えてしまう事と、怪我をさせる可能性もありました。それに保護場も問題が発生したので、池から直接、亜成体ガエルの意思で自由に分散させる事にしました。
      ですから、まだ尾が長いうちに出てしまう可能性があります。それで、出口は一か所で狭くし、外に出たいと強く思い、必死で出口を探すカエルのみ出られる様にしました。
      餌を食べる時期になっても出られなかった仔がいると困るので、良く観察して、そのような仔は捕獲して出すようにし、またネット内に、枯草など置きました。枯草の中には、細かい虫がいます。

      写真の集まっている仔ガエルたちは、23日にざっと80匹は確認しました。24日には30匹になっていましたから、単純に考えると、50匹は外に出たと思います。尾が無いのに残っているカエルは一匹も確認していません。
      やはりカエルは、脱走の天才でした。
      出て行く他ガエルを見ていて、真似をして出て行くカエルもいると思いました。

      朝、ミニ池の近くで(5m内)で10匹ほど元気に跳ねていました。そこは梅の木の下で、細かい虫は沢山います。水吞み場も作ってあり、吸水している仔もいました。10m位離れた花壇やシマウリの畑でも2匹見ました。
      昨夜は、デッキにも来てくれました。

      自然はリスクが高いですが、今年はこうするしか考えつきません。
      無事を祈ってできるだけ見回り、どうしても危ない仔は保護するつもりでいます。

      また、何か良い方法がありましたら、ご指導よろしくお願いします。

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  4. お転婆さま

    詳細なご説明ありがとうございました。私の質問によって、いろいろとお手間をおかけしてしまったようで申し訳ございません。

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    1. 竹内様

      質問は大歓迎です。
      質問をいただく事により、今まで気付かなかった事に、気付く事が多いです。
      今までもご質問いただいた事により、整理ができ、新しい発見がありました。
      なにより、ブログの「ネタ」ができ助かります。

      説明は、不充分で解らない点もあると思いますので、その時は突っ込んで下さい。

      またのご質問をお待ちしています。
      ありがとうございました。

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