まとめ
2―②睡眠について
カエルの睡眠について調べましたが、文献が見つからず分りませんでした。
約5ヶ月間観察して思った事を書きます。
睡眠時の姿勢・状態 時間帯 睡眠の長さ(時間) 睡眠の深さ 熟睡時の傾向
睡眠はかなりの個体差がある。 生まれたての小さいカエルは良く分かりません。
睡眠時の姿勢・状態
眠っている時は、頭を下げて、顎は床などに着く姿勢、目の瞳は細く小さく、トローンとした表情。
近づいて、音などだしても反応しない。 (下記の画像参照)
ある図鑑に、「陽に当たると瞳は小さくなる。」とありました。確かに明るい所は瞳はやや小さく、暗い所ほど大きくなり、夜間はまん丸になっています。しかし陽が当たっても覚醒している時は、目に輝きがあり分ります。 覚醒している時の目と表情 ↓
睡眠の時間帯
個体差はあるが、午後に良く眠る。 多くのカエルは15時過ぎ
ケロジの場合は、12時頃からウトウトし、15~18時に熟睡が多かった
睡眠の長さ(時間)
0~6時間 途中覚醒はする。 日により違い、まったく眠らない様子の日と、6~7時間眠る日が ある。眠る日と眠らない日の周期はない。
睡眠の深さ
浅眠状態で、近づくだけで起きる場合と、大声を出したり、居る場所を強く揺らさないと起きないほど、深く眠る場合がある。
大声でも起きず、乗っている歯車を揺すったら起きた。 ↓
熟睡時の傾向 (ケロジのみ)
観察している中で、ケロジのみ熟睡する時にある傾向が見られた。
熟睡する時は、一日だけの臨時の居場所で、そこは不安定な場所がほとんどであった。
毎日いる、お気に入りで安全な物置では、熟睡している様子はほとんどなく覚醒していた。
この事は、逆で大変不思議である。 なぜ危険な場所で熟睡するのか。?
考え難いが、精神的に疲れて眠るとしか考えられない。もうひとつは、私が近くをウロウロする場所である。物置は私は行かない。人間が近くにいる事で安心したのだろうか。? 来年の課題にしたい。
(ケロジは初めから私を恐れず、馴れると更に平気になった。それも不思議である。)
不安定な危険な場所で熟睡するケロジ ↓
臨時の居場所で不安なはず、でもかなり刺激しても起きなかった。 ↓
安定しているのに、15時になっても眠らないケロジ ↓
カエルがこんなに熟睡する事は知らず、驚きました。
あまりにも無防備ですが・・・・。それで沢山生まれるように自然は作ったのでしょうか。
お転婆様
返信削除こちらにもお邪魔させていただきました。
我が家のアマガエル達は真夏の暑い日(室温が38℃位まで上がります)にエアコンのある部屋に移動すると瞳孔が細くなり熟睡してしまいます。
涼しくて気持ちいいんでしょうかね。
スクワイヤー様
削除古いブログまで見ていただき、ありがとうございます。
瞳孔が細くなり、顎が床に着いている時は眠っているようですね。
ご存知かも知れませんが、
カエル無尾類の体温は、周囲の温度に近く、3~36度の範囲だそうです。冬眠中は、0度も耐えられ、ヨーロッパのある種は-6℃まで生存できるそうです。生息地が40℃を超える地方のカエルは、日中は穴の中で過ごし、夜に温度が下がってから、活動するそうです。
(以上は、両生類の進化 松井正文著より)
38℃あると、カエルの体温もそれ位になってしまうので、辛いと思います。エアコンの部屋に入れば、気持ち良いのだと思います。
私の所は、35℃になる事はあまりありませんが、暑い日は濡れタオルを
巻いて穴を作り側に置いてあげます。 置くと直ぐにその中に入り、気持ち良さそうにしていますね。
アマガエルの睡眠は多くの疑問があります。
① 眠らない日と、一日中眠っている日があります。寝だめできるのでしょうか。?
スクワイヤーさんのカエルたちは、どうですか。夜も眠りますか。?
② 居場所が不安定な時に、良く眠っています。
なぜ不安定な時に熟睡するのか、とても不思議です。