2015年8月15日土曜日

フクちゃん自立への一歩

フクちゃん看病記 その6 8/9~ (最終回)

フクちゃんは、昨日芝生で自分で虫を捕って食べました。
 段ボール箱の中では、全く動かず頭を垂れていて、うつ状態の様になってしまいます。 ↓
 これでは生きる屍です。
それで、外で虫を捕る練習と、自分から動くように、庭に引っ越す事にしました。

8/9から、保護場に使用したネットの囲いを庭の花壇に作り、ここに引っ越しました。
 虫集めのライトを付け、安心するように、いままで過ごした受け皿と、お気に入りの赤いお風呂も入れました。↓


アマガエルは、他ガエルの行動を見て真似をするようです。
餌を食べる事を真似して欲しいのと、仲間がいれば安心すると思い、家で生まれた仔に一緒に入ってもらう事にしました。
我が家で生まれた最後の2匹のうちの一匹で、前足が出て6日目、今日から食べ始める頃です。
この仔はオタマの時に皮膚の色が薄かったので、ライト(薄いの意味)ちゃんにしました。↓


フクちゃんは、入れると隅でジッとしていました。

次の朝(10日)、あまり痩せていません。餌を自分で捕って食べたか分りませんが、お腹は空いた方が食べる意欲が出ると思い、この日は餌は口に入れないで様子を見ました。

この日、二匹が近くにいて驚きました。偶然なのか、近くに居る事を望んだのでしょうか。
このまま、23時になっても全く動かず、心配しながら私は眠りました。↓
11日朝、フクちゃんは、痩せています。↓
 ライトちゃんは、お腹がパンパンで、いっぱい食べたようです。↓
まだ7日目なのに、すごいです。
 フクちゃんには、一回だけイモムシを口に押し込みました。

しばらくは、このネットの囲いの中で、過ごします。
餌は、小さな虫をネットの中に入れますが、ほとんど網目から逃げてしまいます。
(囲いの網目を細かくしても逃げるし、虫が中に入らないのでしません。)

痩せて行くようなら、ライトちゃんは自然に放し、フクちゃんは、餌は何らかの方法で与えて様子を見て行きます。

これで、フクちゃん看病記は、終わります。
応援して下さいました皆様、ありがとうございました。

2 件のコメント:

  1. お転婆さま

    うつ状態など精神的なものというよりも、もっと単純に、貧血症状から十分に回復せず、身体がしんどいのではないでしょうか?

    まだまだ、意識が朦朧とする時があるのかも知れません。

    「保護」した以上、健常者の体力水準に近づくまで、積極的な介入があっても問題はないと思います。「保護」とは、そういうものではないでしょうか。それに、クロちゃんのときとは状況が違いますし・・・

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    1. 竹内様

      確かに、うつではなく、貧血とそれによる体力の消耗が著しい状態だったと思います。頭が垂れていたのは、意識が朦朧としたり、眠っていたのかも知れません。

      現在は、体格は小さいですが、普通の仔と変わらない位元気に跳びます。もう少し様子は見るつもりです。

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