2016年1月15日金曜日

プールのオタマジャクシ

アマガエルのプールにおける繁殖期の行動を、まとめてきました。
あと残っているのは、個体別プールにいた日数ですが、個体識別が困難で、まだ集計ができていません。
途中ですが、プールに産卵され変態したアマガエルの事を先に書きます。

2015年、プールでのオタマジャクシの様子
  4月 5日  合唱始まる。
  4月21日  カップル確認。
   (4月23日  最初の産卵日)
  4月27日  孵化1~2日前の状態確認  
      
       その後は観察できず。

  5月19日 体長約1㎝位のオタマジャクシ数匹確認。
    水温は20℃以上あったので、産卵後7~10日後と推定。
  5月24日  体長1.5~2㎝ 数は少し多く確認できるようになったが、非常に少ない。
 
  6月16日 後足が大きくなっている
6/22 日 プールでの上陸開始。
しかし、この日に確認できたのは、たったの1匹だけでした。

2 件のコメント:

  1. お転婆様

    合唱が始まってから約2週間でカップル成立、2か月後に上陸ですか。長いような短いような、季節的には激変しているので長いといった方がいいんでしょうか。

    梅雨時に上陸の照準を合わせているのは強い日差しや乾燥を避けているのでしょうか。

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    1. スクワイヤー様

      昨年(15年)は、合唱が始ったのが5日と早かったのですが、その後寒くなり中断、本格的に再開したのは20日からでした。
      上陸開始が6月22日でしたから、オタマの期間を40~50日として逆算すると、5月初~10日頃に産卵されたのが育ったのだと思います。
      田んぼは、連休に田植えが始まり、やはり6月20日前後の上陸となっています。

      昨年、プールの縁で乾燥して死んでいる変態中のカエルがいました。天気の良い日は、縁やコンクリートなどの人工物は高温になり、また尾が貼りついて動けなくなる事も多いので、大変危険です。田んぼなども近くに道路や石垣もあるので、暑くなる前の梅雨に上陸するのが良いのだと思います。

      また、出来るだけ早く上陸した方が良いと思いますが、早ければ水温が上がらず一番危険な卵から小さい幼生の期間は長くなり死亡率が、高くなるので難しいです。

      自然は一番良い時期を選んでいるのでしょう。
      しかし、天敵も一番良い時期、カエルの卵や小さいオタマを狙っているので厳しいです。

      私としては、もう少し早く上陸して欲しいので。長く感じます。(笑)

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